インターコンチネンタルGTチャレンジ 2025 第4戦 鈴鹿1000kmレース 現地観戦記 Day2


※この記事はAmazonアソシエイトによるプロモーションを含みます。

インターナショナルGTチャレンジ 2025
第4戦 鈴鹿1000kmレース
現地観戦してきました!

前回Day1の記事に続き、今回はDay2の記事となります。。
いよいよ、鈴鹿1000kmレースの決勝日です。!

Day1の経験を踏まえてDay2観戦の装備を整える!

この日はポルシェ 718ケイマンで現地入り。鈴鹿サーキットP6駐車場に停めている様子。
この日はポルシェ 718ケイマンで現地入り

この日はポルシェの応援の意味を込めて、私も愛車のポルシェ 718ケイマンで現地入り。

この日は終日曇りの予報。
曇りとはいえ、雨が降ったり止んだりしたDay1に比べると気温も上がるでしょう。

今回はDay1の経験を踏まえて、しっかり観戦装備を整えてきましたよ!

>暑さ対策

観戦席では日傘はNG

日傘がダメなら尚更、帽子は必須。
Day1でもちゃんと帽子は被っていましたが、ごくごく普通のチャンピオンのデニムキャップでした。
しかしこの日はポルシェの応援の意味も込めてポルシェ モータースポーツ キャップを被って観戦に臨みます。
このイベントに限った話ではないですが、このようなファンアイテムは普段使いしづらいですが、イベント時ではかえって普通の帽子よりもその場に適したファッションになります。
会場の雰囲気を感じるとファンアイテムを身に纏っていない方が浮くこともあるので、家に何かしら関連グッズがある場合はせっかくですし絶対使った方がいいです!

汗を拭くタオルも持っていきます。冷感タオルだと尚良し。

ハンディファンもあると頼りになります。
うちわもあればいいですが、嵩張るので扇子が欲しいところ。
扇子は現地で鈴鹿サーキット仕様のものが販売されていますが、私はもともと扇子愛用者なのでDay1でも持ってきた扇子が大活躍でした。

デオドラントシートもDay1でカバンに常備していた分を使い切ってしまったので追加投入。
移動が多く、汗をかくので非常に頼りになるアイテムです。

そして秘密兵器、モンベルのウイックロン クールライト

モンベル ウイックロン クールライト
モンベル ウイックロン クールライト

最強の速乾性と通気性を持ち、非常に涼しい着心地を持つシャツ。
超極薄生地ですのでファッション的に普段使いはシーンを選びますが、ここぞという時用に一着持っておくと非常に重宝します。
鈴鹿サーキットの観覧席は結構、風が吹いているので通気性の良いこのシャツの恩恵はかなり大きいです。
しっかりUVカットしてくれるので、実際裸よりも涼しい。
ECサイトでは販売していないようですので、ここにリンクは貼れません。
興味がある場合はモンベル実店舗かモンベル公式通販ページを覗いて見てください。

>その他装備

曇りでも日焼け止めは必須。

たくさん歩くのでウォーキングシューズも必要。
ウォーキングシューズのオススメはハダシライド
ウォーキングシューズでは珍しくアウトソールがかかと部分までかかっていること、そしてかかとの角が取れた丸い形状なので、運転がし易いです。
ドライビングシューズとまでは言いませんが、車の運転も考えられている良い靴です。

そしてウェットティッシュ
何かと使えるアイテムですが、座席に座る前に座面を拭くのに使います。

後はモバイルバッテリーもあれば尚良しです。
スマホはレースの状況確認、タイムスケジュール確認、チケットQRコード表示、雨雲レーダーの確認等々・・・使う場面が多いです。
充電切れになってチケットQRコードが表示できなくなると致命的ですので。

そして何より大事なのが、使わない余計なものは家において持ってこないようにしましょう。
たくさん歩くので軽量化は大事です。

今回はピットウォークがないので不要ですが、サインをしてもらう場合はサインペンや書いてもらうアイテムを、記念グッズをいただいたりする場合に備えてクリアファイルなどあれば良いかもですね。

さぁ!装備を整えたら、サーキットへ突撃!

装備を整えて鈴鹿サーキットへ
装備を整えて鈴鹿サーキットへ

Japan Cup Race2

この日のタイムスケジュールは午前中にJapan Cup Race2、午後に鈴鹿1000km決勝とその二つだけ。
分かりやすくていいですね!

鈴鹿1000kmはシケインのQ2席で観ると決めているので、Japan Cupは別の場所へ。
歩くと結構距離がある・・・
まだ午前中でそれほど暑くない時間でしたが、歩くと汗をかきます。
第1コーナー~第2コーナーにあるB1席に陣取り、ここでJapan Cupは観戦しましょう。

第1コーナー~第2コーナーにあるB1席からの眺め
第1コーナー~第2コーナーにあるB1席からの眺め

私が応援していたのはもちろんポルシェ

といっても・・・Japan Cupを走るのはフェラーリだらけ!
Porsche 911 GT3 R666号車のseven x seven Racingの1台のみ。

No.666 seven x seven Racing/Porsche 911 GT3 R
No.666 seven x seven Racing/Porsche 911 GT3 R

この666号車は途中まで3位争いで激しくバトルを行い見せ場を作ってしまいましたが、9号車のFerrari 296 GT3と接触してしまい順位を落としてしまいました・・・。

結局、1着から5着までFerrari 296 GT3が占めるという結果に・・・!
GT4クラスも718ケイマンGRスープラに敗れました。

No.45 PONOS RACING/Ferrari 296 GT3 (この写真はDay1で撮ったもの)
No.45 PONOS RACING/Ferrari 296 GT3
(この写真はDay1で撮ったもの)

ポルシェの活躍は鈴鹿1000kmレースに期待します!

2025 Intercontinental GT Challenge 第4戦 第49回
SUZUKA 1000km決勝

スタートはグランドスタンドで場の雰囲気を味わいます。
スタートはグランドスタンドで場の雰囲気を味わいます。

鈴鹿1000kmレースは「走行距離が1000kmに達するか、最大レース時間が6時間30分を経過した時点でレース終了」というルール。
とはいえ、実際はGT3マシンのスペックや、途中のレース進行において80km/h制限になったりもするので、6時間30分以内に1000kmは難しいとのこと。
ですので、実質は「6時間30分の時間制耐久レース」だそうです。

昼過ぎにスタートするとゴールは19時頃。
曇り空のため日差しはさほどないとはいえ、残暑厳しい中の観戦ですので観客にとっても耐久レースになります。
まぁ私はこの日、ちゃんと対策装備と覚悟を完璧に備えていたのでそれほど苦でもなかったですが!

鈴鹿1000kmレース、スタート!
鈴鹿1000kmレース、スタート!


グリッドに整列した各車、エンジン音を轟かせ6時間半の耐久レース、スタート!

音が!すごい!!迫力!!!
特にこのグランドスタンドでは背後の壁があるので、壁がエンジン音を反響させて凄まじい音圧でした。
観客の盛り上がりもいきなり最高潮!
この一体感は現地観戦の醍醐味ですね。

スタート後、すぐにQ2スタンドに移動するつもりでしたが、目が離せなくなり結局、1時間ほど・・・最初のスティント(ピットストップから、次のピットストップまでの走行区間)が終わるまでグランドスタンドから離れられませんでした。

14号車のアウディから・・・火が!
14号車のアウディから・・・火が!

各車のピット作業を観終わってからQ2スタンドに移動しようとしたら・・・

14号車のAudi Sport Asia Team PhantomのR8 LMS GT3 EVO IIから火が・・・!
この時、5番手とかなりいい位置で走っていたのに・・・!
早速波乱が起きていました。

さてさて、2スティント目では私の「推し」ドライバーであるケビン・エストレ選手が7号車をドライブします。
その走りを見逃さないようにQ2スタンドに移動します。

7号車 Absolute Racingはローレンス・ヴァントール選手からケビン・エストレ選手へ交代
7号車 Absolute Racingはローレンス・ヴァントール選手からケビン・エストレ選手へ交代

Japan Cupではフェラーリだらけでしたが、鈴鹿1000kmではポルシェ勢が多めです。
たくさん写真撮ったので・・・といいつつ後で見返すとポルシェばかり撮っていました(笑)。

まぁこのブログはポルシェ大好きな管理人が書いているブログなので勘弁してください!
撮影した各ポルシェをご紹介します。

まずは注目されていたスペシャルリバリー(特別なカラーリング)の3台のポルシェから。

No.7 Absolute Racing/PORSCHE 911 GT3 R
No.7 Absolute Racing/Porsche 911 GT3 R

7号車、Absolute RacingのPorsche 911 GT3 R

1984年と1985年にル・マン24時間レースで2連覇をしたニューマン・ポルシェ956のカラーリング。
いや~カッコイイ・・・!
たまりません!
「推し」のケビン・エストレ選手がドライブする車ということもあるので、ミニカー出たら絶対買います!

No.6 Origine Motorsport/Porsche 911 GT3 R
No.6 Origine Motorsport/Porsche 911 GT3 R

6号車、Origine MotorsportのPorsche 911 GT3 R

1981年の鈴鹿1000kmを制したクレマー・レーシングの「伊太利屋ポルシェ」のカラーリング。
すごくユニークなカラーリングですね。
当時を知らないのでググってみると・・・なるほど。
上手く現代デザインに落とし込んでいます!

この6号車と7号車。
ポルシェのワークスドライバーで固めてきており、本気度がヤバイ!
そしてこのワークスドライバーらが、同じポルシェ同士で序盤からかなり激しくやり合っていて、迫力はありましたがポルシェ同士で潰し合わないで~と内心ヒヤヒヤして見ていました(苦笑)。

No.23 Phantom Global Racing/Porsche 911 GT3 R
No.23 Phantom Global Racing/Porsche 911 GT3 R

23号車、Phantom Global RacingのPorsche 911 GT3 R

今回、ひと際目を引いたピンク色のカラーリング!
ポルシェの公式グッズでもよく見るパターンですから、これは私でもよく知っています。

豚肉の部位を示す線が描かれた、ポルシェ史で有名な「ピンクピッグ」です。1971年のポルシェ917/20のオマージュ。
この伝説のカラーは2018年のル・マンでクラス優勝を飾って以来の復活とのことです。

いやはや、発想がすごい!
でもどことなく可愛らしさも感じてしまう・・・!

この3台のスペシャルリバリーは大変注目されていたようですが、他のポルシェもカッコいいカラーリング目白押しです。

No.10 Absolute Racing/Porsche 911 GT3 R
No.10 Absolute Racing/Porsche 911 GT3 R
No.13 Phantom Global Racing/Porsche 911 GT3 R
No.13 Phantom Global Racing/Porsche 911 GT3 R
No.18 Porsche Center Okazaki/Porsche 911 GT3 R
No.18 Porsche Center Okazaki/Porsche 911 GT3 R
No.33 Vollgas Motorsports/Porsche 911 GT3 R
No.33 Vollgas Motorsports/Porsche 911 GT3 R
No51 AMAC Motorsport/Porsche 911 GT3 R
No51 AMAC Motorsport/Porsche 911 GT3 R
No.61 EBM GIGA Racing/Porsche 911 GT3 R
No.61 EBM GIGA Racing/Porsche 911 GT3 R
No.86 Origine Motorsport/Porsche 911 GT3 R
No.86 Origine Motorsport/Porsche 911 GT3 R
No.91 Herberth Motorsport/Porsche 911 GT3 R
No.91 Herberth Motorsport/Porsche 911 GT3 R

ポルシェ・・・カッコイイーっ!!
いや、これ私がポルシェ贔屓だからそう感じているだけじゃないですよね?
素敵な911 GT3 Rをたくさん観ることができて大変・・・大変満足です!!

6時間半・・・この日を迎える前までは、さすがに途中で飽きてくるかな?何か暇つぶしが必要かな?なんてことも思っていました。
ところが・・・そんなことはない!
本当にあっという間に時間が過ぎてしまいました。
観戦に目が離せなくなって、正直カメラを両手に持っていたのに全然写真撮っていないことに帰宅してから気付きました。
ですので、ここでご紹介したそれぞれのポルシェの写真はほとんどがDay1の時に撮影したものです。

6時間半、生のレースをその場で観戦した感想ですが・・・

>観戦しながら、スマホで状況確認。

観戦中はずっとスマホで公式Youtubeチャンネル「GTWorld」のこのレースの中継映像を流していました。
Q2スタンドから観えない場所のシーンが確認できますし、何より順位や残り時間などがQ2スタンドからでは全く分かりませんでした(苦笑)。
実況音声は会場で流れてはいますが、各車のエンジン音の方がはるかに大きいので途切れ途切れにしか聞こえません。
AirPodsを付けていても、Youtubeの音が聴こえないくらいエンジン音は強力なのでYoutubeの方は音量ミュートにして流していました。

>音が・・・イイ!

マシンの音がすごいですね。
特に・・・やっぱりポルシェの高音で乾いた鋭い音は、他のどのマシンとも違う特徴的な素晴らしい音色でした。
このブログを書いている今(水曜日)でもポルシェの音が耳から離れません。

そしてもう一つ特徴的に聞こえたのがMercedes-AMG GT3 EVO の音。

No.888 Mercedes-AMG Team GMR/Mercedes-AMG GT3 EVO
No.888 Mercedes-AMG Team GMR/Mercedes-AMG GT3 EVO

こちらは高音ではなく、お腹に響くような太い重低音。
表現が正しいかどうか分かりませんが、まるで機敏な迫力ある装甲車のような音に聞こえました。

>圧倒的すぎる32号車のBMWの速さ
No.32 Team WRT/BMW M4 GT3 EVO
No.32 Team WRT/BMW M4 GT3 EVO

6時間半の長丁場の中、常にトップを走っている32号車 Team WRTのBMW M4 GT3 EVO

速い・・・速すぎる!!

この公式ファクトリーチーム、ドライバーも世界トップランカーのGTドライバーで固めてきており、圧倒的速さで文字通り他を寄せ付けません。
こんなにもセーフティーカーが入り、一旦広がった差がリセットされても、毎回ぐんぐんと2番手以降との差を伸ばしていきます。
走りを観ていても安定感の塊、隙がなさすぎました。

でも私の「推し」のケビン・エストレ選手の速さも別格でしたよ。
素人の私が分かるくらい。
非常にアグレッシブな走りを生で観ることができて満足でした。

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フィナーレは花火とパルクフェルメウォーク

辺りが暗くなり始めると、カメラで写真撮影が厳しくなり、更に暗くなると夜目の効かない私の肉眼も各車の識別が困難になってきました(笑)。
ここからは大人しく、グランドスタンドに戻り、カメラも鞄にしまってレース観戦に注目しました。

暗くなってくると手持ち撮影は難しく・・・
暗くなってくると手持ち撮影は難しく・・・
夕方と夜が綺麗に分かれた綺麗な空
夕方と夜が綺麗に分かれた綺麗な空
ゴール後、クールダウンした各車が隊列を成してホームストレートに戻ってきます。
ゴール後、クールダウンした各車が隊列を成してホームストレートに戻ってきます。
綺麗な花火が次々と上がり、各ドライバーの健闘を讃えているようです。
綺麗な花火が次々と上がり、各ドライバーの健闘を讃えているようです。

最後は32号車 Team WRTのBMW M4 GT3 EVO、続く7号車 Absolute RacingのPorsche 911 GT3 Rの2台が3着以下を引き離し、盤石の着差を付けてのゴールでした。

続く3着争いは最後まで熾烈でした。
ブロンズクラス10号車 Absolute RacingのPorsche 911 GT3 Rが表彰台に届くか!?というところでしたが、惜しくも4位フィニッシュでした。
4位でもブロンズクラスであることを考えれば素晴らしい戦績ですよね。

優勝したNo.32 Team WRT/BMW M4 GT3 EVOと
3着のNo.2 Johor Motorsports JMR/Chevrolet Corvette Z06 GT3.R
優勝したNo.32 Team WRT/BMW M4 GT3 EVOと
3着のNo.2 Johor Motorsports JMR/Chevrolet Corvette Z06 GT3.R
2着のNo.7 Absolute Racing/Porsche 911 GT3 R

最後にパルクフェルメウォークがありました。

コースが解放され、レース後の熱気が残るホームストレートに集められたレーシングカーを間近で見られるというイベント。
余韻に浸りながら、激戦を終えたばかりのマシンを目の前で写真撮影できました。
これだけ近くに寄れるなら夜でも写真撮れます!
ありがたい!

タイヤカスやオイル、虫などが付着し、傷跡も生々しいリアルな姿は今ここでしか見られない貴重な体験ですよね。

ポルシェ、総合優勝を惜しくも逃してしまいましたが・・・
しかし楽しかった!
素晴らしいイベント、素晴らしい体験をさせていただきました。

そして来年も鈴鹿1000kmは開催されるうえに、第50回という記念すべき年のようです。
絶対来年のこのイベントに来ます!
今度はサインを貰う準備もちゃんとしておこう。

もうすっかりモータースポーツ観戦にハマってしまいました。
鈴鹿1000kmだけでなくポルシェ カレラカップなども興味が出てきましたね。
もちろん、走る方ではなく・・・観る方として・・・ね。

また来年、必ずここに来ます!
また来年、必ずここに来ます!

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