JAFドライブコース通りに走ってみよう!
どこにでもいる普通の車好き・ドライブ好きの私、休日が晴れ予報の場合は車に乗らないと「勿体ない」と感じ、どこか行こう!と家を飛び出してしまいます。
しかし最近悩みがありまして…走りに行く目的地がネタ切れ…ということです。
今住んでいる愛知県の北部から下道でふらっと日帰りで行けるドライブ先は行き尽くしてしまい、毎回どこに走りに行こうか頭を悩ませています。
もちろん本当に行き尽くしたわけではありません。
まだまだ走っていない楽しい道、訪れるべき魅力的なスポットはたくさんあると思いますが…見つけ出せません!
私の知識はほとんどSNS等ネット頼りのためインプットが非常に少ない。
この地域で生まれ育っていれば成長する過程でもっとたくさんの知識を得ているでしょうけど、残念ながら生まれも育ちも北海道という生粋の道産子のため土地勘が皆無なのです。
自分で調べて開拓するには限界がありますし、目的地を設定せず気のままに走る…というのもどうにも私には難しい。
それならば…と考えたのが「JAFナビのドライブコース」通りに走ってみよう、です!
JAFはご存じ日本自動車連盟の略称で車のトラブルや故障時に救援に来てくれるロードサービスで有名ですが、車のサービスや活動を幅広く展開しています。
その一つとしてJAFのホームページにはJAFナビというページがあり、全国各地のおすすめドライブコースや観光スポットを多数紹介しています。
地元を知り尽くした自治体作成のおすすめドライブコースとのこと。
JAFに限らずオススメのドライブルートを載せている旅行系メディアはたくさんありますが、何といってもJAFは日本自動車連盟という名前が示す通り、車でドライブすることが大前提のコースを提案してくれます。
一般的なメディアよりも遥かに車の運転を楽しめるコースになっているので走り目的で利用できるのでは?と考えました。
ということで今回は走りが主目的、目的地はおまけ!みたいな人間でも楽しめるのか検証も兼ねて、JAFドライブコースを走ってみようと思います。
「三ヶ根山スカイラインとワイキキビーチで夏を満喫する西尾日帰りドライブコース」
前置きが長くなってしまいました。
JAFナビに掲載されているドライブコースの記事数はかなり多いので近場でソロドライブ向けの記事を探してみました。
今回選んだドライブコースはこちら。
今回は初試行なので自宅から比較的近いコースを選択。
三ヶ根スカイラインという如何にも運転が楽しそうな道が入っているので期待が持てそうです。
JAFのドライブコースを元にして実際走る行程は以下の通りに決定。
- 三水亭 西尾東店
- 三ヶ根山スカイライン
- 吉良ワイキキビーチ
- 蒲フォルニア
- 竹島ファンタジー館
- 竹島
お昼前に家を出て道中どこかで食事をしてからドライブコースを回ろうと思い、良さそうなお店をGoogleで探しました。
美味しい鰻がいただけそうな、三水亭 西尾東店さんに惹かれたのでここを最初の目的地に決定!
ホームページによると駐車場は30台分あるということで車でも問題なく行けそうです。
鰻屋さんなのですごくお値段の高いメニューが揃っていますが…一番普通のうな丼なら2,000円となんとかお財布へのダメージが許容できる範囲なので、たまにはブログ記事らしく美味しいものを食べて紹介するのもいいよね!
後半はJAFのコースと違いますが…周辺を調べているときに見つけて興味を引いた場所に変更しています。
ドライブ出発!先ずは家から最初の目的地へ!
今回はS660でのドライブ。
この日は9月17日。
まだまだ残暑が残っており気温は正午辺りで31℃。
暑いですが曇っていて直射日光はないので、S660の幌を開けオープンにして風を受けながら走れば冷房は最小限でもなんとかなります。
私の住んでいるのは名古屋の北…大分岐阜寄りですので、三河湾辺りを目指すとなると名古屋市の街中は避けては通れません。
でも街中で信号の度にストップアンドゴーさせられる市街地でもオープンにしていると何故かそれなりに楽しい。
オープンカーの力は偉大です。S660万歳!
信号待ちで左手を見るとマザック工作機械ギャラリーを発見。
マザック工作機械ギャラリー
ヤマザキマザックは、自動車部品や医療機器など、私たちの身の回りにある、あらゆる製品の部品を加工する工作機械を製造しています。
引用元:https://www.mazak-artplaza.jp/gallery/
工作機械ギャラリーでは、工作機械の歴史のご紹介や、加工部品、最新の工作機械を展示し、実物をご覧頂く事により、皆様の生活に工作機械がどのように関わっているか、ご理解を深めて頂く事を目的としております。
是非、マザック 工作機械 ギャラリーにお立ち寄り下さい。
レーシングカーのようなものが展示されていますね。
ちょっと興味はありますが…ここは名古屋の中心部。
車で遊びに来るような場所ではないのでハードル高いです。
※公共交通機関での移動は苦手です!
名古屋市内を抜け国道23号を走っていると道の駅 デンパーク安城があったので立ち寄りました。
実は道の駅でやってみたいことがありまして…
これです!道の駅スタンプラリー!(と道の駅カード)
実は道の駅スタンプラリーに前々から興味がありました。
ドライブする理由付けとしては申し分ない楽しそうな企画ですね!
全国の道の駅を全て回るのは難しいでしょうが、スタンプは北海道・東北・関東・北陸・中部・近畿・中国・四国・九州/沖縄の9ブロックに分かれているので近隣ブロックであれば制覇できるかもしれません。
今回ここで初めてスタンプブック(中部ブロック)を購入したので正真正銘、ここからスタートです!
初スタンプゲット!
スタンプの押印は一発勝負なのでちょっと緊張します。
中部ブロックだけでも5県、岐阜県(56駅)、静岡県(25駅)、三重県(18駅)、長野県〈南信地域〉(18駅)、愛知県(18駅)とかなりのボリューム。
他のドライブのついで…だけではコンプリートは難しそうです。
ひたすら道の駅だけ巡るドライブも楽しそうですね。
さて、そんな寄り道をしていたのでかなり時間が経っていました。
三水亭さんのお昼の営業は14:00まで…間に合うかな。
…と、気がはやりつつ走っていると目的地が見えてきました。
んんっ!?ここはどう見ても三ヶ根スカイラインの入口…!
あれ?三水亭さんは??お昼ごはんは‥?
どうやらナビの設定を間違えたようで…三水亭が目的地として設定されておらず2か所の目的地であるここに案内されていました。
うーん…ここまで来たら仕方ない…戻るのも時間の大幅ロスですし、そもそも昼食ラストオーダーまで絶対間に合いません。
鰻はまたの機会ということで…いざ、三ヶ根山スカイラインへ!
料金所があるくらいですから有料道路です。
普通車・軽自動車は420円、5.1kmしかないのに420円はちょっと高めです。
交通量はほぼ皆無で前にも後ろにも他の車は見当たりません。
道路脇には落ち葉が降り積もり、路面のひび割れも各所にあります。
有料道路ですがあまり管理はされていない様子…。
うーん、中々面白い道かもしれない!(苦笑)
交通量は少ないですがあまり元気よく走れる道ではないですね。
料金所から少し走ると廃墟を発見。
パールセンター(観音茶屋)というドライブイン跡らしいです。
路面も整備が行き届いていないし、このような廃墟を放置している辺り…うん、面白い道路だ!
いい感じに寂れていますね。
夜走ると夜景は綺麗かもしれませんが街頭もないので怖いかもしれない。
廃墟から少し走ると山頂Pと書かれた看板に遭遇。
この道路自体が短い距離の道路ですので山頂も直ぐ到達します。
Google mapでは第一見晴台と表示されています。
山頂駐車場はかなり広かったです。
天気はそこそこ良いのにあまり人はいません。
うーむ…道や建物の廃れ具合といい…寂しい有料道路だ…。
季節によってはもう少し賑わったりするのかしら?
三河湾の全景!
ちゃんと三河湾の形してる!すごい!!
地図で見るとかなり広い三河湾ですが高いところから見るとその先の渥美半島まで見渡せますね。
これは通行料金払う価値があります。
まぁ私は廃墟巡りも十分楽しんでいるので既に通行料分の元は取れていますけど。
見晴台の近くには多くの戦争慰霊碑とお墓がたくさんあります。
ここはあまり写真撮る場所ではないのでゼロ戦のプロペラとエンジンの写真のみ撮影。
山頂駐車場を出て引き続き三ヶ根山スカイラインを走ると次の廃墟に到着。
ここはもはやどんな建物だったのかも分からないくらい朽ちてますね。
最新の人工物と朽ち果てた人工物の対比がエモいです。
所々に風景や廃墟と車を撮影できるポイントがあります。
交通量もほとんどないですし、駐車場はたくさんありますが山頂駐車場以外に他の車は皆無だったのでゆっくり愛車の写真撮影ができました。
三河湾の景色を楽しみつつ、ゆる~い廃墟めぐりの有料道路でした。
短い区間でしたが私的には結構楽しめました!
この独特な寂れた雰囲気に興味ない人だとあまり面白くない有料道路かもしれません…。
夜に来たら綺麗な夜景と暗闇の中に浮かぶ廃墟を楽しむことができるのかも?と思いましたが20時から8時は閉鎖されるようです。
駐車場で仮眠取っていたら朝まで閉じ込められちゃう感じ…?それは恐ろしすぎます…。
記事のボリュームが大きくなってしまったので続きは【後編】で!
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