ジャパンモビリティショー2023へ行ってきた!


東京モーターショー…ではなく今回から新たな名称になった「Japan Mobility Show 2023」に遊びに行ってきました!

知らない人は少ないでしょうけど、このイベントは自動車メーカーや関連企業が新型車やコンセプトカー、新製品をお披露目する展示会です。

私はクルマ系イベントには興味があるのですが、吊るしの市販車が好きですのでモーターショーや輸入車ショウが大好物。
今回のジャパンモビリティショーでは新型車の初公開というのはほとんどなくちょっと残念ではありますが、今後市販化を狙っていそうなコンセプトカーもいくつかありそうなので期待できます。

入場券はQRコード
入場券はQRコード(一部編集で白塗り済)

事前に忘れずに前売り券を購入して準備万端。
今時のイベント入場チケットはQRコードになっていることがほとんどで大変便利な世の中になりました。
今やスマートフォンがないとまともに日常生活できませんね。

718ケイマンでドライブ移動

注:本記事の撮影写真はハンズフリーにより安全に撮影しております。

私にとっては移動も大きな楽しみ…というより愛車での移動ではなく新幹線等の公共交通機関しか使えないとしたら今回のイベントには行っていません。
たとえイベント会場への移動でも愛車で走ればこの上ないエンターテインメントなのです!

今回は718ケイマンで、東京まで下道の旅です。

出発前日にKeePerLaboで洗車
出発前日にKeePerLaboで洗車

現地では友人らと会うので愛車をしっかり洗車…してもらいました。KeePerLaboさんで。

PORSCHEを人前に出すときはしっかり綺麗にした状態でカッコ良く見せなければいけません。
汚いままだとPORSCHEに失礼ですからね!(?)
青空駐車だからね…仕方ないね…。

出発時刻は午前2時半
出発時刻は午前2時半。

早朝…いえ、深夜に出発。

岐阜から下道で東京を目指す場合、名古屋の街中を通らざるを得ません。
しかし深夜であれば交通量は少ないので快適に走れます。
街中深夜ドライブも乙なものです。

うちの718ケイマンはベースグレードのほぼノンオプション…とはいえ、それでも走ると結構音が大きいです。
深夜に走るときはいつも以上に大人しく、迷惑にならないように気を付けて走ります。

走行距離20,000km達成!
走行距離20,000km達成!

出発から程なくして718ケイマンの走行距離が20,000kmを達成しました!

おめでとう!
いや…うーむ。
これは喜ぶべきか悲しむべきなのか。

この718ケイマンはとにかく走りを楽しむために購入したクルマですので、リセールなんて考えずにひたすら走って走って走りまくる予定。
私のお金が続く限り200,000km、300,000kmと過走行記録を伸ばしていきたいところです。
ですので大いなる記録の第一歩、になればいいですね!

由比PA(上り)で休憩
由比PA(上り)で休憩

走り出すとついつい休憩するのを忘れて…というより車を停めること自体が面倒になりひたすら走ってしまいます。
今回は由比PA(上り)で現地の友人に到着予定時刻を伝えるために休憩。
ここは記念撮影し易いというのもあり休憩に丁度いいですね。

深夜に出発しましたが、ドライブを楽しんでいるとあっという間に朝になりました。
薄っすら朝焼けの中に浮かぶ富士山がイイ感じです。

鮎沢PA(上り)でも休憩
鮎沢PA(上り)でも休憩

少し走ってすぐにトイレ休憩。
コーヒーは好きなのですがカフェインに過敏なのですぐにトイレに行きたくなってしまいます。

こちらも富士山が見える鮎沢PAです。

うーん…うちのクルマ…カッコイイ!
シンプルな造形ながらもメリハリがあり精悍なフロントフェイス。
すごく私の好みに刺さります。

ボディカラーについては最近、レッドやイエローのような派手なカラーが羨ましく感じていました。
ケイマンは誰もが振り返るような鮮やかなカラーを堂々と纏えるクルマですから、それを試してみるのも良いかもしれません。
でも…白いポルシェもイイ!とてもアイコニックで上品です。
こんな分不相応ながらも素晴らしいクルマを所有しているという事実だけでも幸せを感じます。

大盛況のジャパンモビリティショー2023

718ケイマンのドライブをたっぷり堪能して東京までやってきました。

ジャパンモビリティショーの会場は東京ビックサイト
ジャパンモビリティショーの会場は東京ビックサイト
会場は大盛況!
会場は大盛況!

会場の東京ビックサイトはかなりの賑わいで大混雑。
やっとコロナ禍が明けてみんな本格的に外出するようになったという印象です。
あまりの人の多さと、展示車や展示品がひたすら多かったため全ての写真を撮ることは不可能でした。
1日ではとても観きれませんね!

そこで今回はその中でも私が注目したものをご紹介していきます。

スバル

SUBARU SPORT MOBILITY Concept
SUBARU SPORT MOBILITY Concept

ビックサイトの東館から入り一番最初に目に入ったのがスバルの展示エリア。

コンセプトカーのSUBARU SPORT MOBILITY Concept(スバル・スポーツモビリティーコンセプト)が壇上にお披露目されていましたが…
今回は事前予習を一切して来なかったので遠くから眺めるだけではよく分からなかったです。
いかにもEVらしい形をしているのは分かりました。
2ドア車のようですし、未来のEVスペシャリティカーの形なのでしょうか。
バックには5基のダクテッドファンを有するドローンが飛行…はしておらず油圧装置で動いていました。

マツダ

MAZDA ICONIC SP
MAZDA ICONIC SP
スーパーカーのように開くドア
スーパーカーのように開くドア

私が一番楽しみにしていたのがマツダのMAZDA ICONIC SP(マツダ・アイコニックSP)

いやぁもう最高にカッコイイです。
数時間前に愛車の718ケイマンのデザインを惚れ惚れしていましたが、それはそれとしてこのコンセプトカーは最高のデザインだと思います。
絶対市販化されないだろう!と一目で分かるようなコンセプトカーよりも、もしかしたら市販化されたりしないかな?と期待させてくれる塩梅の方が私は好みです。
とても夢が広がります!

こちらも壇上に展示されており近づいて観ることはできませんでしたが、回転テーブルで色々な角度を披露してくれましたし、高いところから見下ろすことができる展望ステージも準備されておりマツダさんの気合の入りようを感じました。

流麗なスポーツカーのボディ、スーパーカーのように開くドア、リトラクタブルヘッドライト、そしてロータリーエンジン付きプラグインハイブリッド車。
これが市販化されたらバカ売れ…ということにはならないでしょうけど、伝説級のクルマになることは間違いないでしょう。
夢いっぱいなスポーツカーをありがとう。

ロードスターRF RS(2024年1月からの販売モデル)
ロードスターRF RS(2024年1月からの販売モデル)

2024年1月から一部改良モデルとして販売されるロードスターRFも実車公開。

ライトが今風になった!ということだけは分かる!
その他の変更点は予習してこなかった私には分かりませんでした(笑)。
ただ変わらずカッコイイ憧れのクルマであることは間違いなし!
いつか所有したい一台です。

トヨタ

トヨタ FT-Se
トヨタ FT-Se

トヨタの展示エリアは今回のイベントでどこよりも混雑していました。
もう写真撮るってレベルじゃなかったです!(苦笑)。
とはいえ、なんとかバッテリーEVのコンセプトスポーツカーであるFT-Seだけは写真に収めました。

すごく…派手!!
まさに高性能スポーツカーといった見た目で好みが分かれそうなスタイリングです。
他のメーカーがこれを出してきても「まぁ、コンセプトカーだし市販化はされないでしょ」と思うでしょうけど、今や日本市場に敵なしのトヨタであれば「市販化してしまうかもしれない!」と思えてしまいます。
トヨタ公式から『ソフトウェアアップデートにより、ドライバーと共に育っていくクルマを目指しています。』という紹介文がありますが、私が期待するEVスポーツカーはまさにそれ!
エンジン車と比べてEV車はユーザーがクルマで遊べる範囲が増えると思いますので、しっかり法整備をして新たなクルマ趣味の世界を提案してほしいですね。

ダイハツ

ダイハツ VISION COPEN
ダイハツ VISION COPEN

今回、私が一番市販化に期待を寄せているのがダイハツのVISION COPEN

このデザイン…スタイリング…まさしく先代のL880K型コペンと瓜二つ!
現行型ではなく初代をモチーフにコンセプトカーを作ってしまうとは…ダイハツの開発陣も思うところがあるのかな…?
見た目は初代の可愛らしさがありますが、スペックは1.3LのFRスポーツらしいじゃないですか!

サイドから見ると初代コペンのような独特の丸っぽさは控え目?
サイドから見ると初代コペンのような独特の丸っぽさは控え目?
内装はあまり作り込んではいない様子に見える
内装はあまり作り込んではいない様子に見える

普通車サイズになったことですごくワイドになったように見え、よりスポーティーな印象を受けました。
サイズは全長3835mm、全幅1695mm、全高1265mmということなので、十分コンパクトなのですが、脳が勝手に初代コペンと混線してしまうので実物を見た印象は思いの外大きく見えます。
可愛くもあり、オシャレでもあり、カッコイイスポーツカーですね。

ここまで具体的なコペンのビジョンを見せられてしまうと市販化を期待せざるを得ません。
内装は90年代のSFアニメのような未来っぽい何か…が並んでおり、あまり作り込んでいないのが気になります。
やはりコンセプト止まりなの…?

私は…多分市販化されても買わないとは思いますが、見ているだけでも楽しくなりそうな素敵なクルマですので是非街中を走る姿も見てみたいものです。

ホンダ

プレリュード コンセプト
ホンダ プレリュードコンセプト

今回の展示車で私が一番『欲しい』クルマはホンダ プレリュードコンセプト!!

マツダ・アイコニックSPが純粋にカッコイイスポーツカーでしたが、このプレリュードは私の趣味に直球ドストライク!!
ハイブリッドモデルですので、CR-Zとインサイトを足して2で割ったような感じでしょうか。
CR-Zの見た目が今でも大好きな私にはドストライクな見た目です。
最近はポルシェ愛が強すぎましたが、やはりホンダもイイ…。
CR-Zに乗っている時にこのクルマが市販化されていたら絶対に買っていましたね!
実際この日観てきたコンセプトカーの中では一番市販化の実現性が高そう…いや市販前提のコンセプトモデルなのかな?
他メーカーのコンセプトカーは壇上の遠い位置に展示されていたのですが、ダイハツのコペンとこのプレリュードは近くまで寄ることができたので、それも市販化される証左なのかも。

リアは最近流行の横一文字テールライトとモデル名のロゴ
リアは最近流行の横一文字テールライトとモデル名のロゴ

加飾は極限まで控え、造形の美しさで勝負するデザインは本当に私好み。
まぁ大多数の人は加飾が多い派手なデザインを好むようですので、市販化されても大ヒットは…しないでしょうけど、こういう趣味全開のクルマはもっとたくさんあっていいと思います。
乗ってみたいなぁ。

携帯可能なBEV、モトコンパクト
携帯可能なBEV、モトコンパクト

もう一つ…私が手に入れたいアイテムが展示されていました。
それはモトコンパクト!!
携帯可能なBEV式モビリティです。
これは既に市販化されているモデルで米国で2023年9月から販売されています。

うーん。素敵すぎる乗り物です。
日本で販売されたら是非欲しいのですが…寸法的に718ケイマンのトランクには入らなさそうです。
さすがにこれ一つで遠くに移動することはできないので自分の車に載せられないというのは致命的。
前車のゴルフGTIだったら余裕で載せられたのになぁ。

レクサス

レクサス LF-ZL
レクサス LF-ZL

ひと際豪華で煌びやかなレクサスの展示エリアはあまりの混雑っぷりに中々身動きが取れない。
BEVフラッグシップコンセプトであるレクサス LF-ZLを少し離れたところから写真撮影。
なんだか高級そうで凄そう…ということは伝わりました。

最近私はセダンが気になるようになってきました。
私の好みはフォルクスワーゲン アルテオンやアルファロメオ ジュリアのような派手すぎないオシャレなセダン。
ですので私がレクサスに所有する機会はあるとしてもまだまだ先のことでしょう。

スズキ

スイフト コンセプト
 スイフト コンセプト

これが次期型の新型スイフトか!…と思ったらスイフトコンセプトでした。
いやもうこれそのまま市販化されるでしょ、ってレベルで作り込まれています。
一目でスイフトと分かるデザインながらも今風の造形も取り入れており、これまたたくさん売れそうですね。

私が初めて車を購入する際に最後まで候補として残ったのが、フィットとスイフト。
最終的には荷室容量の差でフィットを選びましたが、スイフトを選んでいたらその後のカーライフはどうなっていたのか気になるところです。
フィットからポルシェまで進化したので、スイフトを選んでいたら…?
本当に人生は何が起きるのか分かりません。

日産

ニッサン ハイパーフォース
ニッサン ハイパーフォース

これぞまさにコンセプトカー!絶対市販化されないだろう!(苦笑)と思わせるのがニッサン ハイパーフォース
究極のハイパーEVスポーツカーという触れ込みでしたが、これまた壇上から遠くに展示されており、日産の展示エリアも非常に混雑していたため遠くから眺めるだけ。
『1,000 kWの出力を生み出す高出力モーターを組み合わせることにより、圧倒的な加速力を余すことなく発揮します。』という説明がされていますが、このコンセプトカーは実際走るの…?そういう設定なだけ…?

日産スカイラインNISMO
日産 スカイラインNISMO
日産 フェアレディZ NISMO
日産 フェアレディZ NISMO
日産 GT-R NISMOスペシャルエディション
日産 GT-R NISMOスペシャルエディション

日産の展示エリアにはコンセプトカーだけではなく、同じカラーを纏ったNISMO仕様のスカイライン、フェアレディZ、GT-Rの3台も展示されていました。

3車種とも迫力と威圧感がスゴイ!
このイベントに展示されていたコンセプトカーのほとんどはハイブリッド車だったりEVだったりしたので、純ガソリンハイパワー車の圧を感じます。
見慣れたスポーツカーを観るとホッとする気持ちもあります(苦笑)。
3車種とも物凄く速そうなクルマだなぁ。

主要メーカーの展示を見るだけでも結構疲れてしまうほどの圧倒的なボリュームでした。
メルセデスやルノーといった一部輸入車メーカーを除き、大部分の輸入車メーカーは参加していません。
私の推しであるフォルクスワーゲンやポルシェも例年通り不参加なのがちょっと寂しいところです。

マツダ・アイコニックSP、ダイハツ・VISION COPEN、ホンダ・プレリュードコンセプトといった今後の動向に目が離せないコンセプトモデルもたくさんありましたので大満足なイベントでした。
お土産に何か買っていきたかったのですが、最終日だったこともありエコバックくらいしか残っておらず何も買えなかったことだけが心残りです(苦笑)。

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