前回から引き続き、簡単な日常点検と消耗品交換する記事。
今回はゴルフGTIです。
いくつか買った新しいグッズも実戦投入していきます！
ゴルフGTIの日常点検と消耗品交換
私は自分でDIY整備ができないので日常点検はしっかりやります。
メニューはJAFのホームページに書いてある15項目。
ごくごく普通の点検です。
国産車は普通に使って普通にプロの整備を受けていれば、日常点検で異常を見つけることはほとんどないと思います。
もちろん、このフォルクスワーゲン車でも日常点検で異常を見つけたことはないのですが…
エンジンオイルの量、タイヤの状態・溝の深さ・タイヤ空気圧は…ほんの少しだけ国産車に比べてやりがい（？）があります。
まずエンジンオイル量の点検ですが…この車を購入した際にディーラーさんに言われましたのは、ドイツ車はエンジンオイルが減るので減ったら継ぎ足してください、ということ。
これはまぁこの車に乗る前から噂として聞いていたドイツ車の特徴。
ドイツ車のロングライフエンジンオイルは新しいオイルを加えることによって劣化したオイルと新しいオイルが混ざり合って性能をより長く維持する、という設計ですのでオイル補充は大事です。
そのためオイル点検は定期的に確認しなければいけませんね。
私は2,000km毎にオイル補充、8,000km毎にオイル交換しようと考えています。
しかし…この車を中古車で買って1年10,000km乗りましたが…オイル全然減りませんね。
ちょっと拍子抜けです。
購入した時点で走行距離30,000kmの車だったので『オイルが減る時期』はもう過ぎたのかも…距離増えていくうちにオイル減りはなくなるとも聞いたこともありますし。
まぁ…せっかく日常点検しているのですから今後もちゃんと点検していきます。
尚、この時もオイルは減っていませんでした！
お次はタイヤの状態・溝の深さの点検。
タイヤの点検は偏摩耗していないか、釘等が刺さっていないか見ます。
今履いているタイヤはゴルフGTIの新車装着タイヤ『ブリヂストン POTENZA S001』。
このタイヤはトレッドウェア（グリップや摩耗耐性に関わる性能）が280ですので、それほど路面の小石等を拾い上げることはないですが…S660で履いていた『ADVAN NEOVA AD08R』はびっくりするくらい路面に落ちているものを吸いつけました。
納車して2週間でパンクして、交換したタイヤさんから家に帰る道中で金属片が刺さったのは良い思い出…いや、苦い思い出です。
幸い、その金属片は内側まで達していなかったので事なきを得ましたが…それ以来、タイヤに何か刺さっていないかちゃんと定期的に点検するようにしています。
タイヤ溝を測った結果、スリップサインまで0.9mm。
そろそろかと思っていましたが、そろそろですね！タイヤの替え時です！！
実は欲しいタイヤがあるのでこの時を楽しみに待っていました！
欲しいタイヤとは…これはその時の記事でご紹介します。
空気圧もちゃんと測ります。
このゴルフGTIを購入して1年10,000km走り、その間に2回車両の空気圧センサーが異常を検知して警告灯を点灯、メッセージが出ました（写真なし）。
その時は直ぐに車を停めて車載していた空気圧ゲージで点検しましたが異常なし。
センサーの誤検知だったようです。
空気圧警告灯はインフォテイメントシステムから自分で消灯させることができます。
この空気圧センサーは4輪全ての空気圧が設定値（登録した値）と一致していない場合に運転手にそれを知らせるもの。
空気圧は温度で容易に変わるので点検してOKなら問題なし。
「外車は故障が多い！」と声高に言う人らはこれも故障とカウントしてしまうかもしれませんが、当然センサーの故障と言うわけではなく測定のブレなので問題ありません。
続きまして消耗品の交換です。
『キャビンフィルタープレミアム（抗ウイルスタイプ）』
私でも簡単に交換できるアイテム…エアコンフィルターです！
この時は花粉シーズン後だったので、交換にはちょうど良い時期。
S660はほとんどオープンで乗っているのでエアコンフィルターは飾りのようなものですが、ゴルフではちゃんとエアコン使いますので大事な部品です。
購入したのはボッシュの輸入車用エアコンフィルター『キャビンフィルタープレミアム（抗ウイルスタイプ）CFPR-VW-9』。
ボッシュの国産用エアコンフィルターと同じく、（除塵タイプ）＜（脱臭タイプ）＜（抗ウイルスタイプ）と3タイプの製品があり性能とお値段が上がっていきます。
ゴルフGTIは万能性が売りな車、それなりに快適性も高いのでそこは安易にスポイルしたくない…ということで一番お高い、抗ウイルスタイプにしました。
尚、ボッシュのエアコンフィルターにした理由は車と同じドイツ製だから…というわけではなく、青色が気に入っていて昔から国産車でもボッシュのエアコンフィルター使っているからです。
同型のゴルフ7で人気の社外フィルターを調べると『MANN FILTER Frecious Plus（フレシャスプラス）』が人気のようですね。
こちらの製品も3タイプの製品があり、一番高いタイプでもボッシュより安いようです。
というかボッシュは高いです…。
こだわりがなければこれでも良さそうですね。
一つ気になったのが…輸入モノのエアコンフィルターって日本特有の汚れ…スギ花粉やPM2.5をどのくらい想定して作られているのか…ということです。
輸入モノはやっぱり生産国の環境にあったフィルターになっているのでは…？と、根拠なく思いました。
そうは言いつつ、ボッシュのフィルターは中国製なんですけどね…？
ゴルフ7のエアコンフィルターは歴代ゴルフシリーズの中でも最も簡単にエアコンフィルターを交換できる構造…と聞いたことありますが、フィルターのロックカバーのツメを外すのにリムーバルツールが必要な時点でホンダ車より面倒！（笑）
不器用な私は若干苦戦しました！！（苦笑）
今回経験したので次からはスムーズにできそうですけど…。
ちなみにフィルター交換手順はmaniacsさんのページを参考にさせていただきました。
そして取外したエアコンフィルターと交換するフィルターを比較すると…
おぉー！こんなに汚れて…あれ？…汚れてない…ぞ？
どう見ても新品だこれ！！
自分では車を購入してから1年の間、一度も交換したことないのに…新品が取付いていました。
どうやらどこかのタイミングでディーラー入庫した際に交換された模様。
それにしてもこの綺麗さは…かなり最近交換されたものだ…身に覚えが全くない…。
まぁ、交換しなくて済んだのはラッキーと思うことにします。
お次は秘密兵器の投入。
ワイパーブレードを交換します！
フォルクスワーゲン純正撥水ワイパーブレード！
これは元々車に装備されている本国純正ワイパーブレードとは別物で、日本専用の純正アクセサリーです。
ゴルフ7に限らずフォルクスワーゲン車のワイパーは、作動時にビビり音が発生することが多いようです。
私のゴルフGTIも納車時にディーラーの営業さんに、ワイパー作動時ビビり音が出ることがあると説明を受けました。
どうやらアウトバーンでの高速走行時にワイパーが風圧で浮き上がるのを防ぐために、ガラス面にワイパーを押し付ける圧が強いのが原因のようです。
納車時はその日のうちに結構な雨に降られ…早速ビビり音を聞いたのでした。
このビビり音、車両によって個体差はあるでしょうが…うちのゴルフGTIはかなり鳴ります！
雨の日にワイパー使うのがちょっと躊躇うレベルでしますので、対策品を導入することにしました！
それが今回購入したフォルクスワーゲン純正アクセサリーの撥水ワイパーブレード。
これはフォルクスワーゲングループジャパン（VGJ）が国内メーカーと日本の環境に適したものを開発したもので、ビビり音解消できると謳われているもの。
お値段はめちゃくちゃお高いです…。
VW純正 フロント撥水ワイパー（650mm） ￥6,820
VW純正 フロント撥水ワイパー（450mm） ￥4,730
VW純正 フロント撥水ワイパー装着用アダプター ￥385
計11,935円。
フロントウィンドウのワイパー交換にはこの3点が必要です。
ワイパーブレード交換費用としてはかなりの出費ですので効果は期待したいところですね！
写真ではちょっと見づらいですが、Volkswagenの文字がカッコイイです…装着すると目に入る機会ないですけど。
装着後、乾いた状態のフロントガラス上で3分間ワイピングさせるとガラス表面に撥水成分の皮膜が形成されるらしいです。
KeePerLaboで洗車してもらい、その場でワイパーブレード交換をしてワイピングしました。
撥水の効果の程は…よく分かりません…が、ワイパーのビビりは一切なくなりました！
これは感動ものです！！
ビビり音のせいで雨の日にゴルフGTIを出すのもちょっと嫌になるくらいでしたが、これで気にする必要はなくなりとても嬉しい…。
ワイパーのビビり音でお悩みの方にはこのワイパーブレードはオススメです！！
…と言いたいところですが、先日ディーラーに行った際にこのワイパーブレードの話をしたら…もう生産していないらしく在庫がない…とのことです。
な…なんてこったい…。
今回交換したワイパーブレードの交換時期が来たら…またビビり音がしない別のワイパーブレードを探さなきゃいけません。
ちなみにこのワイパーブレードはアダプタを介して取付けているので、そのアダプタが運転席から僅かに見えます。
更にもう一つ消耗品を交換…車自体の消耗品ではないのですが。
助手席下に忍ばせている湿気取りのドライペットを交換します。
車内の湿気を除去してカビの繁殖や雑菌を防ぎます。
湿気は臭いの原因や錆の発生原因になりますのでしっかり対策しておきます。
ゴルフは気密性が非常に高いですが、雨の日も乗る車ですのでどうしても水分は車内に入り込んでしまいます。
たまにドライペットの中の薬剤を確認すると水分を吸収しているのでしっかり仕事をしているようです。
ゴルフGTIの新グッズ投入！
いくつかゴルフGTI用のグッズを購入したので実戦投入していきます！
VW Double USB Charger Insert
先ずは純正アクセサリー『VW Double USB Charger Insert』です。
アクセサリーソケットに挿入するタイプの2ポートUSBカーチャージャーです。
特徴はVolkswagenのロゴ入りであることと、リング状に白色LEDが点灯すること！
これでお値段なんと…4,950円（税込み）！
高い…高すぎる…！！
それまではAUKEYのかなり似たデザインのカーチャージャー使っていて、1000円ちょっとだったので非常に割高に感じます。
Volkswagenのロゴはカッコイイですが、運転手目線だとロゴがほとんど見えません。
写真はかなり接写した状態。
しかし…実はこの製品に大満足しています！
装着時に点灯する白色LEDがシフト周り等車内各所の白色アンビエントライトの色味とほとんど同じだからです！（写真では見づらいですが）。
この一体感はさすが純正アクセサリーですね。
お値段は高いですけど後悔はしていません！こだわりのある方にオススメです！
COX ボディドクタークッション (G7 Check/Red)
お次に紹介するのはこのアイテム、COX ボディドクタークッションです。
シートと腰の隙間に設置して隙間を埋める天然ラテックスのクッション。
運転を更に快適に、疲労軽減できるなら面白いと思い購入。
割と人気の製品でずっと売り切れでしたが、在庫復活したタイミングで購入することができました！
お値段はなんと13,750円（税込み）！
うぉぉ…高い…高いですが車と人間をフィットさせるこの手の製品は大好きなので購入しました！
純正シートに装着（といっても置くだけですけど）した写真はこちら。
タータンチェックのパターンが全く同じなのは当然としても、色味まで全く同じなのは予想外に嬉しいですね！
使用した感想ですが…
私の体系の場合は元々隙間が小さかったためか、これを入れると着座位置が僅かに前方になりホールド感が浅くなります。
シートのサイドサポートの機能が減ってしまいスポーツ走行するにはマイナスです。
それでもシートに密着はしているので快適ではあります。
私はスポーツ走行したいので、残念ですが普段使いは諦めました…。
とはいえ、逆に考えるとこれを使っている場合はシートに固定されずリラックスして座れるということですので、走行していない時…例えば車内で誰かを待ったり時間を潰したりする時に使用するとすごく有用です。
走行時は助手席の人に使わせてあげるといいかもですね！
想定していた使い方とはちょっと違いますが、価格分の価値は十分ある良いアイテムでした。
COX オリジナルフロントサンシェード（VW系汎用）
そしてこれからの時期に大活躍間違いなしのアイテム、COXのフロントガラス用サンシェードです！
直射日光による車内の温度上昇を緩やかにしてくれる暑い季節の必需品ですが、私の場合は強力な紫外線による内装材の保護と、車内を容易に覗かれないようにする防犯効果を非常に重要視しているので、駐車時は1年中サンシェードを装着するようにしています。
特にゴルフGTIのタータンチェックの柄がどの程度耐久性あるのか不明ですが、極力色褪せないようにしたいものです。
当初は純正アクセサリーのサンシェードが欲しかったのですが、去年の夏頃の時点で在庫切れ再入荷なしと言われて困っていました。
外車がそうなのか、フォルクスワーゲンがそうなのか分かりませんが…純正アクセサリーって直ぐに手に入らなくなりますね…。
欲しいものがあれば直ぐに手に入れた方が良さそうです…。
それはさておき、VW系車の社外パーツを多く作っているCOXのサンシェードなら品質的にもバッチリでしょう！ということで今回導入してみました。
お値段は11,000円（税込み）！
いやいや…高いでしょ！
サンシェードは本来車への紫外線ダメージを肩代わりしてくれるアイテム…劣化が激しく消耗品のイメージなので、このお値段は少々辛いです…。
造りは非常にしっかりしており、高いだけあって質感は高め。
外は黒、車内側がシルバーとなっております。
フレームがしっかりしており…フロントガラスほぼ全面に隙間なくしっかり収まるサイズなのはすごく良いのですが…そのしっかりしたフレームが逆に毎日付けたり外したりする際に内装材と接触し、擦れ跡が付かないか若干心配ではあります。
この辺りは芯が入っていないふにゃにゃな安物サンシェードの方が内装材の擦れの心配という面では安心ではありますね…一長一短。
とはいえ、駐車時には必ず装着するサンシェードですので安物ではなくカッコいいデザインのサンシェードを使いたいところ。
そういう希望にはしっかり答えてくれる質感の高いサンシェードだと思いますのでこれから使っていきます！
今回の車弄りは以上！
DIY整備とは一切無縁の私ですが、誰でもできる点検や消耗品交換はしっかりやっていきたいところです。
ゴルフGTIの場合は外車ということもあり、あまり他所では見ない珍しいグッズがたくさんありますので、収集するのも楽しいです！積極的に集めていきたいですね！
今回ご紹介した3つのアイテムは全て『maniacs』さんのWEB SHOPで購入しました。
フォルクスワーゲン/アウディ車乗りならお馴染みのお店でかなり頻繁に利用させていただいています。
いつか実店舗も行ってみたいところですね！
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