【東北旅行編その6】最終回!新日本海フェリーで旅の余韻に浸りながら帰路につく


今回で東北旅行編も最終回。

もう少し東北の地でゆっくりしたかったのですが、雇われサラリーマンの身では休暇の日数は限られているため、後ろ髪を引かれながらも旅を終えて帰らねばなりません。

前日はルートイン大舘大町に宿泊しましたので、その駐車場から愛車に乗り込むところからのスタートとなります。

718ケイマンに乗り込みドライブ開始!
718ケイマンに乗り込みドライブ開始!

秋田港を目指して・早朝の出発!

注:本記事の撮影写真はハンズフリーにより安全に撮影しております。

今日は大舘市から秋田港フェリーターミナルまでのドライブ。

秋田港からカーフェリーに乗り込み敦賀まで船旅ワープします。

秋田港までは距離にして約100km、1時間半ほど。
ここまでの旅で走った距離を思えばちょっとした散歩のようなものですが、問題はフェリーの出港時間。

新日本海フェリー e乗船券
新日本海フェリー e乗船券

出港時間は8時35分。
乗船券に書いてあるように乗船の90分前には現地に到着していないといけませんので、7時5分がリミットです。
初めて走る見知らぬ道をギリギリ攻めるわけにはいかないので、余裕をもって移動しようとすると・・・
朝は4時起き、5時出発となります。

せっかく大浴場があるルートインなのに、大浴場一度も利用できず!朝食も食べられず!
早起きするために早寝したので、本当にただの素泊まりでした。
ちょっと無理しすぎなスケジュールだったかなぁ。

出発時間は・・・早朝5時!
出発時間は・・・早朝5時!

仕方なし。それはさておき7月下旬だったので5時でも外は明るい。
気温25.5℃・・・なんて過ごしやすい気温なのでしょう。
眠い目をこすりつつも、愛車のエンジンに火を入れれば一気に覚醒!
さぁ、この旅も最終日。
張り切っていこう!

空は明るくても人々が起き出す前の時間
空は明るくても人々が起き出す前の時間

まだまだ多くの人が寝静まっている大舘市の街中をそろりそろりと・・・静かにケイマンが走り出します。

ホテルの駐車場は建物から少し離れているので、大音量のケイマンのコールドスタートでも人様の迷惑になることはありませんが、これが岐阜の自宅なら・・・朝5時では絶対にケイマンのエンジンをかけることなんてできません。
それくらい大音量!
うちのケイマンはノーマル車だし、SでもGTSでもないベースモデルだし、4気筒だし、スポーツエギゾーストも入っていないのに、それでもコールドスタートは相当な音量です。
カッコイイクルマは人様の迷惑にならないよう、スマートに乗るのが一番カッコイイのは間違いないですよね。

さすがに早朝すぎて他の車もいないため非常に快適
さすがに早朝すぎて他の車もいないため非常に快適

秋田港までのルートは主に森の中、国道285号を走るルート。
山道ではないのでカーブも比較的少なくまったり穏やかな道。

やはり空いている道は良い・・・本当に良きです。

秋田市内に近づいてくると徐々に車は増えていきましたが、みんなスピード速い(笑)。
この日は日曜日。
日曜日の早朝に走る車は慣れている地元民くらいでしょうから、みんなスイスイ車を走らせていました。

目的地の秋田港フェリーターミナル付近
目的地の秋田港フェリーターミナル付近
フェリーターミナル乗船待機列(低床車用レーン)に停車
フェリーターミナル乗船待機列(低床車用レーン)に停車

あっという間に目的地に到着。

到着時刻は6時半。
予定通りちょうどいい時間に到着・・・ってまだ他の車ほとんどいないようですが。

乗船する新日本海フェリー らいらっく
乗船する新日本海フェリー らいらっく

余裕をもって早めに到着したので、時間を持て余し・・・乗船予定の新日本海フェリー らいらっくの船体を岸から見学。
やはり私的にはカーフェリーといえば新日本海フェリーなんですよね!
いつも北海道の実家に帰る時にお世話になっています。

あ、今回はちゃんと現金を下ろしてきましたよ。
行きのフェリーの中では現金しか使えない環境で、現金がほとんどない状態で大変だったので同じ轍は踏みませんとも。

東北を離れる準備は万端です!
名残惜しいし、ドライブは目一杯楽しみましたが、観光をほとんどしていないのが心残りとはいえば・・・心残りですね。
また来たいですね、東北。

フェリー乗船。さらば東北・・・!

らいらっくに自走乗船!
らいらっくに自走乗船!

1時間以上待ってやっと乗船。
もう少し遅い時間にホテル出ても良かった・・・かも。

毎度のことながら自走による乗船はテンション上がります。
今回も低床スポーツカーはうちのケイマンのみ。
最近、私が乗る時はカーフェリーで他のスポーツカー全然見ませんねぇ。

車両甲板で遭遇したポルシェ
車両甲板で遭遇したポルシェ

・・・と思ったら、既に車両デッキにはとんでもない車がおりました。
検索避けのために車種名は出しませんが、名探偵コ○ンに登場する「黒ずくめの組織」のジンが愛用している車ですね。
・・・ん?もしやコナン君たちもこの船に乗っている・・・?
あ、殺人事件が起きる予感・・・!
と、いうのは冗談ですが、この旅初めて見た自分以外のポルシェとなりました(笑)。

車両甲板出入口閉鎖
車両甲板搬入ゲート閉鎖
無事、ケイマン乗船完了!
無事、ケイマン乗船完了!
東北を離れます・・・必ずまた来ますね!
東北を離れます・・・必ずまた来ますね!

出港ーっ!

どんどん陸地が離れて遠くなっていくこの瞬間は寂しさと・・・そして確実に休日が終わり仕事の足音が近づいていると感じていたたまれません(苦笑)。

さらばです、東北。
岐阜からは遠くて中々訪れることができない地。
しかしまだまだ体験していない魅力はたくさんありそうなので、また必ず来ますね!

新日本海フェリーの船旅

案内所/エントランス
案内所/エントランス
カフェスペース
カフェスペース

新日本海フェリーの「らいらっく」

フェリー会社は違えど、往路(名古屋港→仙台港)で利用した太平洋フェリーの船と施設やサービスは似ていますので、船の詳細な解説は割愛。
気になる人は以下の記事をご覧ください。

エントランスは太平洋フェリーの「いしかり」の方が豪華でしたが、エントランスの差で船旅の快適さが変わるわけでもなし、です。

「らいらっく」のツーリストS
「らいらっく」のツーリストS
出入口はカーテンとはいえ個室は非常に快適
出入口はカーテンとはいえ個室は非常に快適

往路ではちょっといい寝台でしたが、今回は少し奮発してツーリストS、個室です!

やはり・・・個室は素晴らしいです。
往路のS寝台もスペースが通常の寝台よりも広くて快適でしたが、個室は次元が違います。

料金はクルマ一台込みで34,000円
航路も曜日も全然違うので単純比較できませんが、往路は32,100円だったことを考えると非常にお得な感じです。

「らいらっく」の食事メニュー
「らいらっく」の食事メニュー

食事メニューは太平洋フェリーと今回の新日本海フェリーでは異なりました。

「いしかり」は朝食・昼食が1,200円、夕食は2,300円のバイキングでしたが、「らいらっく」は好きなメニューを選べますので、値段も様々です。

復刻!エビ味噌ラーメン(ネギ抜き)ミニ炒飯セット
復刻!エビ味噌ラーメン(ネギ抜き)ミニ炒飯セット

私のオススメは復刻!エビ味噌ラーメン(ネギ抜き)ミニ炒飯セット
お値段1,500円!
※ネギ抜きにしているので色味が地味になっております。

復刻・・・ということはいつの間にか消滅していて復活した???
はっきりエビの風味と旨味が味わえるので気に入っています。

でも・・・どちらかといえば、バイキングの方が豪遊できるので食事メニューは太平洋フェリーの方が好みかな。

船から望む日の入り
船から望む日の入り

秋田港から到着地の敦賀港までの航行時間は約21時間。
ほぼ1日です。

新日本海フェリーは太平洋フェリーよりも更に陸からの電波が届かないので、強制デジタルデトックスです。
でもそれがいい・・・思いっきりだらだら怠けていました。

しかし大きな誤算も・・・
今回はせっかく個室にしたのですが・・・深夜、周囲の別の個室からのいびきと歯ぎしりがすごくうるさかった!
更に暑くて寝苦しかったのもあり、寝付くのに時間かかってしまいました。
部屋に通気口がないから・・・かな?
太平洋フェリーの「いしかり」の寝台には通気口があったけど。

ん・・・?
比べると新日本海フェリーの「らいらっく」よりも太平洋フェリーの「いしかり」の方が良いところ多いのでは・・・??
でも、私的には何故か圧倒的に新日本海フェリー派なのですよ。
利用回数が多いから愛着があるだけなのかも・・・?

旅の終わり・・・非日常から日常へ。

敦賀港到着、下船!
敦賀港到着、下船!

早朝5時半、敦賀港に到着。
遂に帰ってきてしまいました。
敦賀の時点でかなり非日常から日常へ戻っております。

くーっ!旅の終わりは切ない。

寄り道せずに自宅へ帰ります
寄り道せずに自宅へ帰ります

岐阜の道も悪くないのですけど、やっぱり初見の道を走る楽しさにはとても及びません。
次の日は早速お仕事日なので真っ直ぐ寄り道せずに帰ります。

しかし岐阜は暑い。
この日の気温は36.8℃
回れ右して東北に引き返したいです(苦笑)。

今回の旅はこれでお終い。
クルマも私自身も無事に旅を終えられたことは何より嬉しいですね。
東北を探索し尽くしては全然ないので、もう少し休暇期間が長ければ・・・と心残りもあります。
それは再び東北へ行くモチベーションとして残しておきましょう。

旅の記事は全4回くらいでまとめるつもりでしたが、結局全6回に。
相変わらずうちのブログはネタのインプットの方が記事にするアウトプットよりも遥かに多くて四苦八苦しています(笑)。
ネタがないよりは全然いいですけどね。

ここまでお付き合いくださいましてありがとうございました!


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