9月末、絶景のドライブコースと名高い伊吹山ドライブウェイを初めて走ってきました。
伊吹山ドライブウェイとは岐阜県から滋賀県にかけて位置する観光道路。
詳しくはChatGPTさんのご説明をどうぞ。
岐阜県にある観光道路なのに岐阜県民歴20年以上である私は一度も走ったことがありませんでした。
その理由は…通行料金。
一往復3,400円!
いや高い…17km走るために3,400円は高いです。
奥は行き止まりのため、本当にドライブ目的の観光道路です。
散策・登山コースは一応ありますけど、私の場合は本当に道路を走るためだけなので3,400円に怖気づいて今まで行くことはありませんでした。
しかしまぁ、最近は岐阜県や近隣県は走り尽くした感もあり、毎週末ドライブに出かけたいけどどこへ行くか目的地を探すのに苦心している状態。
ならば…地元の絶景ロード、満を持して走ってみよう!と気が向いたので行ってきました。
S660出撃!伊吹山ドライブウェイを走る!
注:本記事の撮影写真はハンズフリーにより安全に撮影しております。
9月末なのでまだまだ暑い日が続く時期。
今回はS660でのドライブです。
観光道路は走りやすいのですが、交通量がそこそこあり速度はほとんど出せないので恐らくケイマンで行っても持て余すでしょう。
むしろS660で幌を開ければ絶景ロードを五感で感じられるというものです!
岐阜市からドライブスタート。
9時頃出発。天気は微妙で予報では午後から雨。
気温は26℃。
9月末はまだまだ残暑が厳しいのでオープンで走るなら26℃はちょうどいい気温ではあります。
いよいよ入場。
ETC非対応ですがクレジットカードは使えそう。
噂の通行料金、この時は3,140円でしたが今は価格改定により3,400円となっています。
更に高くなっていますが、端数が多すぎるよりはマシ・・・かなぁ。
冊子が貰えましたが、読む人ほとんどいない気がしますしその分安くしてほしい・・・というのは無理なんでしょうね。
さてさて・・・この通行料金分の価値があるかどうか。
伊吹山ドライブウェイに突入。
先ずは上り道。
一般的な峠道といった感じ、有料道路だけあって交通量が少なく路面状況も悪くないので走りやすいです。
道幅はこの手の峠道にしては狭くはない普通といった感じですね。
景色は良いですが道の見通しは良くないのでスピード出して攻めるような道ではないので、やはりS660で来たのは正解だったかもしれません。
小さく軽快なクルマで走るのが良さそう。
天気の良い日にロードスターで走ったら最高だと思います。
この時点でも割と走って楽しい。
有料道路だけあって他のクルマが少ないのが嬉しい。
怪我の功名・・・?
更に登っていくと見える景色も変わってきます。
周りの山々や低い雲よりも高くなるため遠景がになります。
ここまで標高が高い道路になると他の県でもそれほど多くなく、所謂〇〇スカイラインと呼ばれているような道路でしょうか。
このような道路ではスポーツカーやオープンカーなどのスポーツカーが多そうな印象ですが、この日はほとんどいませんでしたね。
私の他にロードスターが1台いたのみ。
やはり高い通行料金の影響でしょうか。
伊勢志摩スカイラインをケイマンで走った時にも感じましたが、山を登る峠道はパワーがあるクルマだと良くも悪くも登っていくこと自体が安楽なので印象にも残りづらいです。
S660の非力な660ccのエンジンで、マニュアルトランスミッションを駆使して、走行エネルギーをマネージメントしながら走るのは楽しいですし、思い出深いものになるということもありますね。
全ての領域で万能なスポーツカーというのは存在しないということが、この2台に乗っていると感じます。
道中、展望台エリアは少ないので走りながら景色を楽しんでいきます。
さらに上層。
徐々に緑が少なくなり、岩肌が多く見られてきます。
もはや下界ではなく天界。
走行中に流すBGMもマクロスプラスの曲を流してまるで飛んでいる可能ような気分を味わいます(笑)。
天気よかったら爽快で良い景色なんだろうな…と思いますが、この日は真っ白。
気温もぐっと下がり16℃。
半袖で日陰を走るにはちょっと肌寒い気温になってきました。
羽織るものは持ってきていませんが、気合でオープン状態は維持してS660を走らせます。
この辺りになると霧…いや、雲の中でしょうか?これ。
視界が真っ白です。
霧の峠道は北海道育ちの私は慣れているので平気、ですが慎重に走らせます。
ノーマルのS660はフォグランプがないので、対向車がこちらに気づかずにセンターラインをはみ出してぶつかってきたら、小さく軽いS660は弾き飛ばされ、天界から谷底まで真っ逆さまということにもなりかねません。
到着!
立派で広い駐車場があり、観光バスも停まっていますし他の車もそこそこいますね。
ここには山頂登山道の入口と食事やお土産物の購入ができる施設とトイレがあります。
上下水道は当然ない場所なので水は下界から車で往復し運んでくるそうで、他の人員物資も車頼み。
通行料金が高いのも仕方がないというものです。
ここに来る人の目的は高山植物を鑑賞しながらの登山道でしょうか。
やはりドライブ目的で来る場所ではない気がします(苦笑)。
到着して直ぐとんぼ返りするのも勿体ないので、食事をしていきます。
蕎麦とうどんがありそれぞれに東味、西味があります。
なるほど…同じメニューながら味付けを変えることでメニュー数2倍に…!
考えた人賢いですね。
テラス席もあり景色の良い眺め…は真っ白で見えませんでしたが、蕎麦を美味しくいただきました。
Relive ‘【S660で】絶景の伊吹山ドライブウェイをオープンドライブ!’
さて…今回は伊吹山ドライブウェイを走ってきたわけですが…
まぁ一回経験したらもういい行かなくてもいいかな!
といった感じになりました。
あくまでも景色やハイキングを楽しむ場所であって走りに行く場所ではない印象。
お店を見てもお年寄りをターゲットにした品ぞろえがメインで例えばビーナスラインの売店のような走りの聖地的なノリは皆無です(苦笑)。
天気の良い快晴の空のもと走ればまた印象は変わるかもしれませんし、ここでしか見られない景観もあるでしょうけど、やっぱり高い通行料金に躊躇してしまいます。
がっかりしたわけではないので、一回経験するのは…アリだとは思います!
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