今やスマートフォンは現代を生きる上でなくてはならない存在。
バッテリー切れになりスマホが使えなくなると大変なことになります。
そんなことを強く実感したのは昨年末の有馬記念。
朝から晩まで中山競馬場で遊んでいたため、iPhoneのバッテリー残量が少なくなり、使いたくても使えないという状況に陥りました。
写真を撮ったりできないだけではなく、オッズを手元で直ぐに調べたりもできなくなりますし、指定席フロアへの入場もスマホでQRコードをかざす必要があるため身動きすらできなくなってしまいます。
モバイルバッテリーは持ち歩いていませんでしたし、せっかく指定席に電源プラグがあったのに充電器を持ち歩いていないので充電できない始末。
更に家の鍵もスマートロック化しているのでスマートフォンがないと家に入ることすら叶いません。
この日はS660で充電できたので家に入れないということにはなりませんでしたが、なんとこの時S660にiPhoneを繋いでも一向にバッテリー容量が回復しないではありませんか!
十数分充電して+1%・・・という充電スピード・・・遅すぎる!
うちのiPhoneは車内ではiPadにテザリングしているため使用速度と充電速度が拮抗していたのかもしれません。
そんなわけでうちのS660の貧弱な充電環境が露呈しました。
今まではあまり気にしていませんでしたが、不便さを感じてしまったのでこれは改善しなければ。
S660に急速充電環境を実装させます!
車内でiPad miniとiPhoneを充電したい。
S660車内で充電したい機器は二つ、iPad mini(第6世代)とiPhone 12 Pro MAXです。
iPhoneでテザリングしてiPad miniをネットに接続し、ナビやYoutube等を流すという使い方をしています。
マグネットによりワンタッチでクルマに取付けられるようにしているので、S660からiPad miniとiPhoneを持ち出して、もう一台の愛車である718ケイマンに持っていくとエンターテインメント環境やナビ環境がそっくりそのまま移動できます。
これが本当に便利。
しかしiPad miniとiPhone、それぞれUSB-CとLightningとで端子が別なのが厄介なところ。
早くiPhoneをUSB-C端子を持つ最新世代に買い替えたいところですが、まだしばらく時間はかかりそう。
今年買い替えられればいいなぁ…といった感じです。
電源はシガーソケットから。
先ずは既存のカーチャージャーとケーブルをクルマから取下ろします。
AUKEYの24Wカーチャージャー(各ポート最大2.4A)。
2019年に購入した普通のスペックのカーチャージャー。
これでまともに充電できなかったということは…よく分からないスペック不明のケーブルがボトルネックだったのかな?
当時はスペックよりもケーブルの長さだけしか気にせずに選びました。
これらに代わり急速充電を可能にする新装備をAmazonで注文しました!
新装備を調達!手堅くANKERとCIOの商品!
ネットで情報収集した後にAmazonで発注したアイテムが直ぐに届きました。
相変わらずAmazonは便利ですね。
それぞれ紹介していきましょう。
先ずは車内で機器を充電する場合に主力となるカーチャージャー。
Anker 535 Car Charger (67W) 。
急速充電環境を整備するのが今回の目的ですのでPD対応はもちろん、今は持っていませんがいずれノートPCも購入したいと考えているのでノートPCもPD充電できる最大67Wの高出力カーチャージャー!
信頼のAnker製!
今までの人生経験上、電源は接続する機器の寿命にも関わる重要な部品という認識ですので信頼できるメーカーのものを選ぶようにしています。
Ankerは中国製ですが信頼性は申し分ないでしょう。
フランジ部分が大きい見た目ゴツいカーチャージャーですがここは性能重視で。
USB-C×2、USB-A×1と端子数も多いので申し分なしです。
お値段は4,490円。
カーチャージャーとしてはお高め。
ノートPCへの充電を諦めてもう少し低出力のものであれば値段も安くなりますが…ここは先行投資ということで!まだノートPC持っていないけど!
次にカーチャージャーとiPhoneを繋ぐUSB-C & ライトニングケーブル。
こちらもAnker製のAnker PowerLine II(0.9m)。
高耐久のナイロン素材だったり柔らかく絡みにくいシリコン素材だったり、ケーブルにも色々ありますが。
これは普通のAnker製のケーブル。
付加価値がない分、お値段は比較的安め。
MFi認証、PD充電対応という基本的な性能は抑えてあります。
そして最後にカーチャージャーとiPad miniを繋ぐUSB-C & USB-C ケーブル。
CIOシリコンケーブル(L字 CtoC 1m)です。
iPad miniの側面に接続するのでL字コネクタを持つこのケーブルをチョイス。
100W USB PD対応でシリコンケーブルの柔らかい手触りが非常にGood。
ずっと触っていたくなります。
国産メーカーというのも良いですね、応援したくなります。
早速クルマに装備させて試してみる。
購入したアイテムを早速S660に取付けてみます。
カーチャージャーをアクセサリーソケットに取付けるとカーチャージャーが青色に光ります。
Anker特有の青色、発色はとても綺麗で決して安っぽくはない…のですが。
正直、このイルミネーションはない方が良かったです。
というのもうちのS660、他の青色に発光するものや青色のアクセントは付けていないのでこの青色だけちょっと悪目立ちします。
まぁ今回はスペック重視ですしS660はカジュアルなクルマですからまだ許せますが、ポルシェ等の内装にこの青色が光り輝いてしまうと安っぽさを感じてしまいますね。
それはさておき実際に充電を試してみます。
試しに残りバッテリー容量13%のiPad miniを充電してみると、PD 16Wで充電できました。
最大67Wじゃないの!?と思ってしまいますが、iPad mini側が16W程度までの急速充電にしか対応できないのでこんなものでしょう。
というかそれ以上の急速充電に対応しているタイプC機器を私は持っていないのでこれ以上のテストができません(苦笑)。
とはいえ実際の使用感としては非常に早い充電速度を実感できました。
30分で20~25%ほどテザリング作動中のiPhoneのバッテリーが充電されましたので充電速度に困ることはもうなさそうです。
無事に急速充電環境をS660に実装できて満足!
これでS660がより一層便利になりました!
おまけ:モバイルバッテリーも購入
そもそも今回の発端は出先でiPhoneのバッテリー容量がなくなってしまった、という事態だったのでモバイルバッテリーも購入しました。
Anker Nano Power Bank (12W, Built-In Lightning Connector) 。
またしてもAnker製をチョイス。
選んだのは容量5000mAhの小型コンパクトタイプでスマホにケーブルを介さず直接取付けられるタイプ。
サイズが小さいのでこれを付けたままスマホ操作もできる…気がする。
通常の10000mAhや20000mAhのモバイルバッテリーの購入も考えたのですが、ライトニングコネクタタイプはiPhoneを最新機種に買い替えると使えなくなってしまうので、今はつなぎとして小型コンパクトでリーズナブルなタイプを選びました。
緊急時用としては十分でしょう。
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