今年のゴールデンウィークは大きな旅行計画を立てました。
まだまだコロナ禍でありますから、人混みは可能な限り避けるドライブ中心の旅です。
(コロナ禍ではなくてもドライブ中心の旅になったでしょうけど)
今回の旅のテーマは…「初めての九州!S660で日本本土最西端を踏破!」です。
最大目標は軽自動車であるHonda S660で日本本土最西端の地、九州長崎県の神崎鼻へ赴き、本土四極踏破証明書を入手すること!
更に福岡の実物大νガンダム立像を見ること、本州最西端踏破、各県の護国神社を参拝、車オフ会…と、色々計画しています。
そして何より…冬を越え、花粉の時期を越え、やっとオープンカーを楽しめる気候になりました!オープンドライブを存分に楽しみます!
旅行概要
- 日程は4泊5日。
- 日本本土最西端の地「神崎鼻公園」まで行き、帰ってくる道程。
- オープンドライブを楽しみたいのでS660で行きます。
ゴルフGTIは今回はお休み。 - 原則下道で、可能な限り高速道路は使わない予定(無料区間は使用します)
- 往路の大阪南港から九州の新門司港まではカーフェリーで移動、そこからは全て自走。
Day1 行程
一日目は家から大阪南港へ行きカーフェリーに乗り込むところまで走行します。
地図の表示は高速道路使用時、下道では5時間10分/208km。
経由地、目的地は以下の通り。
- カフェセブン
- 梅の郷 月ヶ瀬温泉
- 大阪南港フェリーターミナル
乗船時間は夕方。
時間に余裕があるため、寄り道としてたまに休日ドライブで目的地とするカフェセブンとその近くにある月ヶ瀬温泉に立ち寄ります。
長旅の始まり!先ずはカフェセブンと月ヶ瀬温泉へ!
S660に5日分の荷物を詰め込みます。
歴代のあらゆる車の中でもトップクラスに荷物が積めないS660。
オープンドライブを存分に楽しむため、フロントに唯一存在する荷室であるユーティリティボックスは使用しません。
必要最低限のものを全て助手席に押し込みます。
バイクよりはマシ…程度の積載量!
着替えは割り切って2日分…ホテルのランドリーコーナーを最大限活用する作戦!
荷物もたくさん積め、長距離向きなゴルフGTIの方が長旅には断然、向いているのですが…S660のように不便を楽しむ旅がワクワクしちゃうんですよね。
私はキャンプはしませんが、不便を楽しむというキャンプの楽しみ方に近いのではないでしょうか!
S660の方が燃費がいい…という経済的な理由もなくはないですが!
そしてこの日の天気は快晴。
気持ちの良いドライブが出来たのですが、気温はあまり上がらず午前中は14℃程度。
オープンにしても風が中々冷たかったです。
順調にカフェセブンに到着。
ゴールデンウィーク真っただ中ですが、道中はそれほど混雑しておらず通常の休日よりは若干交通量が多いかな?程度。
いつものように名阪国道を快速巡行してきたので楽なものでした。
カフェセブンも大混雑してるかと思いきや…私が到着した時は通常程度の混雑具合。
カラフルな欧州車が停まっており、とても目の保養になります。
やはり趣味車は色鮮やかなカラーリングが良いと感じます…後悔しているわけではないですが、私のS660のボディカラーは赤色でも良かったかなぁと時々思います。
まぁ、私の車のカラー選びは…その車のカタログ表紙の写真で使われている車両と同じカラーリングにする、というのがほとんど。
カタログ表紙に使われているカラーが一番、その車の個性を表すその車らしいカラーだと思っています。
しかし黒だけは選べません…写真撮るときに自分の姿が写りこむので…。
いつも通りコーヒーとサービスのトーストをいただきました。
サービスのトーストは11時までで、この時は10時55分だったのでギリギリセーフ。
行ったことがあるスポットを記録するアプリ、Swarmでカフェセブンをチェックインするとメイヤーになりました!
(メイヤー:一定期間にSwarmユーザーの中で最もこのスポットを訪れた人)
クルマ好きの聖地のメイヤー取れるのは嬉しいですね!
Swarmはドライブ好きにピッタリな楽しいアプリですので、別途ブログ記事で紹介したいですね。
カフェセブンを出発する頃にはどんどんお店に車が集まってきて、連休の混雑っぷりを呈してきました。
少し早めに退散します。
お次はカフェセブンの直ぐ近くにある月ヶ瀬温泉に。
カフェセブン→温泉ムーブは私のいつものドライブコースで、こちらの記事でご紹介しています。
今回はここが目的地ではなく、まだまだ道中ですから温泉はどうしようか迷いました。
他にも行きたいところがありまして…、大阪にあるレカロ専門店「トライアル」や泉州航空神社に行く予定もありました。
しかし、実はこの日の私の体調はまだまだ100%ではなく、ワクチン接種でのダウンから完全に復活していないことに加えて、この前日に笠松競馬で丸一日寒さに震え風邪をひく一歩手前だったので(前回記事参照)、体力回復したく温泉を選びました。
結果的に…この日は無理しなかったことにより、以降は体調もほぼほぼ完調した状態で旅行を楽しめたので良かったです。
迷ったら安全サイド!航空業界に身を置く私にとっては明確な行動指針になっています。
昼食は月ヶ瀬温泉内の食堂で豚丼+小うどんセットをいただきました。
今回の旅はかなりの距離を移動するため、ほとんどが車の移動時間に費やしており、まともに昼食取れるか怪しいスケジューリングです(苦笑)。
まぁ別に無理しているわけではなく、S660で運転していると車から降りたくなくなり、食事休憩も面倒になるので問題なし(?)です。
大阪の街中を横断し、フェリーターミナルを目指せ!
名阪国道終点までは快適なドライブが出来ましたが、その後は大阪の街中を横断してフェリーターミナルを目指します。
東京都内、名古屋市内、京都中心部…全国色々と「車で走りたくない」市街地がありますが…
私的には大阪の市街地が一番苦手かもしれない。
ナビが案内する道ですら離合困難な道が多いですし、道を一本間違えるだけで引き返して戻ってくるのに大変な労力を使う…。
他都市の市街地は交通量は非常に多いですが、道を一本間違えても次曲がればOK的な作りになっているので…初見殺し感は大阪が一番な印象です。
途中のコンビニで競馬新聞を買いました。
この日の翌日はGⅠ「天皇賞春」が開催されますからね!
フェリー内で予習をするために乗船前に購入しておきます。
フェリーでの旅はとても楽しく私は大好きなのですが、暇を持て余すと途端に辛くなります…ですので乗船時は「何かやること」を用意しておくとかなり快適な船旅になります。
フェリーターミナル到着!
カーフェリーについては敦賀から北海道の苫小牧行の新日本海フェリーを帰省の度に(冬は除く)利用しているので乗り慣れてはいますが、今回利用する名門大洋フェリーは初めて。
カーフェリーの乗り方って、初めて乗る時は正直よく分かりません…ホームページ読んでも詳細は書いていませんし。
ただ今回もそうでしたが、現地に行けば分かります。
係員の方に従うだけです!ラクチンです!
カーフェリーへの車の乗船は、もちろん自分で運転しなければなりません。
この非日常感が非常にワクワクして楽しいですね!
出航!名門大洋フェリー「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」
初めて乗る「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」。
この航路は毎日2便、大阪南港から新門司港へ航行しています。
私の乗ったのは第一便で、17:00発→翌日5:30着。
到着は朝ですので一泊分の宿代わりにもなりました。
ですので一泊のホテル代込と考えるなら…そんなに高くも…ない?
ついつい、いつも乗る新日本海フェリーの敦賀⇔苫小牧航路で使われている「すずらん/すいせん」と比べてしまいますので、むしろ比較してみます。
Wikipediaによると「きたきゅうしゅうⅡ」は2015年11月就航、総トン数14,920トン、航行速力23.2ノット、旅客定員713名。
一方「すずらん/すいせん」は2012年7月就航、総トン数17,400トン、航行速力27.5ノット、旅客定員613名。
今回乗った「きたきゅうしゅうⅡ」の方が新しく、旅客定員も100名ほど多いということですね。
「きたきゅうしゅうⅡ」の方が良かった点
- 展望デッキが広く、いつでも出入り可能で、内海を航行する分景色も良かった。
「すずらん/すいせん」は高速船のため一部後部デッキ以外は外に出ることができないのですよね。 - 船のレストランはお高いイメージだったが、レストランがビュッフェ形式でお値段はそこそこだったけど好きなだけ食べることができた。
- 内海を航行しているので窓際や展望デッキに出れば、いつでもネットが使えた。
「きたきゅうしゅうⅡ」の方が悪かった点
- 船内施設が不足気味。
トイレ/洗面所の数が少ない、シアタールームやスポーツルーム、カラオケボックス等がなく、娯楽設備が少ない。
航行距離が短いから余計な設備は不要ということなのかな。 - 大浴場が狭く、定員数が少なすぎ、開放時間が短すぎて入れなかった。
シャワールームがあったから事なきを得たけど…。 - 椅子、ベンチばかりでテーブルがほとんどなかったため、競馬新聞を広げられなかった(苦笑)。
- コインロッカーは100円が返ってこないタイプだった。
うーん。全体的に新日本海フェリーの「すずらん/すいせん」の方が良かったですね。
距離が短い内海を航行する船と距離が長く外洋を航行する高速船ではやはり施設にも差ができるのかも…。
特にコインロッカーは100円が返ってこないタイプというのがかなり不便で…100円をケチりたい!という意味ではありません(苦笑)。
個室以外の船室では貴重品を入れる鍵付きの収納はないので、船内どこに移動するにしても全ての荷物を持ち歩かなくてはいけません。
これがかなり面倒。
コインロッカーが100円戻ってくるタイプであれば何度も荷物を出し入れできるので便利だったのですが、100円が返ってこないタイプだとその都度100円使う羽目になってしまうのでそういう使い方は無理ですよね。
共有スペースの人口密度も圧倒的に「きたきゅうしゅうⅡ」の方が高く感じました。
不満点は少しだけありましたが、フェリーからの景色を楽しむのであれば「きたきゅうしゅうⅡ」は素晴らしいですね!
特に本州と四国を結ぶ3本の橋をくぐる様子は中々見どころがあります。
いつでも展望デッキが開放されているのは非常に良いですね。
この日は船の上で一泊し、翌日は朝早く九州上陸となります。
次回記事に…続くっ!
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