毎週末は必ずどこかにドライブ行きたくてたまらない私。
しかしここ最近は連日の酷暑でさすがの私でも参ってしまっています。
特にうちのクルマは718ケイマンとS660という、快適装備は最低限。
ミッドシップ車のためか冷房ONでも暑いです。
もしかしてケイマンのガラスは遮熱ガラスではないのでは…?
とにかく直射日光が厳しい。
フロントガラスだけでもクールベールのような社外遮熱ガラスにした方が良いのかな…?
S660は言わずもがな。
幌からの太陽光線の熱や背中に背負うエンジンの熱を完全に防いではくれませんし、冷房を強力に作動させるとパワーダウンが目に見えて感じてしまいます。
ここまで暑いとクルマを酷使している感じがしますし、乗り降りするたびに背中の汗がシートに付着して汚れないか気になってしまいます。
そんな理由があり真夏のドライブはあまり積極的にはなれません。
しかしそれでもドライブはしたい!
そんな折、珍しく平日のお休みがありました。
ちょうどいい。
暑いのなら涼しいところへ行こう!ということで今回は岐阜を出発して高山までドライブします。
旅の目的は高山ラーメン。
そして道中はせせらぎ街道で森林ドライブを楽しみ、平日の温泉を堪能する計画です。
このブログでも何度か記事にしている定番ドライブルート。
とにかく涼を求めて北を目指します。
ドライブ開始!しかし予想外のトラブルで涼しくなる。
注:本記事の撮影写真はハンズフリーにより安全に撮影しております。
今回は718ケイマンでのドライブ。
ケイマンは休日専用車なのでS660よりもブログでの登場回数は多くなりがち。
暑くる前、そして道が混雑する前の早朝に出発するのがベストだったのですが、到着時刻がラーメン屋さんの開店時間よりも前になってしまうため開店時間から逆算すると7時過ぎの出発となりました。
出発時の気温は32℃。
相変わらず暑い…。
まずは混雑している市街地を抜け出すことが最優先。
平日なので趣味車は少なく軽自動車やトラック多め。
ドライブの楽しみの一つとしてすれ違う珍しいクルマ、趣味車を眺めるというのがありますが、この日は平日なのでそのようなクルマはほとんど走っていないです。
(たまたまこの日だけ平日休みの一般サラリーマンですが)平日にポルシェでドライブするという贅沢を堪能しつつ、通勤車で混雑する街中を急いで離脱します。
この日の天気予報はそれほど悪くなかった筈…ですが、どんどん雲行きが怪しくなってきました。
ま、まぁ…通り雨だよね…大丈夫、大丈夫。
大丈夫…
大丈夫じゃない!
突然のゲリラ豪雨!!
雨が降り出したかと思えば、あっという間に豪雨となりました。
ワイパーを最大速度で動かしても視界が確保できないほどの雨量。
路面も排水が追い付かないほど。
・・・これは危ない!
たまたま近くに運よく道の駅「美並」があったので逃げ込むことができました。
クルマから降りて道の駅の建物までの数メートルを走るだけでもずぶ濡れになりそうだったので、車内で大人しく雨脚が弱まるのを待ちます。
弱まるどころか大きな雷も鳴り始めました。
いやいや直ぐに止むはず…ただの通り雨のはず。
とは思いつつも、脳裏によぎるのは最近よく見る…集中豪雨で車が水没するニュースの映像。
スポーツカーである718ケイマンは普通の車以上に水没のリスクがあります。
雨雲レーダーを調べると真っ赤であるものの、少し待てば雨脚は弱まりそうです。
そして北に向かうほど雨雲から遠ざかることができそう。
しばらく雨宿りしていると、なんとかワイパーで視界が確保でき路面の排水も追いつく程度の雨量になったのでドライブ再開。
早く北へ移動して雨を抜けたいところです。
せせらぎ街道に入る頃には大分雨は弱まりました。
元々涼しい地域ですが雨のおかげもあり、気温はなんと20℃!
雨が降っていなければオープンカーで走りたいくらい涼しい。
せせらぎ街道は川や滝、森林などの自然の中を走る快速路。
適度なカーブとアップダウンがありドライブが楽しい道。
交通量はそこそこですが、休日は趣味車やバイクが多いです。
走って楽しい爽快なせせらぎ街道ですが、この時はまだポツポツと雨が降っており、窓を開けて風を感じることもできず。
路面も濡れているため控えめに走ります。
うーん。
我慢を強いられる運転。
帰りも同じ道を通りますのでその時は天気が良く路面も乾いていることに期待します。
せせらぎ街道を抜けると直ぐに高山市。
高山市は岐阜平野部に比べれば涼しいとはいえ、この季節は太陽が出ていると普通に暑いです。
お目当てのラーメン屋までそれなりの距離歩いていきますが、暑さは覚悟していました。
ハンディ扇風機、日傘、汗拭きシート、冷感タオルと備えは万端。
しかも午前中の雨が怪我の功名となり、雨の影響で気温はそれほど高くなく、陽も出ていない状態。
普段車移動がほとんどで貧弱な私でも熱中症で倒れなくて済みそうです(笑)。
比較的涼しいといっても歩くと暑い。
平日でも市内は観光客がたくさん歩いていまして、外国人観光客が多いです。
繁盛しており何よりです。
30分ほど歩き到着したお店は「豆天狗」
高山ラーメンが食べたくなったら毎回このお店です。
昔ながらの中華そば。
毎度のことながらネギ抜きでオーダーするので写真は見栄えが悪くなってしまい申し訳ないです(苦笑)。
シンプルで麺もスープも美味しい。
いくらでも食べれます。
ドライブが主目的といはいえ、私にとってはこのために高山に足を運ぶだけの価値は十分あるラーメンです。
ちょうど私が入店した後混雑してきたので、食べ終わったら直ぐに席を譲るために退店。
ごちそうさまでした。
帰路はせせらぎ街道を快適ドライブ
本当にラーメン食べるだけという目的だったので食べた後は帰ります。
クルマに乗り込む直前に雲から太陽が出てきてギリギリセーフ!
気温26℃。
岐阜市は連日35℃超えだったので天国に感じます。
暑くなる前に涼しいせせらぎ街道に戻りましょう。
青空も出てきて気温もちょうどよく爽快。
路面もすっかりドライになりました。
そう、これ!今日はこれを目当てにドライブしに来たのです!
交通量も少なく快適。
やはり平日ドライブは最高。
土日ではこうはいきません。
それに平日だと前を譲ってくれる車が多い印象。
ありがたいことです。
この後はせせらぎ街道の途中にある温泉「明宝温泉 湯星館」に寄り汗を流して帰ります。
スキー客を見込んだ温泉施設なのでこの時期は穴場でしょう、そして平日・・・絶対空いてるはず!
本日休館
せせらぎ街道から温泉に入る道にある看板にはそう書いてありました。
あぁ…なるほど。
人がいない温泉大好きですが、人がいないということはこういうことにもなります。
体は完全に温泉モードだったため、さてさて困りました。
帰りに道にある別の温泉を探しましょうか、でも気分的にはガラガラの空いている温泉しか行きたくない気分でもあります。
どうしようか迷いました。
暑いのでささっと帰ってエアコンの効いた部屋で昼寝する…という魅力的でありながらつまらないプランも脳裏を過りましたが、せっかくのドライブをもっと楽しいもので終わらせるためにもやはり温泉はマストということで・・・
訪れたのは日本真ん中温泉 子宝の湯。
国道156号を走っていると看板や案内でよく見かける名前の温泉。
前々から気になっていた温泉ではありますが、独身男性一人で行くにはちょっと場違いな印象を受ける名前ですよね?
いや、普通の人はそこまで気にしないのかな・・・。
案内の多さ的にも、温泉の名前的にも家族向け観光温泉のようなイメージがあり、いつ行っても絶対混んでいるだろうなぁと思って今までは避けていました。
今日もお年寄りとかで混雑していそう…とも思いましたが、平日だからこそ土日よりはマシ!むしろ行くなら今が好機!ということで挑戦。
駅が併設されており駅から降りて即温泉という面白い構造。
でも温泉施設自体は観光地らしさはあまりなく割と普通の温泉な印象。
温泉自体も可もなく不可もなく…普通。
平日ということもあり、ご老人率はかなり高め。
露天風呂は日陰が少なく夏のこの時期には暑い…!
残念だったのが休憩スペース。
広くて畳みで居心地良さそうですが、なんとエアコンがONになっておらず真夏の常温。
温泉上がりたての身体から次々と汗が出て休憩どころではありませんでした。
早々にギブアップして愛車に逃げ込みます。
ご老人が多いのでそのための配慮なのだろうか…。
大雨に見舞われたり、目的の温泉が休館していたりと予定外の出来事はありましたが、概ね楽しいドライブでした。
やはり平日…平日ドライブは素晴らしい。
平日にポルシェ乗り回して温泉ドライブとか字面だけ見ると富豪みたいな体験です。
しかし…とにかくこの時期は暑い。
今年の秋は何週間…いや、何日あるのか分かりませんがやはりがっつりドライブするのは秋まで我慢した方が良さそうです。
コメント