愛車紹介:Volkswagen Golf GTI(過去車)

ゴルフGTI

ゴルフGTIに乗ってます。
ゴルフ7のマイナーチェンジ後の、所謂7.5世代と呼ばれるものです。
今年の8月に中古車で購入して3,000kmほど走りましたが、ほんと非の打ち所がない良い車です。

ゴルフGTI
納車時に記念撮影した写真

CR-Zから乗り換えるに際して検討した事項

CR-Zからの乗り換えで、他にはS660も所有している状況でした。
次の車を選ぶ上で一番考慮したポイントはS660といかに両立させるか、です。
せっかく2台あっても、片方を乗らなくなってしまっては元も子もありません。
一人暮らしなので、私自身が乗らないと他に乗る人いないですし、車がなくても生活できる地域に住んでいるので乗らないと本当にただの盆栽になってしまいます。

幸いS660は非常に尖った性格の車ですので、S660にはない要素をあげるのは簡単です。

  • パワーがあること(S660は64馬力)
  • 荷物や人が乗せられること(S660は実質一人乗り)
  • 長距離を快適に走れること(S660は騒音、振動、熱が激しい)

…この条件だと、普通車であればなんでもクリアできそうです。
もちろん、私とてクルマ好きの端くれ、普通車であればなんでも良い、というわけではありません。
S660と同じくらい、走るのが楽しく、所有欲を満たせる車じゃないと!

購入候補3車種

そんな前提条件で私が考え出した候補は次の3車種でした。

  • Volkswagen ゴルフ 7.5 GTI
  • Volkswagen ゴルフ 7 R
  • Renault メガーヌ 4 R.S.トロフィー

いずれもいつか乗りたいと思っていた憧れの車。
そして私には分不相応なお高い外車…っ!
しかし!今回は大奮発、大出血して、背伸びします!見栄を張ります!
貯金も崩し、カーローンも組み、カメラレンズ等お金にできるものも売ってお金を捻出しました!
どうしてそんな無茶をするのかというと…

…私も最近、加齢による体力の衰えを感じるようになりまして…
毎週毎週、下道オンリーで睡眠時間削ってドライブ、ということはそろそろ体力的に厳しくなるだろうなぁ…と思い始めてきた今日この頃。
憧れの、ちょっと過激な車を将来お金に余裕ができたら…なんて考えていたら、恐らくその時には車を遊びつくす体力がなくなっているでしょう。
更に昨今のガソリンスポーツカーの中古車価格大幅高騰です、良い車両はどんどん減っていくのでは…?と感じるようになりました。
私はマニュアル車しか乗らないので、これから現れる新車には期待できない…ゴルフ8もMT車は日本に入ってこないし…。
となると、今ある中古車しか選ぶしか…

残された時間はあまりにも少ないっ!

ゴルフGTIを選びました

3つの候補者をあげましたが、ゴルフGTIが一番好きな車でした。

私がクルマ好きになったのは数年前、まだまだクルマ好き歴は浅いですが、そのきっかけは英BBCのクルマ番組、トップギアを視聴してしまったことでした。
クルマに興味があって観たというよりは、あの3人組が面白そうなので観てみよう、という軽い気持ちで…。
結果、大ハマりしてしまいました…トップギアにもクルマ趣味にも。
そのトップギアで登場した車の中で一番カッコいいと思い、惚れこんでしまったのがゴルフGTIでした。

質実剛健、機能美、羊の皮をかぶった狼…そんな言葉が大好きな私なので、ゴルフGTIに恋するのは必然でした!

そして、ちょうどその頃、新車で購入し、10年14万km乗ったGD3フィット(1.5リッターVTECのちょっと速いフィット)の買い替え時期を迎えていました。
ゴルフGTIが欲しい…!と言いたいところですが、新車の国産コンパクトカーしか乗ったことない人間が、外車を買って維持できるなんて露ほど思っていなく、でも趣味性のある車が欲しいということで買ったのはCR-Zでした。

CR-Zはとても気に入り大好きな車でしたが、ゴルフGTIにいつか乗りたい…という気持ちはずっと募らせていたのです。
本当に漠然とした「いつか」だったので、貯金するわけでもなく、しかしディーラーに行ってカタログを貰ったり、試乗させてもらったり、ネットでゴルフGTIのレビュー記事を読んだりはしていました。

そして現在、夢を叶えるべくゴルフGTIを選んだ、というわけです!
稼ぎの方はそれなりに増えましたが…それでも不安はあります…が、なんとかなるでしょう!
ずっと恋していたゴルフGTIに乗れるのですから日々頑張って行こう!

ゴルフR、見た目は一番好きでした

ゴルフRは候補車の中では一番好みの見た目でした。
GTI以上に大人しい、ノーマルゴルフのような見た目は私好み!
そして専用色のラピスブルーがすごく好き!カッコいい!

ただ、GTIよりもお値段100万円以上高い…となると年式も落とさざるを得えません。
ゴルフGTIであれば7.5が買えましたが、ゴルフRなら7が精いっぱい。
新しいもの好きでガジェット大好きな私は、従来型のアナログメーターなゴルフRよりもフル液晶のデジタルメータークラスター「Active Info Display」なるものを搭載しているゴルフGTIが非常に魅力的に見えました。
また、レビュー記事を見ると速さは当然ゴルフRの方がGTIより速いのですが、走る楽しさはGTIの方が上、という評価も複数見つかります。
サーキットを走る可能性は…なくはないですが、公道メインの使用用途ですので、楽しく走れる車の方がいいですね。

一世一代の買い物なので妥協はしたくない!ということでゴルフRは選びませんでした。

私には過激すぎたメガーヌR.S.トロフィー

ゴルフGTIやRと比べてメガーヌについて、私は知識が不足していました。
これまで車を買うときは、現車確認どころか試乗さえせずに中古車を買ってしまっていましたが、今回は珍しく実車を見てきました。

メガーヌR.S.
実物は結構エグい迫力のメガーヌR.S.

過激すぎる…っ!
エクステリア、インテリア共に演出性がすごい!
本気さがひしひしと伝わってきます。シビックタイプRと同じ雰囲気…!
この車に乗る自分が全く想像つきません…カッコいい…のだけど、自分の手足のように扱うのは難しいだろうな…と思い諦めました。

と、もっともらしい理由を述べましたが、もう一つ大きな理由がありまして、単純に予算オーバーでした。
インターネットで認定中古車価格を調べてメガーヌR.S.はなんとか手が届く!と思っていましたが、それは勘違いで。
MT設定はメガーヌR.S.の、更にお高いトロフィーにしか設定ありませんでした。
ま、まぁ…縁がなかった…ということですね。

余談ですが、メガーヌR.S.はすごく写真写りが悪い車だと思っています。
車幅が1875mmあるのでかなりの迫力あるのですが、写真だとその車幅が伝わらないので迫力が減ってしまう気がします。
実物は…かなりエグい見た目していると思います。カッコいい。

今のゴルフGTIとの出会い

購入する車はゴルフGTIに決めました。
マニュアル車であることは必須です。これは絶対譲れません。
とはいえ、驚異的な速度で変速し、ゴルフGTIの速さを押し上げているのがフォルクスワーゲンが誇るデュアルクラッチトランスミッション、DSG。
これがウリの車でわざわざそこを外し、MT車を探すわけです。
しかも初めての外車で不安、ということで認定中古車にしたかったので、更に台数が少ない。
もう近場で探すなんて不可能ですので、日本全国規模で探しました。

そこで見つけた車両がこちら

ゴルフGTI
まだ売り物だった頃のウチの子

GTI…Dynamic?
Dynamicって何だろう?
調べてみると、外車でよくある人気オプションが最初から付いている仕様で、ベースグレードに同じオプション付けるよりも安いですよ、というテコ入れパッケージ。
専用ホイールが付いている以外は同じオプションを付けたベースグレードと中身が同じです。

フォルクスワーゲン公式のプレスリリースはコチラ

この公式発表を読むと気になる…非常に気になる一文が書いてあります。

※Golf GTI マニュアルトランスミッションモデルは本モデルが最終仕様となります。

ゴルフGTI最後のマニュアルトランスミッション!?
それ自体は車の性能に何も影響ないですが、マニュアル車好き冥利に尽きる仕様じゃないですか!
「これください!」とはやる気持ちを抑えてディーラーに電話!
大阪のディーラーにある車両ですので、現車確認ということで見に行きました。
多分向こうの担当さんも買う気満々ということは察していたでしょうね。

現車確認即成約!

すごく綺麗な車両でした…中古車なのに傷等が…あるはずなのに自分では見つけられませんでした。
フロントバンパー下部も傷が全然ない…。
3万kmも走っていてどうやったらほぼ無傷でいられるのか理解できませんね。
ほんと…この子は大切にしなければ…っ!

6MT
ゴルフGTIでは珍しい(と思う)6MT、非常に気に入ってます
フルデジタルメーターパネル、未来的ですごく好き!

今後は…

まずはタイヤ交換ですね。
車両購入時に履いていたのはOEタイヤであるブリヂストン ポテンザS001。
グリップもコントロール性もちょうど良く不満はなかったので、これと同等のタイヤを探します。
S660は国産ハイグリップタイヤを履いていますが、この車はグリップはそこそこでも重量のある車をしっかりコントロールするケース剛性とある程度の快適性が欲しいので、総合力の高い欧州タイヤにしたいです。
調べるとこの車にはミシュランのパイロットスポーツ4が圧倒的人気のようですが、その前にちょっと気になるタイヤがありまして…
コンチネンタル・マックスコンタクトMC6、です。
アジア太平洋地域専用に開発されたスポーティタイヤで、OEタイヤのポテンザS001はトレッドウェア280、パイロットスポーツ4は300、そしてMC6は320。
若干グリップでは劣るかもしれませんが、ドイツ車にドイツ製のタイヤを履くというのも乙なもの。
まぁ、最後にはパイロットスポーツ4に落ち着きそうですが!

他は今のところ不満はないので、もう少し走りこんでから考えたいと思います。

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