
レッドウィングのブーツが欲しい。
ある時そんな物欲が湧いてしまいました。
レッドウィング(Red Wing)とは…
1905年にアメリカ・ミネソタ州で創業した、世界的な老舗ブーツブランド。
もともとはタフな作業靴(ワークブーツ)として誕生しましたが、その圧倒的な耐久性と、履き込むほどに足に馴染む上質なレザーが評価され、今ではアメカジやストリートファッションに欠かせない一生モノの定番ブーツとして世界中で愛されています。
但し、タフな革と、クッション性に優れた真っ白で分厚いソール(靴底)が特徴のワークブーツのため、ソールが非常に分厚く、足裏の感覚がほぼゼロになるため、車の運転にはまったく向きません。
私はどこへ行くにも愛車であるS660か718ケイマンに乗ってお出かけするため、中々履く機会が少なそうです。
このクルマ中心のブログのテーマ的にも外れています(苦笑)。
そんなブーツを欲しくなったきっかけは思い出せませんが、履き込むほどに足に馴染む、一生モノ、定番アイテム、エイジングが楽しめる、と私の大好きな要素が非常に多いため、私が欲しくなるのはまさに必然と言ってもよいでしょう。
運転するときに使えなくても、クルマから降りて街歩きするとき用として、こういう育てる楽しみがある靴が1足くらいあってもいいでしょう。
靴磨き、結構好きですしね。
いつもなら、靴であっても通販で購入し、サイズで困ったことはほとんどないのですが、レッドウィングは実店舗に出向きサイズ合わせした上で購入することにします。
しかしここで問題になるのが…一番近いレッドウィング直営店は名古屋の栄にあること、です。
レッドウィング・シューストア 名古屋に向けてS660で行く
注:本記事の撮影写真はハンズフリーにより安全に撮影しております。
岐阜から一番近い直営店、レッドウィング・シューストア 名古屋は思いっきり名古屋の中心部、大都会の真ん中にあります(岐阜県民基準)。
道路は東海地方では最も混雑しており、私の空間認識能力の低さでは、クルマで行くには困難な場所…と思っています。
当初は電車か、小牧あたりまでクルマで行き高速バスに乗り換えて行こうと思っていましたが…
それらの運賃を計算すると、クルマで直接行き、現地の駐車場を使っても値段はほとんど変わらない…。
公共交通機関で行くメリットが少ない。
仕方ない…混雑する都心のドライブは苦手ですが、今回は勇気を出してクルマで行ってみようと思います!
今回の相棒は、非常にコンパクトで小回りが利く軽スポーツ車であるS660。
718ケイマンの方が都会派スポーツ?的な雰囲気があり、高級店が並ぶ都心部の道を颯爽と駆け抜ける姿は様になりそうですが、都会ドライブが不慣れな私にはそんな余裕はありません。
不慣れな道、初めて走る道でのS660の機動性の高さは本当に頼りになります。
更に出発時間は混雑する時間を避けるために朝6時!
完璧な作戦です。
左手に名古屋市役所 本庁舎、右手に愛知県庁 本庁舎。
名古屋の都心に近い、この市役所交差点まで来ても、目論見通り交通量が少なく快適です!
余裕のドライブですね!
しかし、です。
こんな朝早い時間にお店に突撃しても、レッドウィング・シューストア 名古屋の開店時間は朝10時。
当たり前ですが、早過ぎです。
今行ってもわざわざ駐車場で、駐車料金を加算させながらぼーっとするだけになってしまいます。
もちろん、ちゃんとその辺りも考えていますよ。
目的地を通り過ぎ、更にS660を走らせ向かったのは…
名古屋南区にある健康ランド「湯~とぴあ宝」。
ここは24時間営業している施設なので非常に便利。
今回のように混雑する名古屋の都心部を走らなければいけない場合は、空いている早朝に走り抜け、ここで時間調整して目的地へ向かうという使い方をよくします。
今回もここで時間調整します。
温泉か喫茶店があればいくらでも時間を潰せますから。
湯~とぴあ宝は入館料だけで、漫画読み放題、映画上映、歌謡ショーやビンゴ大会などなど、お風呂以外にも無料のエンタメが充実しており、一日中過ごしてリラックスできる施設。
私はお風呂休憩目当てで、別の目的地があるのでそれらのエンタメを利用したことはありませんが。
食事も充実しており、モーニングビュッフェは非常に魅力的!
この日は利用しませんでしたが、ここを目的地として早朝ドライブするのも大いにアリですね。
建物自体はどこか昭和の雰囲気も感じます。
開業が1986年(昭和61年)らしいので今年は開業40年。
2008年に全館リニューアルオープンしているようですので、新しい設備も多いですが古さを感じさせる部分もあります。
そのためお風呂は施設規模を考えるとちょっと狭いと感じました。
でも不満を覚えるほど狭いわけではないので気に入って利用しています。
お風呂で時間調整ができたので、改めて目的地に向かいます。
目的地はレッドウィング・シューストア 名古屋がある中日ビル。
10時前ともなると交通量も増え、短い距離でもそれなりの時間を要し、車線変更一つでも気を遣うようになります。
駐車違反の路駐車が多く、見通しが悪い中、飛び出してくる人間や車に警戒しながら進みます。
都心部の道路はどこで曲がればいいのか…タイミングがシビア。
間違うと戻ってくるのにかなりの時間を要します。
やはり都心の運転はストレスが溜まります。
目的地の中日ビルに到着。
広大な地下駐車場。
少し迷いましたが無事にS660を停めることができました。
都心の地下駐車場には、月極で借りている高級車が多く目の保養になります。
軽自動車のS660の場違い感は大きいですね(苦笑)。
恐らく718ケイマンで来ていたとしても同じ感想を抱いていたでしょう。
911であれば様になった、と思いますね。
地元のイオンの駐車場などでは718ケイマンと911の車格差はほとんど感じませんが、このような場所だとその車格差は非常に大きいものだと思い知らされます。
レッドウィング・シューストア 名古屋でアイリッシュセッター 875を購入
遂にレッドウィング・シューストア 名古屋に到着。
通販ではなくわざわざ実店舗に赴いたのは理由があります。
まず一つ目の理由として、「一般的なスニーカーのサイズ」が全く通用しないからです。
レッドウィングのブーツは、アメリカサイズでかなり大きめに作られています。
普段履いているスニーカーと同じサイズで履いてしまうと、高確率でぶかぶかのサイズが届いて大失敗するというのが事前に予習していて知っていたので、最初の足入れはプロの見立てていただこうと思いました。
二つ目の理由は「足の長さ(サイズ)」だけでなく「足の幅(ワイズ)」の概念があること。
一般的な靴は足の長さでサイズを判断しますが、レッドウィングの場合は「Dワイズ(標準)」や「Eワイズ(広め)」といったバリエーションが存在します。
これも実際に測っていただかないと分かりません。
三つ目の理由は「自分の足専用」に育てるために妥協できないから。
本革のワークブーツは、最初は「修行」と呼ばれるほど革が硬く、履き込むことで自分の足の形に変形(エイジング)するもの。
最初から少しでもサイズがズレていると、革が変なシワの入り方をしたり、いつまで経っても激しい靴擦れに悩まされたりして、せっかくの「一生モノ」が台無しになってしまいます。
直営店のスタッフは「将来どう革が馴染むか」まで見越してジャストサイズを選んでくれます。
決して安くない金額のブーツなので失敗したくはないですからね。
私のお目当てのモデルは茶色の革(オロレガシー)に白い厚底ソールを備えた6インチ丈のモックトゥのレッドウィング 875。
スタッフさんにサイズを測定していただき、候補となるいくつかのサイズを実際に履いてみて感触を確かめます。
私にとってはファーストレッドウィングになる1足を選ぶ作業。
事前に予習をしてきましたが、スタッフさんに色々質問攻めしたりもしました(笑)。
色々教えていただきながら、サイズ選びする体験自体が非常に楽しいですね。
これはオンラインショッピングでは味わえない購入体験です。
普段の靴は例外なく全て26.5cmを選ぶ私のレッドウィングのサイズは7 1/2 Eワイズでした。
私の足の形状は癖のない標準的な日本人の足型でした。
日本人に適したEワイズの方が安定して流通しているので、私もEワイズで嬉しい。
7 1/2(セブンハーフ) は、日本サイズに換算すると約 25.5cm。
レッドウィングは革が伸びることを考慮し、且つ靴の中で足が遊ばないようタイトなサイズを選ぶのがセオリーです。
私のファーストレッドウィング、購入!
合計金額 54,670円。
ブランドの革ブーツとしてはコスパ最強なレッドウィング…ですが、お高い靴はほとんど持っていない私には大きな出費です(苦笑)。
大事にしなければ…!
シューホーン(靴べら)とケア用クリームも購入。
必須品です。
無事に私のサイズに合った875を手にすることができて満足。
レッドウィングは2026年7月に控えている大幅な価格改定(値上げ)を控えており、値上げ前の駆け込み需要のため875のような超定番モデルのゴールデンサイズが軒並み在庫切れ・入荷待ちになっているようです。
そのため在庫がないことを覚悟して、せめて試着だけして予約しようと思っていましたが、運良く7 1/2のEワイズとDワイズの最後の1足ずつが残っているタイミングだったので、ちゃんと試着出来た上、その場で購入し持ち帰ることができました。
ギリギリセーフ。
運が良かった…!
しかし本当の試練はここからだと聞きます。
新品のレッドウィング、特に875のような本格ワークブーツを手にしたものは「修行」とも呼ばれる履きはじめの試練に直面します。
その堅牢さゆえに、新品時の革は硬く、足首や踵に容赦なく食い込みます。
厚みのあるソールは一切しならず、歩くたびにカクカクとした違和感や靴擦れの痛みに耐えなければならないとのこと。
しかし、この試練こそが一生モノになるための不可欠なプロセスであり、数週間から数ヶ月履き込むことで、革は足の動きに合わせて柔らかく形を変え、中底は足裏の形に沈み込んでいきます。
苦楽を共にして「自分の形」に仕上がった一足は、当初の硬さが嘘のような最高の履き心地へと進化し、唯一無二の相棒となるようです。
なんとも面白いじゃないですか。
ネグローニのドライビングシューズで自分の足の形に変化した革の心地よさは体験済。
これは頑張るしかないです。
ここからがスタート。
頑張って履き込んでいこうと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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