
今年は岐阜平野部でも11月のうちに初雪が降ったりと、冬の訪れを例年よりも早くに感じました。
うちのクルマは2台ともミッドシップのスポーツカーなので、たとえスタッドレスタイヤを履いたとしても、冬の間はなかなか遠くまで足を伸ばすことができません。
走れるうちに走っておかねば…!
12月初旬。
少し早いですが、S660で走り納めドライブをしてきました。
特に何かのイベントを目的地としない場合、私のドライブは神社、喫茶店、温泉のいずれかであることが多いです。
今回は走り納めということで神社、喫茶店、温泉全て行きます!
その中でもメインは伊勢神宮の参拝。
毎年年末に三重県にある「伊勢神宮」への参拝を習慣として、今年で7年目。
来年1年間、神棚にお納めする授与大麻をいただきに行きます。
毎年恒例のため、このブログでも何度かこの年末伊勢神宮参拝ドライブの記事を書いていますが、今年はいつもとは少しだけ趣向を変えてみようと思います。
それは…
午前4時前に出発する早朝…いや、未明ドライブ!
まぁ、最近早朝ドライブばかりなのでこのブログ的にはもう珍しくない気がしますが。
例年は6時出発なので、着く頃には伊勢市内も伊勢神宮も人でいっぱいでした。
今回4時前に出発すると伊勢につく頃はちょうど夜明け頃。
早朝の伊勢神宮参拝を体験してみようと思います。
早朝の伊勢神宮は人が少なく超快適参拝!
注:本記事の撮影写真はハンズフリーにより安全に撮影しております。
土曜日とはいえ、さすがに午前4時では走っている他の車は少なく快適。
行く手を阻む者は信号機くらいですが、木曽川・長良川の堤防道路を走れば信号機もなくノンストップで走れます。
但し、動物の飛び出しが多いので気を付けなければいけません。

国道23号に入るとそこそこの交通量はありましたが、この時間に車を走らせる人は運転し慣れている人が多いからか、ノロノロ走る人はいません。
いつも混雑している道路ですが、ストレスなくスムーズに伊勢までたどり着けました。
夜明け直前、徐々に空の深い青から地平線の赤へと変わるグラデーションが神秘的です。
伊勢神宮の外宮に到着。
定石通り最初に外宮を参拝し、その後内宮を参拝します。
時刻は6時。
いつも混雑している外宮駐車場にはいつもいる駐車場誘導員の人もこの時間はいません。
ガラガラな外宮駐車場は新鮮です。
夜明け前の伊勢神宮外宮。
伊勢神宮は外宮・内宮共通として朝5時から参拝できます。
駐車場も内宮の一部駐車場を除けば5時から使用できるのがありがたいですね。
但し、御朱印の受付時間は6時からです。
最近のスマートフォンは夜間撮影もお手の物。
手持ちでこれほどまでの画質の写真が撮れるなんてすごいことです。
しかし夜明け直前とはいえ、実際は足元が見えないほど真っ暗だったのですが、写真はスマホの補正により大分明るく撮れてしまいますね。
この時間でも御朱印を求める人で列が出来ていました。
日中でも変わらない長さ。
書いてくださる方がこの時間は少ないので仕方なしです。
御朱印を受け取れた頃にはすっかり夜が明けて明るくなっていました。
それにしても混雑していない伊勢神宮は本当に素晴らしい。
神社自体には静謐で厳かな雰囲気はありますが、人が溢れているとその雰囲気も若干薄れて観光地のような状態になってしまいます。
しかし今回はいつもとは違った本来の神社を楽しむことができました。
もうこの時点で来年以降もこの時間に来ようと心に誓いました。
駐車場に戻ると、ここからはS660の幌を開けてオープンドライブで参ります。
まだまだ気温が上がらない時間帯ですが、内宮から外宮までの短い距離であれば大丈夫。
自分の体力との相談ですが、幌を開けられるときは開けるというのはオープンカー乗りの信条ではないでしょうか。
内宮駐車場に7時前に到着。
内宮に最も近いA1~A4駐車場は既に満車で、空き待ちの車が列を成していました。
この時間なら停められると思っていましたが甘かった…!
仕方ないので、B4駐車場へ移動。
こちらはまだそれほど車が停まっていませんでした。
駐車場から内宮までは五十鈴川の河原沿いの道を歩きます。
他に人はいません。
とても贅沢な散歩です。
そして内宮の鳥居も…人がいない!感動!
いつも人で混雑している伊勢神宮という神聖な場所に人がいないと、まるで異界や結界の中に迷い込んだかのような高揚感(?)があります(笑)。
江戸時代の庶民にとって伊勢への旅は「一生に一度は行きたい夢の旅」。
今の時代では難しいことはなくなってしまいましたが、それならばこそ愛車でのお伊勢参りは毎年続けていきたい。
今年も健康に過ごすことができ、無事にお伊勢参りをして一年を締めくくることができました。
ありがたいことです!
御朱印もいただき、目的の授与大麻もいただきました。
去年から伊勢神宮参拝の証に毎年一つずつ購入している伊勢しずく鈴、今年はピンク。
そして今年からは干支のデザインが描かれたしずく鈴も集め始めてしまいました。
来年の干支の馬ですね。
これからあと11年は欠かさずお伊勢参りを続けなくてはいけません!
帰りに赤福本店に立ち寄り休憩。
赤福餅 2個(ほうじ茶付き) 400円
おかげ横丁はほとんどお店が開店前ですが、赤福本店は早朝5時から開店しているようです。
何度も伊勢神宮には訪れていますが、今回が初めての入店。
おかげ横丁はお店が開き始める時間になるとあっという間に大混雑になりますからいつも避けていたのです。
今年はいつも通っているお伊勢参りですが、いつもとは違った経験をたくさんできました。
駐車場に戻ってくると、既に車でいっぱいになっていました。
既に観光客・参拝客で混雑し始めているようです。
用事は済んだので、急いで退散するとしましょう。
喫茶店「カフェセブン」と温泉「片岡温泉」へ
澄み切った青空の下、空いている田舎道をドライブ。
気温は10℃を下回る程度。
幌を開けてオープンで走るにはちょっと寒いですが、防寒着を着込めば問題なし。
でもシートヒーターがあれば…と思うこともあります。
S660は後期型にしかシートヒーターが付いていませんが…私のS660は前期型!シートヒーターなし!!
今後オープンカーを購入しようと考えている方はシートヒーター付きが絶対オススメです!
三重県に用事がある場合は、ちょっと…いえ結構寄り道して南山城村(京都府)にあるクルマ好きが集まる喫茶店「カフェセブン」に立ち寄ることが多いです。
いえ、むしろ今回は寄り道でしたがここを目的地として岐阜からドライブすることも割とよくあります。
他のお客さんのレアなクルマを眺め、美味しいコーヒーをいただき、お店の方と少しだけおしゃべりする。
それだけで満足。
定期的に通いたくなる不思議な魅力があります。
訪れたお客さんのクルマの写真はお店のFacebookのページにアップしてくれるので、訪れた日の夜に自分のクルマの投稿を確認するのも密かな楽しみです。

「カフェセブン」の後は、リゾート施設「アクアイグニス」の中にある「片岡温泉」へ。
オープンドライブで冷えた身体を温泉で温めましょう。
ここは家族連れで賑わっている施設のため、温泉もいつも混雑している印象。
この日もお客さんが多かったです。
建物内は白を基調としたモダンでホテルのようなデザイン。
初めて来たときはオシャレな雰囲気にちょっと気後れしてしまいました(苦笑)。
片岡温泉は「源泉100%かけ流し」の贅沢な温泉。
温泉の質は文句なしですが、来場者数に対して湯船のキャパシティが少し追いついていない印象。
ちょっと落ち着かないので…もっと空いている時間に訪れたいものです。
この後は、私的毎度おなじみ四日市の「まぐろレストラン」に行き、海鮮丼を食べて帰りました。
今年最後のドライブは神社、喫茶店、温泉そして海鮮丼と私の定番てんこもりで無事終えることができました。
中々良いカーライフを送れた一年でした。
来年も愛車と共にいろいろなところへ足を伸ばしたいと思います!
SNSでのシェアやコメントいただけると励みになります!
他にもクルマ旅の記事を多数掲載していますので、ぜひご覧ください。


























コメント