ゴルフGTI用のタイヤとして…念願のミシュラン パイロットスポーツ5を購入しました!
タイヤ交換時期到来…次のタイヤは!?
先日、うちのゴルフGTIのタイヤ残り溝を点検すると…スリップサインまで0.9mmでした。
今履いているタイヤはゴルフGTI(7.5世代)の新車装着タイヤ『ブリヂストン POTENZA S001』。
製造日の刻印は『1618』とありますので、2018年4月16~22日に製造されたもの。
そして私のゴルフGTIは2018年式。
つまりこのタイヤは新車装着時に履いていたタイヤということでしょう。
スタッドレスタイヤを履いていた時期もあったでしょうけど、それでも4年間…結構走りましたね!
S660でハイグリップタイヤをハイペースで溶かしているので…1年以上同じタイヤを履き続けられること自体が驚きです。
さて、このポテンザ…性能に不満は全くありませんでした。
4年間で相応に劣化しているとは思いますが十分グリップしましたし、操作性や快適性も高く…欠点が全くありませんでした。
でも溝が少ないと雨の日は怖いですし、ゴムも固くなっているでしょうから…もう引退させてあげましょう。
次に履くタイヤは既に決めていました。
ずっと購入するのを楽しみにしていたタイヤ『ミシュラン パイロットスポーツ5』です!
パイロットスポーツ5は今年の3月に発売されたばかりの新モデル!
タイヤというのは新モデルを直ぐに履きたくても、履き替えタイミングが合わなかったりすると履けませんからね。
今回はタイミングが合いそうでしたので楽しみにしていたのです!
新しいもの好きにはたまりません!
もちろん新しいモデルであればなんでも良いというものではなく…性能面でも検討しました。
- ゴルフGTIで一番人気があるタイヤはミシュラン パイロットスポーツ4。
- 欧州車は車両の重量が重く、そしてトルクが大きい。
そのため欧州車への装着を前提に設計されている欧州タイヤの方が相性が良い。
- 欧州車には雰囲気を重視して欧州タイヤを履かせたい。
- ゴルフGTIは万能車。
高い快適性、優れた乗り心地を捨てるなんてもったいない!
ゴルフGTIの良いところ全てを発揮できるタイヤにしたい。
これらの理由からミシュラン パイロットスポーツ5、一択でした。
ちなみにサーキットは走りません。
ミシュラン パイロットスポーツ5の注文から受取りまで
タイヤを購入する時はいつも利用させていただいているお店があるのですが、今回そのお店ではパイロットスポーツ5の在庫が確保できなかったようでした。
仕方がないので別のお店で…とネットで探しましたが…全然ないっ!
どこも在庫がないっ!
新モデルのタイヤって割と争奪戦なのですね…ほとんどのショップで在庫なし、入荷未定です。
どうしよう…今履いているポテンザの溝がなくなる前に見つけ出さないとゴルフGTIが乗れなくなってしまう…他の銘柄にはしたくないし…。
と、諦めかけたところで、1件だけ在庫があるお店がありました!
そのお店の名は…TIRE Wheel PREMIUM(タイヤ ホイール プレミアム)というネットショップ。
私は知らないお店だったので「どうして他では一切在庫ないのにここにはあるのだろう…?怪しい…」と率直に思いました。
評価を調べると…評判良いですね。
「何処を探しても在庫無しと言われた物が見つかりました。」というレビューもありました。
むむむ…背に腹はかえられぬ!と思い切って注文。
お値段は1本25,800円。
S660サイズの『ADVAN NEOVA AD08R』よりは安いけど『ダンロップ DIREZZA ZIII』よりは高い…という値段です。
まぁハイグリップタイヤよりは1.5倍から2倍は長く使えるでしょうから、安いと言えば安…い?
尚、注文したのは5月末。
納期は7月中旬でしたが…その後【7/7】に…更に【6/18】に納期が短縮されました。
うーん…このショップ…中々やるかもしれない!
一気に好感度が上がりました!(チョロい)
その後、ちゃんと予定日にタイヤが届きました!
念願のパイロットスポーツ5が届きました!
嬉しい…!!
嬉しいのですが…タイヤに貼ってあるラベルが…予想していたものと違います。
私がネットで見たこのタイヤの写真は、赤色に白文字で PILOT SPORT 5 と書いてあるラベルが貼られていました。
どうしてこのタイヤのラベルは違うの…?まさか偽物…!?
少々不安になり調べてみました。
まずトレッドパターンやサイドウォールデザインは全て本物と同じ…後述しますがサイドウォールデザインはこのタイヤの先進技術が取り入れられた特徴的な作りなので偽物では真似できないでしょう。
そして何より刻印されているのが…
『MADE IN FRANCE』の文字!
そしてDOT F3の文字!
F3は製造工場コード…調べてみると『MANFACTURE FRANCAISE DES PNEUMATIQUES』という正真正銘のフランスの工場でした。
つまりこれは…フランス本国製!?
ミシュランはフランスの会社なので通常であれば驚くことではないのですが…
この新モデルであるパイロットスポーツ5からアジア向けにはタイ製か中国製がデリバリーされることになっているのです。
別にタイ製でも中国製でも嫌ってことはないですが…なんとなく本国フランス製というのは…嬉しいです(笑)。
更に調べてみると、下記リンク先のようにTIRE Wheel PREMIUM(タイヤ ホイール プレミアム)では生産年から生産地まで選んで注文できるみたいですね。
それらは完全に運次第だと思っていました…このショップ中々すごいですね…。
疑ってごめんなさい!
ミシュラン パイロットスポーツ5を取付け!
タイヤを手に入れたら早速取付けましょう!
岐阜に住んでいた時は行きつけのタイヤショップがありましたが、今は名古屋に移り住みましたのでこちらでタイヤショップを探します。
タイヤ交換をネット予約できるところはあまりないのかな?
うちの近所のタイヤショップはどこも予約できなかったのでそれが普通なのかな。
予約は諦めつつ…ネットで近隣のタイヤショップのホームページを色々見回り…作業場も良く整理されていて、機材も手入れが行き届いている良さげな雰囲気を感じたタイヤショップに決めて突撃!
外に立っているだけで汗が出るくらい暑い日でしたが、お店の方は疲れた顔一つせず丁寧に作業をしてくれました。
私は冷房の効いた待合室で涼んでいただけですけど!
すごく雰囲気良いショップだったのでまた利用したくなりました。
このパイロットスポーツ5は、優れた応答性と操作性を実現するパイロットスポーツ4を進化させた最新モデル。
「走る愉しさ」から「見た目の満足感」に至るまで、スポーツタイヤに求められる性能領域を最大化した製品という触れ込みです。
見た目のデザインまで作りこんでくれるのは非常に嬉しいです。見た目大事。
フルリングプレミアムタッチというほぼ全周に施した黒いサイドウォールデザイン。
一目でわかるすごく綺麗な深い黒…!!
ゴムの黒色ではなく本当に黒いのです!
こんなにカッコイイデザインのタイヤを履いてしまうと他のタイヤに戻ることができなくなるかもしれない…っ!
見た目の満足感は最高です!
パイロットスポーツ5の感想【レビュー】
しっかり100kmタイヤ慣らしをした後、公道でのパイロットスポーツ5の性能を試してみました。
率直な感想は、街乗りでは新車装着タイヤPOTENZA S001と似た感触であり、タイヤの性格としては同じ方向の物だと感じました。
速度域を上げると、ポテンザ以上の性能を体感できました。
パイロットスポーツ5は路面との接地感はしっとり柔らかいのに剛性感は抜群。
ステアリングを切った際の応答性も高く、操作性はとても気持ち良いです。
しかしこれはPOTENZA S001は経年劣化して溝もなくなってきた時の性能が色濃く記憶に残っているのでその分の差かもしれません。
総じて同程度の性能であると感じましたので、割高な新車装着タイヤから乗り味を変えることなく履き替えることができるのでベストな選択肢であると言えます。
明確にパイロットスポーツ5の個性を感じたのが2つ。
まずきつい峠道で…元気にコーナリングするとタイヤノイズが聞こえてきます。
不快なタイヤノイズではありません。
グリップしているのが音でも伝わるのでこれはこれで面白いです。
コーナーを攻めている時以外はほとんどタイヤノイズが気にならないほど静粛性は高いです。
もう一点、0kmからの発進ですが…元気良く発進しようとするとPOTENZA S001ではホイールスピンして最速では発進できなかったのですが、パイロットスポーツ5ではしっかり路面に踏ん張って最速で発進できるようになりました。
絶対的なグリップは公道しか走っていないので試せませんでした。
グリップとタイヤの摩耗のし易さのスペックであるトレッドウェアは340ですので、さすがにトレッドウェア180のADVAN NEOVA AD08Rやトレッドウェア200のダンロップ DIREZZA ZIIIほど路面をガッチリ捉えている感は劣るのは感じ取れますが、公道では全く問題ないです。
実際、これが本当にトレッドウェア340もあるの?ってくらいしっかりグリップしてくれます。
前モデルであるパイロットスポーツ4がゴルフGTIにほぼ一択というくらい大人気だったのがよく分かりました。
重量のあるドイツ車を軽快にコントロールすることができるこのタイヤの操縦性の良さは脱帽。
更に見た目もカッコイイのです…今の時点では文句なし!です!
しかもミシュランは「最後まで続く走る愉しみ」を目指して開発したと言っています。
どのタイヤでも新品時に比べて経年劣化し溝が少なくなった時の性能は明確に落ちますが、このタイヤではその辺りも期待できそうで楽しみです。
とても分かりやすくて詳しいレビューで参考になりました。
私は純正装着のミシュラン→ブリヂストン→ダンロップと履いて、その後、初代パイロットスポーツを履いた時に雨天のグリップのレベルの違いに感動して虜になり、その後、PS2から3、そして、現在の4までパイロットスポーツを履き続けています。
PS2はややハイグリップ方向にシフトチェンジしたイメージで初代ほどの感動はなかったですが、3ではハンドリングがとても軽やかで素直になり、再び感動したのを覚えています。
これ以上のタイヤは無いのでは?と思いながら、4に交換したのですが、さらにハンドリングが軽やかになり、ミシュラン恐るべしと驚かれました。
そして、そろそろまた交換時期が迫っていることから、5についての色々なレビューを見ていたところ、タイ製が多い様子。行きつけのショップでも「ミシュランは最近タイ製がよく入ってくる」と聞きました。
これまで初代から4まで全てミシュランの正規輸入品を購入してきており、次も正規品で探そうと思っていましたが、何となく「欧州製が良いな〜」と思っています。
もちろんミシュランが管理していれば、タイ製でも性能的に問題ないことは理解していますし、PS2の時にブラジル製を履いたこともあるので構わないという気もするのですが、何となく、欧州製がテンション上がるんですよね。
(初代フランス、2ブラジル、3ドイツ、4スペインでした。)
行きつけショップでも「並行輸入品でも性能的には全然問題ないよ」と言われているのも選択肢を広げる要因になりました。
それで再び色々と調べていたところ、こちらのページに辿り着いたという感じです。
しかも、私がまさに購入を検討しているショップで購入されているじゃないですか。
タイヤホイールプレミアムさんは、自社の取扱商品が並行輸入品であることを明記していることが好印象なのと、他店ではやっていない製造年週と製造国の確認ができる数少ないショップです。そして、本店が私と同じ市内。
私が欲しい情報を100%得ることができて本当に参考になりました。ありがとうございます。
ちなみに記事にあったラベルの件ですが、最近ミシュランはラベルを変更したようです。
https://news.michelin.co.jp/articles/20221201-michelin-sustainable-label-release
詳細なコメントありがとうございます!
ラベルについてご教示いただきありがとうございます。
これからはこのラベルなのですね…前の方が見栄えが良いのでちょっと残念です。
タイヤは安い買い物ではないですし、車の性能や信頼性に関わるものですのでやはり本国製の方が気分よく使えますね!
タイヤホイールプレミアムの回し者では決してないですが、何度か利用していますが今のところ対応に満足しておりますのでオススメの業者です!