注:本記事の撮影写真はハンズフリーにより安全に撮影しております。
今年のゴールデンウィークは愛車で九州へ行きました。
愛車で九州へ行くのは今回で2回目。
今回は特に目的地があるわけではなく、主目的はひたすら走ること!愛車でドライブすることです!
最近は愛車でドライブさえできれば満足ですし、これ以上ない至高の楽しみなのです。
ですので今回の旅は予約した宿以外の目的地はない、気ままなドライブとしました。
ドライブ旅初日はあいにくの雨。
今回の相棒はポルシェ718ケイマン。
ポルシェは乗れば乗るほど走るのが楽しくなりどんどんポルシェ中毒になってしまいます。
車内に乗り込んだ瞬間から始まる非日常の世界。
これがポルシェ沼…ベースグレードの718ケイマンでこれほどの沼ならポルシェの王道たる911だとどうなってしまうのだろう。
もう既に引き返せないほど脳を焼かれてしまったのでポルシェを手放せません。
今回は3泊4日の一人旅。
荷物は718ケイマンのフロントトランクに全て入ります。
2シーターのミッドシップスポーツカーですが意外と荷物が入るので旅の相棒として実用面でも申し分なし!
一緒に走るのは友人の黄色いS660。
全行程一緒というわけではないですが、一部ルートが重なっているところは一緒に走ります。
S660と一緒に走るのなら私もS660の方が良いかな…とも思いましたが、今回とは別にS660で長距離を走る予定が控えていたのもあり、今回は718ケイマンで出撃です。
最初の目的地は大阪南港。
前回九州に行ったときと同じく往路はカーフェリーで大阪から九州へ船で移動します。
船旅大好き。
この日の天気はあいにくの雨。
ドライブの日に雨は残念ですが、こればっかりは人間の力ではどうしようもないので我慢しましょう。
スピードを抑えていつも以上に安全運転で参りましょう。
私のドライブは原則下道。
モットーは「高速道路料金を払うくらいならその分ガソリン代に」。
旅することが好きなので色々な景色、色々な道を走れて気ままに走ったり立ち寄ったりできる下道が好みです。
岐阜から木曽川・長良川の堤防を走り三重を目指します。
堤防は幅が狭いところも多いのでケイマンで走るよりもS660で走る方が気軽で楽しいですね。
718ケイマンもスポーツカーにしては車幅は抑えられて(1801㎜)いますが、さすがに軽の気軽さ・身軽さには敵いません。
ポルシェも絶対手放せない存在になりましたが、軽自動車も絶対手放せない存在になってしまいました。
1時間下道を走り燃費は14.3km/l!!
なんという低燃費!エコカーかな…?
スポーツカーで燃費を云々…という意見もありますが、燃費が良ければその分愛車と一緒に走る時間・距離が長くなるのですから燃費が良いのはやはり嬉しいですね。
岐阜を脱出し三重県、四日市市に入ります。
国道23号…この道はいつも混雑しています。
朝食のため小休止。
まぐろレストランです。
ワンコインで美味しい朝定食をいただける私のお気に入りのお店。
今回はS660の友人にこのお店を布教するために立ち寄りました。
お昼は大行列の混雑っぷりなので朝がねらい目ですね。
朝は朝定食しかオーダーできませんが。
脂がのっていてとても美味しい…朝からもりもり食べてしまいます。
時間に余裕があるので寄り道をしながら進みます。
次に立ち寄ったのはイオン系列の商業施設「そよら鈴鹿白子」。
なぜここに立ち寄ったかというと…
名古屋人が愛してやまないラーメンと甘味の「スガキヤ」。
そのスガキヤ初の新業態たこ焼き専門店『たこ寿(たこじゅ)』!
第一号店となるこの店のたこ焼きを食べに来たというわけです。
一緒に来たS660の友人が大のスガキヤファンということもあり要注目のお店でした。
オープンから1か月以上経っているこの日でも整理券が必要なほどの人気。
スガキヤ秘伝の出汁を使っているのが特徴だとか。
今回は「そのまんま」と「明太マヨチーズ」を注文。
焼きたてで非常に熱かったので食べるのに苦労しましたが…うん、普通に美味しい!
良くも悪くも(?)普通に美味しいたこ焼きでした(笑)。
スガキヤは小規模な商業施設や大きめなスーパーのフードコートにあるイメージですので、たこ寿も併設していたらラーメン、甘味、たこ焼きとフードコート鉄壁の布陣になりますね。
これは強力なビジネスだ!
西に向かう際は名阪国道を頻繁に使用します。
そして名阪国道を走るなら必ず立ち寄りたいのがクルマ好きの聖地「カフェセブン」!
しかしこの日はゴールデンウィーク中の平日だったので営業日ではありませんでした…残念。
下調べせずに走っているのでこういうこともあります。
仕方ないので名阪国道を走り真っすぐ大阪まで行きましょう。
名阪国道を走っていくと雨はどんどん強くなります。
道の駅 針テラスでも雨。
連休中ですから晴れていたら趣味車がたくさん集まっていたでしょうに、雨ですからほとんどそういう車はいませんでした。
駐車場で珍しい趣味車見るのも好きなんですけどねぇ。
事故が多発する名阪国道名物、魔のΩカーブでも結構な雨が降っています。
そして結構な速度で流れています。
私の相棒は718ケイマン、ポルシェですから絶対的な安心感・信頼があり余裕ですが油断は禁物。
他の皆様はそんなにスピード出して怖くないのかしら?と思って走っていました。
名阪国道を降りた後は高速道路に乗り一気に大阪南港にあるフェリーターミナルを目指します。
普段は下道主義なので使わない高速道路ですが、さすがに連休中の奈良・大阪の混雑している街中を走りたくはなかったので。
この718ケイマンではあまり高速道路を走っていませんが、日本の高速道路の速度域では全くびくともしないほどの安定感がありますので速度出している感が薄いです(苦笑)。
718ケイマンのベースモデルはポルシェのスポーツ系ラインナップの中では一番入門用ですが、それでも力を解放させられるのはサーキットだけなのだろうと感じます。
ただ超高速領域を走れるスポーツカーは公道の制限速度の範囲内でも走りの質感が桁外れに良いので、サーキット走らない人がポルシェを走らせる意義は十二分にあると思います。
高速道路を使い一気に大阪南港付近まで来ました。
出港まで時間があったので…寄り道した場所は大阪南港近くにあるスーパー銭湯、堺浜楽天温泉。
フェリーの船内にもお風呂はありますが、さすがに乗客数に対して広いとはいえません。
私は芋洗い状態での入浴が大嫌いなので、船内で入浴しなくても済むよう事前にここで入浴してしまう作戦です。
元々スーパー銭湯や温泉は大好きですしね。
しかし同じことを考えている人がたくさんいたのか…結構な混雑具合。
連休中ですから仕方ないですね。
芋洗いとまではいかなかったのでOKです。
入浴後はちょうどいい時間になったのでこの日のゴールである大阪南港フェリーターミナルへ。
ここから名門太陽フェリーのフェリーきょうとに愛車と共に乗船して九州の新門司までワープします。
カーフェリーは何度も乗っていますが、この非日常感が大きくワクワクします。
係の人に低床車であることを伝えると専用の乗船待ちレーンに並ぶことができます。
今回乗船する船には車両甲板が2つあり、1つは一般車を格納するフロア、もう一つがトラック等を格納するフロア。
低床車は一般車であってもトラック等を格納するフロアに乗ることになります。
その方が段差等がなく下回りを擦る可能性が低いのでしょうね。
尚、低床車は「もし下回り擦ったりしても責任負いませんから承知してね」という同意書にサインする必要があります。
うちの718ケイマンはベースグレードで車高一切下げていないため、下回りを擦る心配がほとんどありません。
これぞスポーツカー!といった感じのスタイルですが、過去に乗ったCR-Zや今乗っているS660よりも擦りにくい…というか一度も擦ったことがないですね。
本当に普段使いし易くてありがたいクルマです。
カーフェリーへの搬入は自走。
自分で運転して船の中に入るという体験は結構楽しいです(笑)。
この日のスポーツカーは我々2台だけでした。
大阪南港から新門司港までは1日2便、私が乗船した便は19:50発→翌08:30着。
約13時間弱の船旅です。
13時間と書くと長すぎる!と思うかもしれませんが、寝て起きて食事していると案外あっという間です。
本当の意味でこの時間はのんびり自由に使える稀有な時間だと思います。
やらなきゃいけないタスクが全くありませんし、ゴロゴロしていようが読書したりゲームしたりしようが新門司港へは決まった時間にしか着かないので何をしようが自由!!
こういう時間って普通に生活していると作れないんですよね…空いてる時間があっても勿体ないからと予定を埋めようとしちゃいますし。
今回は友人と一緒ということもあり全く暇すぐことがなくあっという間の13時間でした。
今回利用した船室はちょっと良い船室・・・一人部屋のファーストS!
船は限られたスペースですのでカプセルベッドタイプの相部屋が一般的。
船内にはフリースペースもたくさんありますので寝床はカプセルベッドで十分なのですが今回は奮発しました。
この部屋…非常に良い!
北海道に帰省する際は別会社のカーフェリーを利用しますが、一人部屋はここまで豪華ではありませんでした。
ちゃんと部屋として隔離されている空間!洗面台がある!そして何よりありがたいのがエアコン完備!!
素晴らしい…エアコンを独り占めして使えるなんて!!
この日は5月1日だったのでそれほど暑くはなかったですが、暑い時期に船に乗ると暑くて眠れないのですよ…。
カプセルベッドだと狭い空間に収まっているので熱が籠りますし、相部屋なのでエアコンの効きもイマイチですし。ビジネスホテル並み・・・とまでは言いませんが、それに匹敵するほどのラグジュアリーな空間で感動しました・・・!
カーフェリー:大阪南港から新門司港までにかかる費用
今回の船代は25,440円。
車の代金も含まれた値段です。
船室を相部屋にすると20000円程度で利用できます。
これを高いとみるか安いとみるか。
車で直接九州まで走った場合、ガソリン代はかかりますし、一泊するための宿泊代も必要です。
高速道路を利用するなら更にその料金も。
そしてそれに伴う疲労も。
それと比べてカーフェリーなら船旅を楽しめますし、むしろ疲労回復して九州に到着したら万全な状態で遊べます。
そう考えるとこのルートのカーフェリーはすごくお得だと思います。
クルマ好きでしたら是非愛車との船旅、カーフェリーの旅をオススメします!
本当に楽しいですよ!
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