
7月にポルシェ 718ケイマンと共に東北へドライブ旅行に行ってきました。
前回までの記事では、仙台港に上陸して、宮城國護国神社と岩手護国神社を参拝し、この旅の目標の一つであった御朱印をいただきました。
今回は更に目標の一つを達成していきます。
その目標とは、本州最東端の地を訪れ「本州最東端訪問証明書」をゲットすること!
そしてそして、もちろん愛車のケイマンで東北の道をドライブすること自体が最大の目的!
ここまではほとんど街中と高速道路しか走っていないので、ここからやっとお目当ての下道ドライブ。
天気もバッチリ!
レッツドライブ!!
国道106を走って東に移動。目指すは本州最東端。
注:本記事の撮影写真はハンズフリーにより安全に撮影しております。
前回の記事と同じ日。
この日は仙台市のホテルからスタートし、盛岡市の岩手護国神社まで移動しました。
御朱印をいただき駐車場に戻ってきた時点で、時刻は14時半。
目的の「本州最東端訪問証明書」を発行してくれる施設はいくつかありますが、今回はアクセスのしやすさと営業時間を考えて、道の駅 みやこ を目的地とします。
この道の駅の営業時間は17時までなので、何事もなければ1時間くらい余裕あります。
とはいえ不測の事態がないとは限らないので、早速出発しましょう。
いい天気。
交通量も少なく快速ドライブ!
以前、新潟から福島へ向かう際に国道49号を走りましたが、道の雰囲気がそれに近いかな?
具体的にどう近いのか言語化はできませんが…。
国道にはその県、またはその地方特有の雰囲気がありませんか?
岐阜であれば川に沿うように緩く曲がりくねった道。反対側には集落がポツポツとあり、昼は走りやすいですが、夜にあると街頭がなかったり少なかったりで少し寂しい雰囲気の道。
これが私の抱く岐阜らしい道のイメージです。
岐阜の近隣、愛知県にも長野県にも、三重にも静岡にもなんとなく「らしい」道のイメージできます。
うまく言語化できませんし、仲間内でも「確かに!」と言われることがあれば「???」という反応の時があるので伝えるのが非常に難しい。
この時、この国道106号に抱いた雰囲気は私の中で東北らしい道…と脳内メモリに保存されてしまいました。
人家、集落がそれほど多くなく、高低差も少ない、森の中に走るそれなりに綺麗な道…かな?
あくまでも私個人の印象です(笑)。
道中で最も印象に残ったのは簗川大橋。
運転席から見ると、目の前にワイヤーが放射状に広がる光景は圧巻で、かなり印象的です。
この橋は「エクストラドーズド橋」という形式だそうで、一般的な斜張橋よりも塔が低く、ケーブルが水平に近いのが特徴。
その構造ゆえにワイヤーが視界いっぱいに飛び込んでくるような、迫力が生まれるのですね。
青空に映える白い主塔、深い谷をまたぐ巨大な橋。
予期せぬ出会いでしたが、旅の記憶に刻まれる素晴らしい場所でした。
尚、このブログ記事を書いている際、この橋をGoogle mapでこの橋の場所を見つけるのに苦労させられました。
どうやら、この橋はGoogle map未登録なご様子。
ですので、地点登録申請しておきました。
新しい地点の登録をする機会はほとんどないので採用されると嬉しいな・・・。
余談ですが、私はGoogle mapの口コミ投稿もコツコツとやっておりまして。
ローカルガイドに登録していまして、現在レベル7。
ローカルガイドはGoogle mapの口コミを投稿したり場所の質問、情報提供をしたりするとポイントがもらえるゲームみたいなもの。
増やしても何か良いことがあるわけではないですが、数字を増やしていくのが好きな私は細々と楽しんでいます。
目指せレベル10!
でもこのペースだと一体何年後になるんだろうか。
交通量が少なく走りやすい道を1時間半ほどドライブすると、あっという間に目的地に到着。
道の駅・みなとオアシス みやこ。
平日の午後3時の道の駅。
お客さんはあまり多くはなく、観光客らしい人も少なくお年寄りがちらほらといった感じ。
鮮魚・産直コーナーがあり、お土産・特産品コーナーがありと、観光地アピールは前面に押していますが、地元の人の利用者の方が多い、みたいな田舎あるあるな道の駅、という印象でした。
早速、こちらの総合案内所で目的のブツを入手しましょう。
本州最東端訪問証明書を手に入れました!
これで本州最東端、踏破完了!
・・・え~っと。
最東端訪問証明書はこの道の駅の他、宮古市の複数箇所で手に入れることができます。
そして実際の最東端の地は、魹ヶ崎(とどがさき)。
道の駅から結構・・・離れています!
もちろん本州最東端のその場所まで行きたかったのですが、駐車場から最東端の灯台まで、片道約3.8km、時間にして片道約60分とのこと!
いやそれはキツい。
駐車場まで行くのにもそれなりに時間かかるのに、そこから更に・・・というのはちょっと無理過ぎます。
そもそも・・・「愛車で辿り着く」のが最重要目的なので、愛車で最東端の地まで行けないのであれば・・・その分ドライブする方を私は選ぶ!
証明書をいただいたのでそれで良しとします!
き、機会があれば・・・いつか本州最東端の碑を拝みに行きたいと思います。
ちなみに証明書は1枚200円。
これで本州最東端、最西端(山口県下関市毘沙ノ鼻)、最南端(和歌山県東牟婁郡串本町潮岬)の証明書が揃いました。
残すところは本州最北端(青森県下北郡大間町大間崎)のみ!
それも今回の旅で踏破しますよ。
楽しみです!
国道45号の素晴らしさは最上位クラス
この日の目的は全て達成しましたので、後はホテルに向かうだけ。
予約していたホテルは青森県八戸市にある「ホテルパールシティ八戸」。
国道45号を2時間ほど北に走るだけという非常にシンプルなルート。
シンプルですがこのルート・・・すごく良かった!いや、今までで最上位クラスに良かった国道です!
ルート上には山あり、谷あり、森があり、田舎道があり、海を望む道もあり、走っていて飽きません。
舗装の状態も悪くなく、乗り心地に不満が出ることもあまりありません。
もちろん、そのレベルの道は全国にたくさんありますが・・・
何より素晴らしかったのは・・・圧倒的な交通量の少なさ!
少ないというかほぼ皆無でした。
前にも後ろにも、対向車もいない十数kmの区間があり、たまに車と遭遇しても地元の軽トラで直ぐに脇道に入っていきます。
平日の夕方とはいえ、明るいうちから風光明媚な国道でこの交通量のなさは本当に感動しました。
さすがにあれだけ人がいないのはたまたまだった・・・と思います。さすがに・・・ね?
十数km、他の車と一切遭遇しないドライブというのは、真に自分だけの自由なドライブでした。
他車のために加減速する必要もない。
これがどれほど素晴らしいことか。
他車がいないからといってスピードを出すわけではないです。
むしろ1秒でもこのドライブが長く続いてほしいと思うと自然にアクセルを踏み込む力が緩みます。
この経験、地元の岐阜でも深夜の田舎道くらいしか得難いシチュエーションですし、その場合は動物の飛び出しなどがあり別の意味で油断できません。
気持ちいい青空の中、広い道路を完全に独り占めできる感覚には本当に感動しました。
本当に気に入りました。
ありがとう、国道45号。

この時点から既に交通量は少ない。

綺麗な風景を独り占め

向こうも手前も国道45号
完全に自分のペースで楽しく走っていたら、休憩するのも忘れて一気に走り抜けてしまいました。
愛車と景色の写真をブログ用に少しは撮っておけばよかった・・・と今若干後悔していますが、あの時は本当に爽快なドライブだったので停まるという選択肢は全くありませんでした。
やっぱりドライブは空いている道を走るのが一番楽しい!(個人の感想です)
スポーツカーは特に走りが楽しいですが、たとえスポーツカーではなくても、趣味車というものはただの移動時間を旅を感じ特別な時間にしてくれる素晴らしい存在。
今風に言えばQOLを高めてくれます。
みんなもっと趣味車乗らなきゃダメ!
実用車を選んで賢いフリをするのはやめよう!
一週間のうち、月曜日から金曜日まで不便を感じても土日だけでもとびきりに楽しいならそれでいい。
そんな考え方の方が人生絶対楽しいです!
(個人の感想です)
この日は八戸市内で一泊
何の文句もない、素晴らしいドライブでしたので、気付いたら目的地に着いていました。
ギリギリ陽が落ちる前。
この日はかなりの時間、距離を走りましたが暗くなる前に宿に着けてよかった。
今日の宿はコチラ。
施設、客室共に必要十分。
駐車場の奥が少し狭かったので気を遣った・・・くらいしか気になったところはありません。
禁煙シングル一泊、4,582円でした。
普通に安くて良いホテルです。
最近はどこのホテルも値上がりしているイメージですが、平日とはいえ4000円台は本当にありがたいです。
しかしこのホテルの周囲に食事処が少ない。
一旦、ホテルの部屋で寛いでしまうとお店探しが億劫になってしまう・・・。
そんなわけで・・・

遠く岐阜からはるばる青森に来ているというのに・・・
結局、マックで夕食を済ましてしまいました・・・(苦笑)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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