【雑記】2つの24時間耐久レースの中継を観たら予想以上に面白かった!


今回は個人ブログらしく、雑記です。
チラシの裏に書くような私個人が感じたことを書いていく記事となります。

テーマは『2つの24時間耐久レースの中継を観たら予想以上に面白かった!』。
2つの24時間耐久レースとは『ニュルブルクリンク24時間レース』と『スパ・フランコルシャン24時間レース』です。

モータースポーツ超初心者の感じたことですので単語選びなど間違えているかもしれません。
ご了承ください。

これまでモータースポーツにはほとんど興味なかった

ポルシェを愛車にしていながら、これまでモータースポーツに興味が全くありませんでした。
批判的な立場というわけでは決してなく、単純に楽しみ方が分かりませんでした。
その理由は3つ。

>競技に対する理解がほとんどなく、楽しむポイントが分からなかった。

それまで私がモータースポーツに抱いていた漠然としたレースのイメージは、『同じコースを、ほぼ同じ性能のマシンと、同じくらいの腕前のドライバーで走るなら、順位の入れ替えなんてほとんど起きないのでは?』というものでした。
後ろのクルマが前を走るクルマを追い抜くのはすごく難しいイメージを抱いていたので、そういうシーンは少ないのかなと。
そうなると観戦していて盛り上がるポイントはどこなのだろう?と感じていました。

アニメ『MFゴースト』や映画『グランツーリスモ』は観ましたが、あのように同じレギュレーションの中で特定のドライバーが圧倒的な力量差で他の全てのクルマをバンバン抜く、というのが現実に起きるとはどうしても思えませんでした。

>応援するべきチーム・ドライバー・マシンがなかった。

トップカテゴリのメーカー、ポルシェやフェラーリ、メルセデスAMG、BMWなどなど…それまでの自分には全く縁のない雲上ブランドだったのでどれも感情移入できない。
では、シビックやフィットのような市販車ベースのレースならどうでしょうか。
これはこれで改造され過ぎていて、もうベース車と別物すぎてなんでもアリなイメージ。
メーカー毎の力関係も分からず、マシンもチンプンカンプン。
そして知識がなくドライバーも誰一人として知らない。
そんな状態では、やはり応援するべき「推し」を見つけられず、レース観戦は楽しめないと思っていました。

>そもそも中継を観る機会がない。

モータースポーツはテレビで深夜に放送しているイメージ。
特に海外レースは時差があるので日本では深夜の放送になるのは仕方がないですが、そもそも私はテレビを持っていないので観る手段がない。
これでは、ふと「ちょっと観てみようかな」と思うきっかけすらないため、馴染みのない存在のままでした。

…と、これら3つの理由から、スポーツカーオーナーでありながらも私はモータースポーツに興味を持てないままでした。

きっかけはル・マン24時間レースの結果を伝えるツイート

きっかけは、一本のツイート。

モータースポーツに全く興味のなかった私ですが、そのイメージが覆るきっかけは、SNSのタイムラインに偶然流れてきた、あるツイートでした。

それは、世界で最も有名な耐久レース、ル・マン24時間レースの結果を伝えるツイート。

ル・マン仕様のスマートフォンケースを購入し、その記事を書いたからオススメに表示されたのだろうか?
ポルシェが今年のル・マン24時間レースで2位だったことをツイートから知りました。

そのツイートで、ポルシェが今年のル・マンで2位だったことを知った。
モータースポーツの知識が皆無な私でも、ル・マンがポルシェにとって大事なレースだとは何となく知っています。
「応援がてら中継を観ても良かったかも…?」
そんな風に少し後悔していると、なんと次の週には『ニュルブルクリンク24時間耐久レース』があるということも知りました。 

よし…!
ちょうどその週の土日は特に用事もない。
『ニュルブルクリンク24時間耐久レース』を観戦してポルシェを応援しよう!
問題はどうやって観るかだが…Googleで検索すると、すぐに『J SPORTS』というサイトに課金すると観られると分かった。
それで行こう!

ニュルブルクリンク24時間耐久レースが最高に面白かった!

6月21日(土)22:30。
J SPORTSへの課金を済ませ、準備は万端。
24時間レースですが、J SPORTSの中継はスタートから3時間ほどと、ゴール前の3時間ほど。
全て観られないのは少し残念だが仕方ない。

ニュルブルクリンクは、私をクルマ好きに引き込んだ英国の番組『トップ・ギア』にも登場したし、YouTubeでポルシェの動画を探せばニュルでのタイムアタック映像がよく出てくる。
少しでも馴染みのあるコースというのは、感情移入がしやすくて楽しい。

レースが始まると、私の目は一台のポルシェに釘付けになりました。
マンタイ・レーシングの「911号車」、ポルシェ911 GT3 R です。

24時間という長丁場にもかかわらず、ほとんどの場面でレースを支配し、先頭を走り続けるその姿は、あまりにもカッコ良かった。
私はすっかり魅了され、ずっと911号車を応援しながら観戦していた。

結果、一番最初にゴールはその911号車でしたが、途中で周回遅れのGT4マシンと接触しており、そのペナルティにより911号車は総合優勝を逃して2位に後退。
素人の私にはこのペナルティの裁定の是非は全く分かりませんが、悔しいし残念で仕方ありません!

しかし非常に面白いレースでした。
24時間ずっと観戦できたわけではないですが、J SPORTの中継外の時間もYoutubeでレース公式の中継映像が配信されていたのでそれを観ていました。
言語は日本語ではないので何を言ってるのか全く分かりませんでしたが、レースを観ているだけでも十分楽しめました。

ニュル24時間の興奮も冷めやらぬ翌週、今度は『スパ・フランコルシャン24時間レース』が開催。
ル・マンから数えれば、3週連続の24時間レースです。
連続で出場するドライバーさん達は超ハードスケジュールだろうが、今まさにモータースポーツにハマりかけている私にとっては、願ってもない機会でした。

ニュルと同じように中継に張り付き、スパのレースも堪能。
このレースでもポルシェは総合トップを争い、見どころは十分。
惜しくも結果は総合2位だったが、非常に見応えのある、素晴らしいレースでした。

レース観戦は思いの外、楽しかった!!

まさかここまで白熱して観戦することになるとは思っていませんでしたし、その面白さにすっかりハマってしまいました。

最初に紹介した「モータースポーツに興味がなかった3つの理由」。あの時の漠然としたイメージは、この2つのレースを観て、すっかり払拭されました。

  • >競技に対する理解が薄く、楽しむポイントが分からなかった。
    観る前の「楽しむポイントが分からない」という不安は、全くの杞憂でした。
    少なくとも耐久レースに関しては見どころがたくさんありました。
    タイヤをどう使うかでタイムは変わるし、ピット戦略や周回遅れのパスといった駆け引きからは一瞬も目が離せない。
    特にニュルブルクリンクは、速度の違う多数のクルマが入り乱れて走るため、常に追い抜きが発生し、ずっとハラハラドキドキしっぱなしでした!
    単純な速さだけでなく、ドライバーの危機察知能力、そして時には「運」さえもが大きく勝敗を左右する。
    だからこそ、展開が全く予想できず、退屈する瞬間なんて24時間の中で一瞬もなかったのです。
  • >応援するべきチーム・ドライバー・マシンがなかった。
    718ケイマンのオーナーになって以来、すっかりポルシェファンになった私にとって、今回は「ポルシェ」という最高の応援チームがありました。
    応援すべきチームがあるのはありがたいことですね。
    どのレースでも総合トップ争いしてくれるポルシェは応援し甲斐があります。
    優勝してくれれば記念グッズも公式から発売されるかもしれないので、私にも間接的に利益があるというもの(笑)。
    総合トップ争いをしていたマシンは911 GT3 R
    911のカッコ良さは理解していたつもりでしたが、実戦の場で猛威を振るう911を目にするとより一層惚れてしまいました。
    カッコ良すぎる…ミニカー買っちゃおうかな。
    『ニュルブルクリンク24時間耐久レース』では718ケイマンGT4も走っていましたが中継に映ることは少なかったです(苦笑)。
  • >そもそも中継を観る機会がない。
    今回はJ SPORTに課金して視聴しましたが、これがすごく良かった。
    初心者にもすごく分かりやすく解説してくれたのでレースの基本的なルールや仕組みをすぐに理解することができました。
    実は、トヨタの公式YouTubeチャンネルでも無料の中継はあったのですが、こちらは内輪向けのノリが強く、初心者の私にはあまり合いませんでした。
    その点、J SPORTSはレース観戦の「入門」として完璧だったと言えます。
    当初は2つのレースを観たらすぐに解約するつもりでしたが、その分かりやすさと面白さに、今も契約を継続しているほどです。
    もし、かつての私のように「何から観ればいいか分からない」という方がいれば、J SPORTSを試してみる、というのは良い選択肢かもしれません。

愛車が繋いでくれたポルシェとの縁

耐久レース観戦は、想像を遥かに超えて楽しかった。
すっかり、その魅力にハマってしまいました。

9月には日本の鈴鹿サーキットで『鈴鹿1000km』という耐久レースがあることを知ったのでこれは是非観に行きたいですね!

こんなにもドハマりしてしまったのも、718ケイマンを所有してポルシェとの縁ができ、ポルシェを応援べき理由ができたからでしょう。
元々雲上ブランドの中でもポルシェにはすごく良い印象を持っていましたが、それでもポルシェを所有していなければ、自分と縁がなさすぎて応援することはなかったと思います。
愛車がポルシェと私を繋いでくれたことでポルシェに愛着を持ち、ファンになり、レース観戦でポルシェの勝利を心の底から願うことができました。
プレミアムなブランドのクルマを愛車として迎えるということは、こういう新しい世界への扉を開けてくれる、最高の付加価値の一つなのかもしれません。
レース観戦を通してまた一つポルシェを知ることができました。

これからは私もポルシェのモータースポーツ活動を応援していきます!
グッズも欲しくなったので買います!(笑)


関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。