愛車紹介:Honda CR-Z(過去車)


ホンダ CR-Zに乗っていました。

私はゴルフGTIに乗る以前にホンダのハイブリッドスポーティクーペ、CR-Zに乗っていました。

ホンダ CR-Z
ホンダ CR-Z

すごく気に入っていた車で私に車の楽しさ、面白さを教えてくれた車です。
今でも大好きな車で街中で見かけると思わず目で追ってしまう愛おしさがあります。

今回はそんなCR-Zの思い出を書いていきたいと思います。

私が乗っていたCR-Z

CR-Zは2017年5月から2021年8月まで乗っていました。

CR-Zの更に前に乗っていた初期型フィット(GD3)を10年14万km乗り車検、バッテリー交換、タイヤ交換、エアコンコンプレッサー交換と大きな出費が重なってしまったので乗り換えを決意。
当時は車を運転すること自体は好きでしたが車趣味は全くなく、車自体に興味は向いていませんでした。
しかしその頃、英国BBCの超人気車番組のトップギアを観ていまして、最初は単なるバラエティ番組として観ていましたが段々車にも興味を持ってしまい…フィットから乗り換える車はせっかくだから趣味性がある車にしてもいいかな、と思ってしまいました。
その軽い気まぐれが私の人生を大きく狂わしてしまったわけですね(笑)
それでも趣味になるほど車に興味があったわけではなかったので、予算は最低限。
フィットRSとCR-Zの中古で迷い、最終的に見た目が好みでより趣味性が高いCR-Zを選びました。

私が購入したCR-Z
私が購入したCR-Z(この写真は納車後しばらく経った頃に撮影)

購入したのは前期型ZF1でグレードはアルファ・ブラックレーベル(内装が黒一色になった特別仕様車)で外装色は、トランスミッションは6MTです。
中古車を購入するのは初めてだったので(と言っても新車のフィットしか買ったことありませんでしたが)ホンダ認定中古車にしました。
とにかく譲れない条件はマニュアル車であること。
車趣味でもなかったのにこの時からマニュアル一筋でしたね…(笑)
走行距離は52,000kmとそこそこ走っている個体だったのでそれなりにお安く購入できました。

尚、完全ノーマル車でしたが外装やステアリングのホンダエンブレムの隙間に赤いステッカーが貼ってあったので…納車までに剥がしてもらいました。

このCR-Zは私を車好きにし、車趣味という沼に引きずり込んだ存在。
先ず車での通勤が非常に楽しくなりました。
毎日好きな車で走れるということは大きなストレス発散になり人生にとって大きなプラスになったのは間違いありません。
走ること自体が目的で目的地へ行くこと自体はおまけ、であるドライブを行うようになったのもこの車が初めです。
そしてそれ以前からの友人の中にも車好きは多く車趣味を通してより親密になれましたし、この車で初めて車オフ会に参加し始めたことで新たな友人との繋がりもたくさん増えました。

巡視船とのツーショット
私が一番気に入っているCR-Zのお気に入りの写真、巡視船とのツーショット。

初めての中古車購入は不安が大きく、すぐ壊れたりするのでは…?という心配が大きかったので認定中古車を購入したのですがそもそもCR-Zは不具合が少ない頑丈な車種でもあったため、このCR-Zでは7万kmほど走って不具合を出すことは一切ありませんでした。
中古車への偏見を払拭してくれたのもこれからのカーライフに非常に良い影響を与えてくれました。
おかげでこれ以降は車は中古車でしか購入しなくなりました(笑)。

去年ちょっとした事故があり修理費が車両価格以上になってしまったため、泣く泣く乗り換えましたが本当はもっと長く乗っていたかった車です。

CR-Zのここがイイ!

  • 見た目がカッコイイ!
    CR-Xを彷彿させる3ドアファストバッククーペ。
    う~ん…カッコイイ!
    輸入車のようなシンプルでシャープなフロントマスクも大好きです。アウディに似ている気がする。
    メッキ部品を使っていないのもスポーティーでイイと思います。
CR-Zエクステリア
  • やる気にさせてくれるコクピット
    メーターは今見ても未来的でカッコイイです。
    Googleの画像検索で「カッコイイ メーター」で検索するとCR-Zのメーターが上位表示されるくらいには一般的に評価されています。
    車の操作スイッチ類がすべてドライバーが使いやすいように配置されているドライバーファーストなコクピットはとても居心地良かったです。
    今では当たり前になりましたが当時では珍しいドライブモード(ECO/NORMAL/SPORT)の切り替えボタンも有り、スポーツモードにするとメーター周りが赤くなるギミックは完全にトランザムでした。
CR-Zメーター
  • 操縦性が高く運転フィールが心地よい
    FF、サスペンションはフロント・ストラット/リア・トーションビーム式ですし、特別重量が軽いわけではないのでスポーツカーのスペックではないのですが…
    それでもさすがホンダ車、思い通りに動く気持ちの良い操縦性がありました。
    この車のハイブリッドシステムは燃費のため、というよりは電動アシスト的なシステムだったためスムーズでストレスが少ない操作感覚でした。
    その独特な操縦性は運転していて楽しかったです。
CR-Z走行写真
  • カスタムもバッチリ!
    私はフルノーマルで乗っていましたが比較的社外パーツが豊富な車ですのでカスタムも楽しめると思います。
    CR-Zは羽を付けると印象が大きく変わります。
    私も羽とはいかないまでもModuloのテールゲートスポイラーを付けようか本気で悩みました(結局付けませんでしたが)
  • スポーツカーなのにレギュラーガソリンで走り、ハイブリッド車なので燃費が良い
    CR-Zがスポーツカーかどうかは置いておいて…
    レギュラーガソリンで走りハイブリッド車なので燃料費が安く済みます。
    プリウス等燃費最重視のハイブリッド車に比べれば当然見劣りしますが、一般的なスポーツカーと比べれば遥かに走ります。
    気軽にたくさん走れるのは良いことです!

    しかも今見ても珍しいハイブリッド車+マニュアル車という変態仕様も楽しめます。
  • 故障知らずでオーナーはストレスフリー
    とにかく頑丈。故障しません。
    これは私の個体だけの話ではなく他のCR-Zでも故障の話はあまり聞きませんでした。
    有名なCR-Zの持病はドアノブが開かなくなる不具合くらいですかね。
    恐らくノーマルで乗り車体に負担をかけるようなカスタムをしなければそうそう壊れることはないと思います。
    私のCR-Zは10年落ち12万km以上でしたがフルノーマルだったのでドアノブが調子悪くなる気配は全くありませんでした。

CR-Zのここがダメ…

  • パワーがないと言われる
    CR-Zのスペックは前期型ZF1が124ps後期型ZF2が136ps
    公道を快適に楽しく走るパーソナルクーペとしては不足ないパワーですが、峠やワインディングを元気よくスポーツカーらしい走りをしようとするとパワー不足は感じました。
    やはり趣味車としては特別感は必要ですし一般のファミリーカーとの差別化のためにもプリウスと比べて僅かに速いくらいのパワーというのは物足りなさはあります。
  • 後方視界が良くない
    斜め後ろ、Cピラー付近が絶望的に見えないので左への合流はかなり神経を使います。
    …が、クーペ形状の車ではCR-Zに限らずこれはまぁ仕方がないような気がします。
    それよりも問題なのは真後ろの視界です。
    後部ハッチのフレームが後ろを走る車のフロントマスクの一部を隠してしまい、後ろの車の車種が分かりにくくなります(苦笑)
    車種が分かりにくいだけで車がいること自体は分かりますし、距離感も掴めますので実用的にはあまり困らないのですが…
    やはり車趣味者としては後ろを走る車がどんな車なのか気になることも多いはず。

免許取ったら最初の一台目はCR-Zがオススメ!

CR-Zリア

運転免許を取って最初の一台として何に乗ろうか迷っている初心者マークさんにオススメなのがこのCR-Zです!

趣味車として申し分ない楽しさがありますし、パーソナルクーペとして実用性・快適性も意外と高いです。
マニュアルトランスミッションの車を安く買えるというところもポイント高いです!
これからマニュアル車に乗るチャンスはどんどん減っていくのですから乗れるときに乗っておいた方が良いですよ!!

速い車は将来いつでも乗れます。
電動化の時代はもう迫っています。
電気の力があれば大衆ファミリーカーであってもアクセルを踏めばそれなりにスピードは出てしまいます。
先日発表された新型プリウスなんて上位グレードは驚きの223ps、0-100km/h加速は6.7秒!?…いやはや恐ろしい時代です。

そして何よりCR-Zは中古車価格も、維持費も、そして燃料費も安いです!
若いうちはお金がない代わりに体力は有り余っているでしょうから、CR-Zでたくさん走り、たくさん旅して、色々な経験を積みましょう!

…私も車を無限に所有できるのなら、CR-Zをまた所有したいものです…。

S660の納車のタイミングでうちの車ツーショットが撮れた時の写真

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