【欲しい車について考える】マツダ ロードスター(ND)


この記事は「私が欲しい車」というテーマで書いた「感想文」です。
「私が欲しい車」は色々ありますので今回はその中の一台、マツダ ロードスター(ND)について書いていきます。

引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/
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前回書いた「私が欲しい車」の記事はコチラ。

マツダ ロードスターとは

引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/
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マツダが1989年から造り続けている2シーターオープンカー。
現行モデルは2015年から販売しているND型。

4代目となるロードスターNDは「人馬一体」をコンセプトにし初代モデルに原点回帰。すなわち小型・軽量化を進め軽快な操縦感覚を重視したスタイリングになりました。

エンジンは1,496cc 直列4気筒で最高出力132PS/7,000rpm、最大トルクは150Nm/4,500rpmということで、スポーツカーとしては数値だけ見ると物足りなさも感じてしまうものになりますね。
しかし車重は非常に軽量でグレードによっては1トンを切るグレードもあることからパワー不足を感じさせないまさにライトウェイトスポーツカーのお手本のような車です。

そして日本では最も人気のあるオープンカーでもあります。
ロードスターNDはソフトトップタイプですが、別モデルとして電動式ハードトップのロードスターRFも存在します。

もちろんND型は新車で購入可能。
お値段は260万円〜361万円。

ロードスターNDに乗りたい!欲しい!

引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/
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ロードスターNDに乗りたい!欲しい!

先ず見た目がカッコイイです!私好みです!
ロングノーズ・ショートデッキといういかにもスポーツカーなスタイリングはとても美しいです。
1.5リッターですが比較的小型なエンジンのおかげでボンネットを低く抑えることができた結果でもありますね。
街中で見かけると思わず目で追ってしまう美しさです。

ロードスターという長年築いてきたブランドも非常に魅力的です。
長い伝統があり所有欲を満たせますし、大人で上品なキャラクター性も備えていることが私が憧れるスポーツカーライフに合っています。
特にライトウェイトスポーツカーというジャンルは私が最もスポーツカーに求める性質なので私にとってクリティカルに刺さります。

パワーが足りない…とも言われていますが。
私にとっては必要十分に感じます。
今私は230psのゴルフGTIに乗っていますが公道を走る上では過剰だと感じていますし、もう一台乗っているS660は軽自動車なので64psですが正直そこまでパワー不足を感じません。
私はマニュアル車を運転することが最上の喜びと感じていますが個人的にはパワーが上がれば上がるほどマニュアルでトランスミッションを操る楽しさは薄れていくと感じています。
以前まではハイパワー車への憧れが強かったのですが最近はパワーは走りの楽しさの一要素にしか過ぎない、と感じるようになりました。
車重が1トン前後のロードスターであれば132psもあれば十分だと思っています。

そしてマツダ車は設定されている色も個性的でカッコイイ。
特に気になるのが以下の4色、どれも他メーカーではあまり見ない色です。

引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/
ソウルレッドクリスタルメタリック
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最近のマツダ車と言えばこの色、ソウルレッドクリスタルメタリック

すごく綺麗な赤色ですよね。
赤色は色褪せが怖いですが色褪せしたソウルレッドクリスタルメタリックの車はまだ見たことないのがすごいところ。
最近の赤色塗料は耐久性が上がっている…?
でも他メーカーの赤色は昔よりはマシになっているとはいえ色褪せしているのを見かけます。

赤色のスポーツカーは憧れていますが…うちは青空駐車なので色褪せが怖くて欲しくても買えません。
でもこの色であれば大丈夫かもしれない!

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マシーングレープレミアムメタリック
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金属の重厚感を感じさせるマシーングレープレミアムメタリック

ガンメタリックのように見えるけどそれよりも黒に近いのかな?
ブラックよりも細部のディーテルを感じられるのがすごく好き。
個人的な印象ですが…車のブラックというカラーは「黒色の塗装されたもの」という印象ですが(それが悪いという意味ではないです)、このマシーングレープレミアムメタリックは「黒色の金属」という印象を感じます。

引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/
ディープクリスタルブルーマイカ
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彩度の低い深い青色、ディープクリスタルブルーマイカ

渋い。
すごく渋い。
ロードスターにしては渋いと思うけど私はロードスターNDのカラーの中ではこれが一番好き。

正直BMWのオープンカーっぽい色…とも思うしそれがプラス補正になってる気がします。

街中ではほとんど見かけない印象。
不人気色っぽい…?

青色の車は乗ったことないですがすごく乗りたい色です。
ゴルフGTIは白色を買いましたが見た目だけならラピスブルーのゴルフRが欲しかった…というくらい青色は好きです。

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プラチナクォーツメタリック
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高級感があり上品な大人のイメージを感じさせる白色、プラチナクォーツメタリック

ロードスターは若い人から子育ての終わった親世代から幅広い層から支持される車だと思いますが、後者の人たちがこの色で落ち着いて走らせているとカッコイイですよね。
そういう意味ではGTカーとしては似合いそうな色ですが若者が乗るスポーツカーにはあまり選ばれないかもしれません。

ベージュっぽいですがベージュとは全く違う高級感、レクサスっぽい色ですしセダンに似合いそう…って書くと語彙力のなさがバレますね(苦笑)。

見積りシミュレーターを試してみる

では新車で購入するとしたらどのグレードのロードスターNDを選び、費用はいくらになるか…調べるために公式サイトの見積りシミュレーターをやってみました。

引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/
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私が望む仕様としてマニュアルトランスミッションシートヒーターの2点、そしてなるべくお値段が安いことですね(笑)。
色はディープクリスタルブルーマイカ

見積り結果は3,129,500円
なんとか値下げ交渉して300万円で買えれば嬉しいライン。

グレードはS Special Packageというざっくり言うと下から2番目で一番人気があるグレード。
一番安いSグレードでも良かったのですがLSDとリアスタビライザーの装備の有無、そして後々ディーラーオプション装備を買い足すにしてもSグレードには付けられないと言った装備も一部あるのでS Special Packageが無難でしょう。
CD/DVDプレーヤーやTVチューナーは不要なのですがシートヒーターとセットなのがちょっと不満。

他にはS Leather Package White Selectionの白いレザーシートもカッコイイと思いましたがレザーシート自体は好きではないですし値段も30万円以上上がってしまいます。
また最軽量で走行性能を更に磨いた990Sに付いている青いソフトトップも非常に魅力的。
990SグレードはS Special Packageと同じくらいの見積り金額になりましたが本来の990Sグレードのウリであるブレンボ社製のブレーキとレイズ社製の16インチ鍛造アルミホイールは私には全く刺さらなかったのでそれなら990Sじゃなくてもいいかな…って感じです。

それにしても…ロードスターNDは外装オプションパーツが豊富ですね。
これだけラインナップされていると付けたくなります。
でも元々外装のカスタムにほとんど興味ない私なので付ける必要はない…ただ「全く付けない」という選択が貧乏臭くて謎の妥協感を感じてしまって悔しいです(苦笑)。
やっぱり私は新車よりも中古車買った方が性にあるのかもしれない…中古車であれば好きな個体を選ぶだけで付ける付けないで迷わずに済みますから!

ロードスターNDは魅力的ですが…私にとって手を出しにくい理由

ロードスターNDは見た目、性能、キャラクター性全てが私の好みに刺さる車なのですが、気になるところもあります。

今ロードスターを購入した場合、増車してしまうと3台目になってしまい金銭的に維持できませんし運用的にも絶対持て余します。
ということは今所有しているゴルフGTIとS660、どちらかと入れ替えという形になるのですが…
2シーターオープン2台持ちは楽しそうではありますがさすがの私でもそれは厳しい…雨の日は幌車には乗りたくないです。
ということはゴルフGTIを残しS660と入れ替えということになります。

S660とロードスターND。
そこそこ比較される車だと思います。
結論から言うとS660は尖った車なのでセカンドカー、サードカーとして使う人にオススメ。
ロードスターNDは丸い車なので1台で生活する人にオススメです。
ということは私にはS660の方があってる…ということになってしまいますね。

S660が持つ楽しさに全振りしたピーキーさがもたらす快感はメインカーを別に所持している人だけが得られる特権だと思います。
そして軽自動車サイズ…これが非常に大きいメリットです。
乗ってみるまで分かりませんでしたがS660の車体サイズが小さいという非常に大きなメリットです。
Googleでのナビ案内で狭い生活道路、非常に混雑した大都市の中心部、一歩間違えると崖から真っ逆さまな林道等に案内されても小さく軽快なS660は恐れることなくどんな道でも自分のペースで走れる安心感があります。
特に私は旅好きで知らない道に毎週のように行くのでこの利点は凄まじく大きいです。

しかしS660一台所有だとカーライフにもある程度制限が生まれてしまいます。
他の車では当たり前にできることがS660には「できない」が結構多いので、カーライフの幅はロードスターの方が圧倒的に優れています。
ですので若い人の最初のマイカーにはロードスターの方が絶対オススメですね。
S660はあまりオススメできません…S660は「S660で遊ぶ」というただ一つの用途のためだけに所持する車です。
荷物の運搬能力はほとんどないですし、移動手段としてもおまけのようなものです(苦笑)。
ロードスターは一台でもギリギリなんとか「なんでもできる」と言えます。
しかしその「なんでもできる」は2台持ちにはあまりメリットにならないので…私にとっては帯に短し襷に長しになってしまいます。

感想文まとめ

引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/

ここまで書いていませんでしたがロードスターに興味を持った最大の理由があります。

ロードスターNDをはじめとしてトヨタのGRヤリス/カローラ、ホンダのシビックタイプR(FL5型)等、各メーカーが今まで培ってきたガソリンスポーツカー技術の集大成と言うべきモデルを出していることです。
ロードスターは既に次のモデルは純ガソリン車ではないことを示唆していますね。
これからスポーツカー用途に堪えられる新しいガソリンエンジンを新規開発する見込みが今のところない以上、研究開発費用は減っていく一方で既存の資産のやりくりで新しいモデルが少しだけ出るのみ…と個人的には考えています。

進化の頂点に達したガソリンスポーツカーの決定版を新車で購入できる時代を生きている我々は幸せなのかもしれません。
私もそんなスポーツカーを一台新車で購入したい…と考えた場合、一番欲しいのはロードスターNDでした。

今のところロードスターNDを購入する予定はありませんが…
なんらかの事情で私の今の所有車がなくなり、車を一台しか所有できなくなるとしたらロードスターNDが一番の候補車になると思います。


さて、ここまで書きましたが…ロードスターは今新車注文受付を終了しているみたいです(2022.9.19時点)。
在庫車はまだ購入できますし、ND型自体の生産終了ではなく2022年モデルの注文受付が終了ということだと思いますが。

引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/
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2023年モデルとして復活するのであればどういう仕様になるのか気になるところです。

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