温泉旅館で癒されたい!その1:ポルシェで温泉旅館を目指してひた走る【移動編】


温泉ドライブがマイブーム。
週末は行き帰りのドライブを楽しみながら日帰り温泉を堪能することが日々の活力となっています。

日帰り温泉には日帰り温泉の風情があり、とても楽しい。
しかし…たまには贅沢して憧れの温泉旅館に泊まってゆっくり癒されたい!という気持ちが日に日に大きくなってきました。

普段私が遠征して宿を利用する場合、毎回最安レベルのビジネスホテルを利用しています。
宿を探す際は毎回『並び替え:料金が低い順』。
ですので宿泊プランは素泊まり、チェックインは22時頃なことが多いです。
そんな感じの遠征ライフですので、宿を楽しむということをほとんどしてきませんでした。

思い返せば私が子供のころ、家族旅行でも旅館に泊まることはほとんどなかったですね。
贅沢することをほとんどしない家庭だったので外食やお高い旅館・ホテルを利用した経験がほとんどありません。

そんな私が憧れを抱く温泉旅館に今回は一念発起して宿泊してきたのでその出来事を記事に記します!

温泉旅館を目指して岐阜から京丹後市を目指す

注:本記事の撮影写真はハンズフリーにより安全に撮影しております。

予約したのは京丹後市にある温泉旅館。
旅館の詳細は次回の記事で詳しくご紹介します。

今回の旅の相棒は718ケイマン

718ケイマンのフロントトランクは容量150リットル。
助手席にゲストを乗せての二泊三日程度の旅行でも荷物は余裕で収まります。
リアにも荷室はあるのでお土産もしっかり積めますね。
今回は一泊二日の一人旅なので、ノートPC一式等余分な荷物を積んでも余裕たっぷり。
ポルシェは卓越したピュアスポーツカーなのにサーキットだけではなく公道を旅するギアとしても極めて優秀なのが本当に素晴らしいです。

今回の移動は下道ドライブで片道220㎞ほど。
程よい距離ですね。
先ずはナビをお昼に立ち寄る予定の、舞鶴港とれとれセンターにセットします。

Relive ‘舞鶴港とれとれセンターへ’

出発!
そしていきなり朝の渋滞に遭遇。
この日は金曜日。土日よりも平日の方が宿代安くて道も空いていると思い有休を取ったのです。
しかし当然ながら朝の時間帯は休日よりも平日の方が混雑していますね。

舞鶴までのルートは岐阜から西に走り琵琶湖の北を掠めて山を越え日本海へ、その後は更に若狭湾の海沿いを西に走ります。
ひたすら下道を真西に走るだけの簡単ルートです。

平日なので交通量はそこそこでも…とにかくトラックが多い。
始終、トラックに前方を蓋されて走りました。

718ケイマンやS660は普通の車よりも着座位置が低いため、目線が低く視野も遠くまで届かないので、目の前にトラックが走ると結構な壁になり前の景観がほとんど見えません。
ガードレールがある道は目線の高さとガードレールが同じくらいですので横も見えません(苦笑)。
こればかりはスポーツカーに乗っている以上避けられないことですので諦めるしかないですね。
トラックの皆さまはお仕事をしているわけですし、文句は言えません。

ただ718ケイマンやS660は見た目誰でも分かるくらいスポーツカーな見た目をしているので、結構な頻度で前方の車が道を譲ってくれたりします。
フィットやゴルフGTIに乗っていた時と比べるとはっきり違いを実感するくらい譲ってもらえる機会が多いです。
高速道路ではかなりの頻度で譲られますし、下道片側一車線でも路肩に寄せてハザード焚いて譲ってくれる車もいらっしゃいます。
ありがたいことですね。
でも絶対譲らないという強い意志を持った車もいます。
中年~高齢の男性が運転しているプリウスやクラウンは譲ってくれる確率がかなり少ないですね。
もちろん私も後ろから速い車が来たら譲ります。
特にバイクは停まれる場所があったら直ぐに停まって先に行かせます。
速く快適に走る楽しさを知っているからこそ、自分が他の人の楽しみの邪魔になってはいけないのです。

ということで前のトラックに続いて始終ゆっくりとした移動でしたが、天気は最高に良くまったりご機嫌ドライブを楽しめました。

岐阜から程よい距離ということもあり、友人達とのツーリングで舞鶴はよく訪れます。
海上自衛隊のイベントや艦これのイベントもありますしね。
舞鶴に来た際は今回のように舞鶴港とれとれセンターで昼食をとることが多いです。連休中などは駐車場が満車で近づけないこともあるくらい定番の人気スポット。

海鮮市場なので市場に並んでいる海鮮を選んでその場で海鮮焼きにしていただくことができるのが楽しいです。
観光地価格なのでそれなりのお値段なのが難点ですが、観光客向け施設の方が気兼ねなく入れるので人見知り・面倒くさがり屋の私には安心です(苦笑)。

さて、舞鶴市から予約した宿がある京丹後市まで1時間ほど。
直行すると14時には宿に到着してしまい、チェックイン可能になるまで少々時間を潰さなくてはいけません。

さて…どうしましょうか。

次の日の予定は宿から更に西に足を伸ばし、御朱印をいただくために鳥取縣護國神社へ参拝に行く予定。
今から目指す場合…到着予定時刻は16時14分。

御朱印受付時間は16時まで。
15分ほど過ぎてしまいますが、ナビの予定到着時間というのはノンストップで走れば大抵早く到着するものです。

明日とは言わず今日、今から…行こうか!鳥取!!

急遽!目指せ鳥取縣護國神社!

鳥取縣護國神社は鳥取市、鳥取砂丘のほぼ隣にあります。
ルートはここまで来たときと同様ひたすら西へ。

Relive ‘急遽!目指せ鳥取縣護國神社!’

私にとってはここからの道は走ったことがない初めての道!
日本海を望む海岸線は最高に気持ちが良いですね!
交通量は多かったので走りを楽しむのは難しいですが景観は素晴らしいものがありました。

かの有名な天橋立の直ぐ近くを走りましたが、今回は時間に余裕がないのでスルー。
この辺りの道は本当に美しいので今度ゆっくり観光に訪れたいです。

ノンストップで走ったため、予想通り16時前に鳥取縣護國神社に到着できました。

平日の夕方ということで他の参拝客はいません。
静謐な雰囲気がとても良いです。

私は全国各都道府県にある護國神社巡って御朱印集めをライフワークにしています。目標は全国制覇。
以前に一度、鳥取縣護國神社に訪れようとしたことがあったのですが御朱印受付が17時と勘違いしておりまして、途中で断念したことがあります。
今回はそのリベンジ!
時間はギリギリでしたがなんとか御朱印をいただける時間に到着。
参拝をして念願の御朱印をいただけました。
御朱印帳に記帳ではなく書置きなのがちょっと残念でした。

来た道をとんぼ返り。今度こそ宿を目指す。

今回の旅の目的は温泉旅館をゆっくり堪能することで、そのため早めにチェックインする予定だったのですが…
既に夕方。
急いで来た道を戻り京丹後市にある宿を目指します。

…が、せっかく鳥取縣護國神社の隣に有名な観光名所である鳥取砂丘があるので少しだけ覗いてみます。

Relive ‘来た道もとんぼ返り。今度こそ宿を目指す。’

駐車場代500円を払ってケイマンを停め、鳥取砂丘へ。
駐車場から直ぐに砂丘へ行けるのでありがたいです。

今回は時間もないですし、何の用意もしていなかったので少しだけ立ち入り一目見ただけですが、写真で観るよりも直で観た方が感動はあります。
砂に対する防御力ゼロのドライビングシューズを履いていたので奥まで歩くことはできませんでしたが、次来るときはサンダルを用意して砂丘に立ち入る前に車で履き替えるのが良さそうですね。

寄り道も済ませ、正真正銘来た道を戻り宿を目指すだけ。
だったのですが…

ナビが曲がるように指示してくれた交差点を2回曲がり損ねて、3回目で曲がった先の道…
とんでもなく危険な峠道に迷い込んでしまいました!

道幅は離合困難というレベルではなく1台でも厳しい幅。
718ケイマンは車幅1800㎜とこのクラスのスポーツカーにしては非常にコンパクトな幅なのは幸いでしたが、それにしても狭い。
ガードレールもほとんどないので道を踏み外したら崖下に真っ逆さま。
携帯の電波も届かない道でしたので、落ちたら間違いなく『死』ですね。

そもそもスポーツカーが走る道じゃない…!
ましてやポルシェで走る道では絶対ない…!

とにかく狭く起伏が激しい峠道でしたので対向車が来ないことを祈りつつ足元に気を付けながら走りました。
慎重に…でも早く抜け出さないと日が暮れて真っ暗になり更に難易度が上がってしまいます。
結局かなり長い時間かけて通り抜けましたが、すれ違う車はゼロ。
うーん…さすがにこの道を日常的に使う車は少ないのかな。
落石や木の枝が路上に転がっていないのが幸いでした。

なんとか完全に陽が落ちる前に無事に宿に到着。
途中、生きた心地がしない怖い道も走りましたがなんとかケイマンは無傷で走り切ってくれました。
危なかった…。
崖から転落はもちろん、傷付けたりパンクなんてさせてしまったらテンションダダ下がりですからね。

お宿のレビューは次回の記事でお伝えいたします。

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