温泉旅館で癒されたい!その2:昭恋館 よ志のや【宿レビュー編】


もっぱら安宿かビジネスホテルにしか泊まってこなかった私、たまには風情ある温泉旅館に泊まってみたい!と思い立ち、岐阜から京丹後までドライブしてきました。
訪れたのは温泉旅館は「昭恋館 よ志のや」です!

ここまでのドライブはこちら。

美食と温泉の老舗旅館「昭恋館 よ志のや」

【昭恋館(しょうれんかん)よ志のや】は、間人温泉郷「元祖丹後のかにフルコース・最高級間人(たいざ)ガニの宿」としてテレビや雑誌などの各種メディアにて多数ご紹介頂いております老舗旅館でございます。当旅館の場所は、京都の北に位置する丹後半島・間人にあり、日本海に面する様々な海の幸が集まる静かな漁師町でございます。

ここ丹後・間人でのうまいものとしては、幻とうたわれる最高級松葉ガニである間人ガニをはじめ、あわびやエビ、鯛、ウニ、イカ、ブリなど、新鮮で極上の旬の海の幸を存分にお楽しみ頂けます。ぜひとも、「昭恋館よ志のや」で京都丹後半島・間人の旅をご満喫ください。

【公式】昭恋館 よ志のや
https://taiza.jp/

昭恋館 よ志のや」は海の幸と温泉を堪能できる老舗温泉旅館
私が今回この宿を選んだ理由はいくつかありまして…

まず大前提として一人旅ですので一人でも宿泊予約が取れる温泉旅館であること。
2名以上でしか予約取れないところも多いですから一人でも宿泊できるのはありがたいです。

それでいて宿泊代はあまりお高くないところ…。
この温泉旅館、安いお宿ではありません!
老舗温泉旅館だけあって、私には厳しい宿泊代…だったのですが、なんと素泊まりプランがありました!
「美食」がウリの旅館に素泊まりという、セコい泊まり方ですがそれ故に素泊まりプランはリーズナブル!
これは大変ありがたいです。

そして何より温泉があり、和室があり、古き良き老舗旅館の風情を楽しめること!
私が求めていたものが全てこのお宿にはありました。

ちなみに素泊まりプランはHotels.comで見つけました。
楽○トラベルが一番メジャーでしょうけど、そこでは見つからない宿が見つかったり、お値段安かったりしますので重宝しています。

「昭恋館 よ志のや」レビュー

>旅館の立地・雰囲気

丹後半島の静かな田舎の港町にあります。
人里離れた落ち着ける温泉旅館を求めていた私には文句なしの立地。
近くにはコンビニすらない辺境です。

建物は古き良き温泉旅館の風情を感じさせながらもモダンでオシャレなテイストがあります。
客室数がそれほど多く、平日金曜日の夜だったこともあり館内は他の宿泊客に遭遇することがありませんでした。
街中のホテルのように他のお客さんの騒がしさを感じないのはとても良いですね。

>駐車場

このブログ的には非常に大事なポイントである駐車場。
旅館正面のスペースにはなんとランボルギーニとレクサスのSUVが…!
この旅館の客層が伺い知れます。

ランボルギーニのオーナーが利用する宿に私もこれから泊まるのか…!
そんなことを考えながら私のテンションは上がっていました(笑)
旅館隣には広い平面駐車場もありましたが、どこに停めてもよいと言われたので…

エントランス正面の駐車場に停めてしまいました。
こっちだってポルシェだ!
ケイマンだけど車に詳しくない人が見ればランボルギーニと同格に見えるかもしれない!

>客室

今回の宿泊は素泊まりのプランでしたが、お部屋はもちろん一流の和室!

このノスタルジックな落ち着いた和室の雰囲気…これを求めていたのですよ!
窓からは日本海と風情ある港町。
窓際に「椅子とテーブルを置いたスペース」…広縁というスペースらしいのですが、これぞ旅館という空間です。
お風呂、トイレはもちろん部屋にもありますし、液晶テレビ、空気清浄機と数十年前はなかったものもあります。
Wi-Fiも飛んでいるので古き良き和室の雰囲気ですが便利さはビジネスホテルと遜色なし。

最高です…感激。

このお部屋ですることは…

ノートPCを出してブログ更新作業開始です(笑)。

こんなところに来てまで!?と思われるかもしれませんが…
この素敵な空間で、いつでも好きな時に温泉が入りながら趣味に没頭する…。
これがやりたかった!
なんか偉い文豪の先生みたいな状態です(笑)。

>食事

素泊まりで夕飯はナシ、ですのでご飯は近くのコンビニで買えばいいや…と思っていました。
しかし一番近いコンビニまで10㎞以上あるとのこと。
人里離れた場所が良くてこの旅館を選んだのでそれは仕方ないことですが、はて…どうしたものか。
近くにスーパーがあると教えていただいたので行ってみました。
もちろんイ〇ンのような大型店ではなく19時には閉店してしまう個人経営の小さなスーパー。
閉店間際にギリギリ駆け込んだのでお弁当等はなく、パンとお菓子をとりあえず買い漁りました(笑)

勘違いしないでいただきたい!
本来のこのお宿は間人カニを始めとした極上の海の幸が自慢の「美食」旅館なので、こんなことをやっているのは私だけです!
決して真似をしないようにお願いします!(苦笑)。

素泊まりプランでしたが現地追加支払いで朝食をいただきました。
朝食代は非常にリーズナブルなのでお財布痛まずにいただけました(笑)。
宿代ありきの価格ですのでリーズナブルな値段ですが、質は素晴らしいものがあります。
いかにも旅館の朝食といった感じの日本食で非日常感を味わえます。
もちろん味も最高!
普段朝食あまり食べない私には量が多かったですけど(苦笑)。
量が多いので一人で黙々と食べるというよりは家族や友人と談笑しながら時間をかけて食べるのがちょうどいいのかもしれません。

楽しみにしていた温泉!
2種類の温泉を男女で時間帯による入れ替え制。
それとは別に貸切温泉もあります。

温泉の写真は撮れないので、写真でご紹介することができないのが非常に惜しいのですが…
すごくすごい温泉でした!(語彙力
昭和30年代のレトロな雰囲気で解放感がある大浴場 昭恋の湯、眼下に田舎の港町と日本海を望める展望露天風呂 ビードロの湯、そして貸切風呂 団らんの湯

日帰り温泉では体験できない極上の温泉です。
何より部屋数がそれほど多くない旅館であるため、タイミングによっては他の人がいない実質貸し切り状態で悠々温泉を楽しめます!
これが本当に…イイ!最高!!
最高の贅沢です…私の人生の中でもトップクラスに贅沢な体験でした。

価格

今回の1泊料金は…10,450円でした。
税抜きなら1万円切りです。
ちょっとしたビジネスホテルの宿泊費とちょっとした日帰り温泉の入浴料を足した額と同程度のお値段ですよ…?
2食付きの場合は+12,500円となり合計22,000円に。
2食付きのプランで利用するのが前提の旅館だと思いますので、逆に素泊まりはコストパフォーマンス抜群です。
一人素泊まりプランを用意してくれて本当にありがとうございます…!

まとめ

とても素晴らしい期待以上の温泉旅館でした!
古き良き老舗旅館、和室、静かな田舎。
そして美味しいごはん(朝食だけでしたが)。
仕事に追われながら毎日繰り返される日常で徐々に擦り減っていく心の疲れを癒すにはピッタリな体験です。

旅館がある丹後半島は道が広く、交通量は少なかったのでドライブも楽しめました。
宿までのドライブも景観がとても良く、日本海を横目に愛車を走らせるのはとても気分が良かったです。

美食や温泉目的だけではなく、クルマ趣味の人がドライブ目的で訪れる宿としても最適です。

素泊まりであれば約1万円ということでそれほど宿泊費でもないので、1年に1回程度癒しを求めて定期的に通ってみたいと思います。

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