お気に入りのドライブコース、というものをクルマ好きの人は持っていることが多いと思います。
私のお気に入りは今回ご紹介する板取川温泉へ向かうルート。
道は空いていて景観も良く、非常に気持ちいいドライブを楽しみ良質の温泉までいただけます。
岐阜市から北へ向かい鵜飼い大橋を通り、県道94号、県道59号を更に更に北へ。
鵜飼い大橋を渡った後はどんどん交通量が減っていき、すぐに空いてる道になります。
但し春・秋は北に進むにつれて自転車が多くなります。
途中にある寺尾ヶ原千本桜公園に至る上り坂は短いながらもタイトな峠道。
きつめなコーナーが続き結構楽しいですがブラインドコーナーが多く、道幅も狭くなっているので急に自転車が現れることを警戒しなければなりません。
普段は人がほとんどいない寺尾ヶ原千本桜公園
春には桜が咲き乱れ、秋には色鮮やかな紅葉が見れる素敵な場所。
特に桜の時期は人が多く、屋台も現れます。
ちょっとしたお祭り状態。
ここの緩い坂をアクセルオフで惰性で下り景色を楽しむのも良きです。
峠を登った先ですのでここだけ周辺より標高が高く、冬は気温が低いために路面凍結に注意。
板取川沿いの渓谷道
ひたすら板取川に沿って北上します。
景色が良く、路面も荒れてなく、カーブもたくさんあり運転も楽しく走れます。
何より交通量が少ないのがありがたく、地元の車も道を譲ってくれるので感謝しつつ走ります。
ここまで来ると自転車はほとんど走っていませんが、ごく稀に猿が路上に現れるので一応注意。
鹿などは今のところ見たことありません。
名もなき池(通称:モネの池)
このルートにある温泉以外の唯一の観光スポット、名もなき池(通称:モネの池)。
モネは画家のモネのこと。モネの代表作「睡蓮」のような池らしいので呼ばれるようになったとか。
水の透明度が高く、泳いでいる鯉が宙に浮かんでいるように見える…日もある!
この時期は観光客が多め。
多めといっても駐車場がいっぱいになるくらいで人口密度は薄いのでご安心を。
人が多い時だけ屋台も出ます 。
板取川温泉はまさに秘湯!人が少なく温泉も良質!
モネの池から更に北に進むと交通量も更に減り、ドライブは快適!
時間帯によってはそれなりの速度で流しても他の車に一台も出会わない、ということもあります。
クルマ好きならここまでのドライブだけでも十分満足できると思いますが、目的地の板取川温泉も大変良いところ。
人里離れた場所で客は少ないですが、駐車場は広いです。
特に冬は本当に人が少なく、地元のご老人くらいしか来ないのでは…?
正直採算が取れているのか心配になります…まさに秘湯。
ねらい目は10時、開店時間直後。
運が良ければ土日でも温泉の一番風呂、独り占めの貸し切り状態を味わえます。これは本当に贅沢。
ここの繁忙期は秋、キャンプ場しかないので通りがかりに立ち寄る、といったお客さんはほぼいない感じですね。
キャンプ客が温泉を利用するのが多いために秋シーズンは人が多いです。
休憩所も広くて静かですので、ちょっと仮眠することもできます。
ここでゆっくりスマホでSNSを見たり、ウマ娘遊んだりして1時間ほどダラダラするのが至福の時間。
板取川温泉の唯一の難点は食事に困るところ。
温泉客自体が少ないので仕方ないと言えば仕方がないですが。
道中も飲食店が少なく、私もいつもは岐阜市に戻ってから食事しています。
立派なレストランが…あるにはあるのですが…
メニューかなり尖っていますね。
今回この記事を書くために久しぶりに入ったレストランだったのですが、メニューが様変わりしていました。
以前来たときは普通のメニューだったのですが、その時もメニューの数は少なめでした。
色々試行錯誤している感じがします。
そして…注文はタブレットで、は最近そういうお店も増えているので良しとしても…
食事はロボットが運んでくる!?なにこれ!?
ロボットが来ました!完全自走で!
失礼ながら…どうみてもこんなロボットを導入しても元を取れる気がしないのですが…試験運用中なのかな…?
ちなみに板取川温泉は入浴一回600円。回数券は12回分で6000円と結構お得です。
岐阜にいるときは私も頻繁に来ていて愛知県に引っ越したら足が遠のくと思ったのですが、今でも変わらずに訪れているお気に入りの温泉です。
いつも空いているのは大変魅力的ですが、経営難で潰れられても困るのでこの記事を読まれた方でご興味がおありの方は是非お越しくださいませ!
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