光陰矢の如しを本当に実感する今日この頃。
気が付けば梅雨真っ盛りな季節。
しかも夏を迎える前だというのに既に苛烈な暑さ。
軽オープンカーであるS660には非常に厳しい季節です。
花粉・黄砂と別の意味で厳しい季節を乗り越え、やっとオープンカーの季節到来!と思ったのに…あっという間に気持ちいい季節が過ぎ去ってしまいました。
今回は花粉・黄砂が過ぎた後、梅雨の前に毎年S660でやったことを振り返ってみます。
花粉と黄砂の残滓を落とすために…
花粉・黄砂のシーズンが終わったら最初にやること…それは洗車!
クルマの外表面はもちろん、車内に入り込んだ花粉・黄砂の除去が最優先事項です。
私は思いっきり花粉症なのですが、春になり暖かくなると冬の間我慢していた鬱憤もあり常時幌を開けてオープンで走ります。
花粉は辛いので薬を飲み、マスクをして、目薬を差し、点鼻薬を使って花粉シーズンでもごり押し力技です。
しかしオープン状態では花粉・黄砂に対して無防備、シーズン中に車内に降り積もった花粉・黄砂が目には見えなくても薄っすらと堆積していると思います。
これらを完全に除去せずに梅雨を迎えてしまうと、シート上の花粉・黄砂と雨雫が反応してシミ汚れになってしまうでしょう。
洗車はもちろん一年中していますが、車内クリーニングのメニューを追加した手洗い洗車を行きつけのKeeperLaboさんにお願いしました。
綺麗になりました!
やはりプロの仕事は違うなぁ。
私のS660は認定中古車といえども、結構使い倒されていた個体でした。
フロントはバンパー下部に擦り傷多数、ボンネットにはいくつか飛び石傷。
内装にも破れや擦れがたくさん。
そして購入時の走行距離が50,000km強という過走行車であり使用感がありありでした。
しかし私が乗り出してからはボンネットの飛び石傷以外に新たな傷は車内も車外も増えていないはず!
50,000kmから乗り出してもうすぐ110,000kmの8年落ち車ですけど、大事に乗っている綺麗なクルマだと思います。
今回の洗車代は…
・純水手洗い洗車 2,740円
・除菌・車内清掃 2,810円
・Web予約割引 -280円
合計5,270円でした。
洗車代としてはそれなりのお値段。
これはKeePerLaboの料金値上がり後の価格で、値上がり前はガソリンスタンドの洗車よりも安かったですからね。
あの頃に…何もかも高くなる前のあの頃に戻りたいですね。
まぁ車内清掃をKeeperLaboに頼むのはこの時期のこの一回だけ。
普段は自分で掃除機や拭き掃除するので一年に一回だけの出費ということで我慢です。
それに、これでもS660は一番料金が少ないSSサイズなのでそれなりに料金は抑えられています。
S660は燃費もいいですし、孝行クルマですね。
1年に一度の…自分でできる消耗品交換
私はタイヤ交換すら自分でできないほどの超不器用クルマ好きなのですが、そんな私でも簡単に交換できるクルマの消耗品があります。
それは…
エアコンフィルターとワイパーゴムの交換です!
私的にこの二つは梅雨前に交換するのがベストと考えています。
エアコンフィルターは花粉・黄砂を吸い込んで汚れ切っており、1年で一番汚れているから。
ワイパーゴムはこれから梅雨でワイパーの出番が上がるのでそれに備えて、ですね。
両方とも休日・晴れの日専用のS660であれば1年に1回よりも交換頻度は落とせるかもしれませんが、残念ながら(?)私のS660は通勤車。
本当は休日・晴れの日専用車にしたいのですが、うちにあるもう一台のクルマはポルシェ718ケイマン…さすがにあちらで毎日通勤はできません。
ケイマンは普段使いするのに不便のない利便性はありますが、会社の駐車場にポルシェを置きたくないというのと…なによりケイマンのコールドスタート時の爆音を朝7時前に毎日響かせるわけにはいきません。
趣味車を維持する上で大切なことは人の恨みの要因にならないこと…クルマの騒音は可能な限り配慮したいものです。
私はケイマンを夜22時以降から朝7時までは動かしてはいけない時間としてマイルールにしています。
ワイパーゴムの交換品として選んだのはPIAA スーパーグラファイト 品番:WMFR500 と 品番:WMFR350。
クルマの消耗品はたくさん製品があって…しかも車種ごとに適合品が設定されているので、毎回購入する際は混乱しますし、適合しないものを誤って買ってしまわないか緊張が走ります(苦笑)。
以前はPIAAのワイパーブレードを使っていましたが、今は純正のワイパーブレードに戻しました。
替えゴムはPIAAのまま。
純正好きの私ですが、替えゴムをディーラーに行って注文するのはさすがに面倒なのでAmazonで買えるものにします。
PIAAのワイパーゴムはシリコンゴムのタイプとグラファイトゴムの2種類から選べます。
シリコンゴムは撥水機能を持つのでワイパーを動かすだけで撥水コーティングしてくれる優れもの。
グラファイトゴムは純正で採用されているスタンダードなゴム。
私が以前使っていたのはシリコンゴムの製品で値段も少しだけ高いです。
しかし今回選んだのはスタンダードなグラファイトゴムの製品でした。
グラファイトゴムを選んだ理由は安いから…ではなく。
今まで色々なワイパーゴムやガラス撥水コーティングを試してみた私の結論は、基本普通のワイパーゴムだけでも綺麗に拭き取れる、です。
逆に綺麗に拭き取れず視界が悪くなる状況というのは、撥水コーティングやゴムの撥水効果が劣化し始めて中途半端に効果が残っている時。
これが嫌なのでガラス撥水コーティングもしなくなりましたし、一定の拭き取り能力を発揮し続けてくれるシンプルなワイパーゴムを使うことにしました。
これで困ることはありません。
S660のワイパーゴム交換方法はググるとHonda公式のマニュアルがすぐに見つかるのでそれを見ながら作業をしたのですが、不器用オブ不器用な私は中々悪戦苦闘しました(苦笑)。
恐らく私ほど不器用な人はそうそういない筈ですので、誰でも簡単にできる作業のはずです。
続いて1年間使ったエアコンフィルターを新品に交換します。
購入した製品はBOSCH(ボッシュ)アエリストプレミアム (抗ウイルス・抗アレルタイプ) AP-H06。
ボッシュを選んだ理由はパッケージがカッコイイのと青いフィルターが好きだからです(笑)。
ボッシュの国産車用フィルターには価格がそれぞれ違う3種類あり、高いほどガードできる有害物質が増える高性能なフィルターになります。
- アエリストプレミアム 花粉、ほこり、PM2.5、菌・カビ抑制、脱臭、抗ウィルス、アレル物質
- アエリストフレッシュ 花粉、ほこり、PM2.5、菌・カビ抑制、脱臭、抗ウィルス
- アエリストフリー 花粉、ほこり、PM2.5、菌・カビ抑制、脱臭
- アエリストコンフォート 花粉、ほこり
購入したのは一番高いアエリストプレミアム。
ほとんどの場合、S660で走るときは幌を開けるのでエアコンフィルターは無意味…なのですが。
私にとってクルマは人生で一番大事な趣味。
ドライブの質をより良くするためにできることは何でもします。
車内アロマやルームスプレーを使って香りにまでこだわっていますからね!
ということであまり恩恵を受けないとしても・・・妥協はしませんでした。
ついでに湿気対策も…
湿気地獄となる梅雨の前に、車内の湿気対策として設置しているドライペットの薬剤も交換しておきます。
取り出した時には既に薬剤は消えて満水状態でした。
写真はややこしいのですが、S660の分と718ケイマンの2台分の吸収した水と新しい薬剤が写っています。
ケースは一つしか写真に写っていませんけど、写真外にもう1個あります。
これをケースの底面にマジックテープを貼り付けた上でクルマのフロアマットの上に設置しています。
すると車内に侵入した湿気を吸着して閉じ込めてくれます。
1~2か月で満水になりますので、これだけの水が車内に侵入していると考えると恐ろしいです。
特にS660は軽自動車故に結構金具が錆びやすいのでささやかながらこれで対策しています。
S660の法定12ヶ月点検
花粉・黄砂が明けたからというわけでも、梅雨対策というわけでもないのですが…
いつも通っているホンダディーラーからS660の法定12ヶ月点検の葉書が来ました。
担当営業の方と仲が良いのでディーラーに行くのが大好き。
用事があるとちょっと嬉しい。
ちなみに最寄りのホンダディーラーは歩いて行けるくらいの距離にありますが、私がいつも通っているディーラーは片道1時間半ほどの距離。
我ながらそれなりに面倒なことしていると感じますが、楽しみだから仕方なし!
既に100,000km超えたクルマですが、オールオッケー全て問題なし!
この辺りの走行距離からオーナーがその車をどう扱って来たか、答え合わせが出る時期ですね。
50,000kmまでは前オーナーがそれなりに厳しい使い方していたと推察されますが、私が乗り出してからは丁寧に大事にお金をかけて乗ってきたつもりです。
その甲斐あってか今回の不具合なしは嬉しい限り。
エンジンオイル交換は前回から4,200kmほどで交換。
シフトノブがちょっと緩んでいたり、幌がちょっと弛んでいたりしたので増し締め、張力調整していただきました。
梅雨は我慢の時・・・しかし梅雨明けには地獄の酷暑が。
梅雨時期はオープンカー乗りにとって我慢の時期。
早く梅雨は明けてほしいものですが…既にかなりの暑さで梅雨と酷暑のダブルパンチ。
数年前までは36℃くらいまでならオープンにしてドライブしていましたが、最近は32℃くらいでバテバテです(苦笑)。
最近は意地にならずに自分の体力消費が一番抑えられるドライブの仕方を心掛けるようになりました。
本当に昨今の熱さはシャレにならないので皆さまもくれぐれも熱中症・夏バテにお気をつけて…!
楽しいドライブに必要なものはカッコイイエクステリアでもなく、豪華な内装でもなく、高性能な走行性能でもなく…間違いなく一番は自分の健康ですから!
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