インターコンチネンタルGTチャレンジ 2025 第4戦 鈴鹿1000kmレース 現地観戦記 Day1


インターナショナルGTチャレンジ 2025
第4戦 鈴鹿1000kmレース

現地観戦してきました!

私にとってモータースポーツ現地観戦は初体験!。

世界的な耐久レースであるインターコンチネンタルGTチャレンジ(IGTC)の第2戦:ニュルブルクリンク24時間レース第3戦:スパ・フランコルシャン24時間レースで初めて中継観戦し、すっかり耐久レースにハマってしまい・・・続く第4戦目である鈴鹿1000kmがあると知り即、現地観戦チケットを予約していました。

駐車場は結構高いですが、大規模なイベント会場に車で乗り入れることができるのはいいですね。
さすが車のイベント。
2日間朝から晩まで楽しんで9,500円はかなり安いのでは…?

初めての予約でしたが、今回は一部のBOX席を除き、全エリアは自由席ということで予約は観戦券と駐車場券を買うだけで非常に簡単でした。

鈴鹿1000kmは世界中からトップドライバーが日本に集う一大レース!

私の注目はモータースポーツ超初心者な私が先の2戦を観て、その走りに惚れ込んでしまったケビン・エストレ選手
生でその走りを観るのが本当に楽しみでした。
もちろんポルシェのワークスドライバーである彼のマシンは私の大好きな Porsche 911 GT3 R

ポルシェ以外にも、BMW、フェラーリをはじめ、メルセデスAMG、アウディ、シボレーのコルベット、そして日本の日産GT-Rなどといった世界中のスーパースポーツカーをベースにした『GT3マシン』を生で観ることができます!

鈴鹿1000km自体がコロナ以来の6年ぶりに復活したレースということでモータースポーツファンからも非常に注目度が高いレースだと思います。

SUZUKA 1000km Day1

本観戦記は観戦経験ゼロの超初心者によるものです。詳しい解説等は期待しないでください。

いつもの記事なら家から現地までのドライブの模様も書いているところですが、今回はネタが非常に多いので割愛。

鈴鹿サーキット パーキングゲート

鈴鹿サーキットはドライブ中に直ぐ傍を通ることはありましたが、中に入るのは初めて。
ナビ通り進めばパーキングゲートに問題なくたどり着けました。

鈴鹿サーキット P6駐車場にS660を停める
鈴鹿サーキット P6駐車場
鈴鹿1000km両日用パーキングパーミット

ゲートでパーキングパーミットを受取り、予約していたP6駐車場へ。

屋根付きの駐車場なのは嬉しい!
この日は雨が降ったり止んだりの天気でしたから、幌車であるS660にとっては屋根がある非常に助かります。

思わず駐車場に停まっている趣味車に目を向けてしまうのはクルマ好きの性。
ここは鈴鹿サーキットですから、スポーツカーがすごく多い。
86/BRZ、シビックタイプR、WRX、そしてGRヤリスとGRカローラが非常に多かったです。
一方、公道で一番良く見るロードスターはあまり見ませんでした。客層が違うのかしら?
国産スポーツカーが非常に多く、輸入車は比較的少なめでしたね。
ポルシェもたくさんいるのかな?と思いきや、私が見た範囲では一台も見かけませんでした。

鈴鹿サーキットに到着!
鈴鹿サーキットに到着!

サーキットでレース観戦したり、コースを走ったりしたことはありませんが、富士スピードウェイもてぎサーキットであればレース以外のイベントで行ったことがあったので、その時の記憶を参考に鈴鹿サーキットの中を進みます。

事前にチケットはネット購入してQRコードがスマホの中にデータとしてあるので、当日はこれを提示するだけでOK。
今時のイベントは便利でありがたいです。

サーキットは広いですね。
ドライビングシューズからウォーキングシューズに履き替えておいて良かった。

9月ですがまだまだ35℃を越す日が多いです。
しかしこの日は天候が悪いためか、湿度は高かったですが気温はそれほどでもなかったのがとてもありがたい。
メインスタンドまでそこそこの距離を歩きましたが幸い、汗はかきませんでした。

ホームストレートに面したグランドスタンド
ホームストレートに面したグランドスタンド
鈴鹿サーキットの大型ビジョンに映し出された、2025年インターコンチネンタルGTチャレンジ第4戦 SUZUKA 1000kmの公式ロゴ。「ASIA'S HISTORIC GT RACE RETURNS!」という歓迎のメッセージも表示されている。
グランドスタンドの大型ビジョンに映し出される「SUZUKA 1000km」のロゴ

とりあえずそこそこ長い距離を歩いたのでグランドスタンドの席に座って休憩。

グランドスタンドはホームストレートを一望できますし、ピット作業も観えていい感じですね!
正面には柵があるので写真撮影には不向きかな?あくまでもイベント観戦用。
今回は珍しく押し入れから一眼レフカメラと望遠レンズを持ってきたので、写真撮る時は別の場所に移動した方が良さそうです。

少しずつ天候は回復してきて、青空が見えてきました。
少しずつ天候は回復してきて、青空が見えてきました。

ここに来る途中も雨が降っていたり、止んだりしていましたが、レース開始前には青空が見えてきました。
まだ観客も少ないですし、非常に過ごしやすいです。

売店がいくつかありましたが、基本的には鈴鹿サーキットのグッズ類が中心。

ポルシェやフェラーリなどのメーカーのオフィシャルグッズもありましたが、品揃え種類が少なめでしかも私が行ったときにはあまり残っていませんでした。
鈴鹿1000km限定グッズを期待していましたが、そういうものはほとんどありませんでした・・・残念。

GOODSMILE RACINGのレーシングミクのグッズ売店は、グッズの種類もたくさんあり賑わっていました。
今回の鈴鹿1000kmに参戦するGOODSMILE RACINGのMercedes-AMG GT3 EVOにレーシングミクがプリントされていますね。

No.00 GOODSMILE RACING/Mercedes-AMG GT3 EVO

うちのケイマンにはマフラータオルを飾れるスペース(エンジン上部)があるので、レーシングミクのマフラータオルを買おうかな…と思いましたが、AMGじゃなくてポルシェだしな・・・と思い辞めました。

ペットボトル一本250円でした。
ペットボトル一本250円!

ペットボトル一本250円

観光地価格・・・ではなくレース場価格か。
自販機は非常に多く、どこの観客席に行っても近くに設置してあったのは非常に助かりました。
商品補充も頻繁にやっているのを見かけましたが、何度か購入してもいずれもちゃんと冷えていたは嬉しかった。

さて、Day1のタイムスケジュールは以下の通り。

8:30-    メインゲートオープン
9:00-9:15  Japan Cup 予選Q1
9:22-9:37  Japan Cup 予選Q2
10:45-12:15  1000km プレ予選
13:55-    Japan Cup Race1 (60min+Leader)
15:15-15:50  ピットウォーク
17:05-17:20  1000km 予選Q1
17:27-17:42  1000km 予選Q2
17:50-18:05  1000km 予選Q3

Japan Cup」は、鈴鹿1000kmレースを盛り上げるために同時開催されたサポートレース。
鈴鹿1000kmと同じGT3カーと、その一つ下のクラスであるGT4カーが混走します。
プロが中心の1000kmレースとは異なり、こちらはアマチュアドライバーが主役なのが特徴。
1時間で勝敗を決める短期決戦のスプリントレースであり、このDay1で予選からレース1まで観戦行われます。

午前中は初めて見る生のレーシングカーの迫力をグランドスタンドから眺めつつ、別の観客席も見て回りつつ過ごしました。

最終コーナー手前の「シケイン」を見下ろすQ2席からの眺め
Q2席からグランドスタンド方向の眺め
Q2席からは最終コーナー手前の「シケイン」を見下ろせます。
Q2席からは最終コーナー手前の「シケイン」を見下ろせます。

最終コーナー手前の「シケイン」を見下ろす席、Q2席がレースを観て楽しむのも写真撮るのも丁度良かったので、ここに陣取りました。
昼近くなると徐々に気温が上がってきましたが、この席は高いところにあるので涼しい風が吹いてくれるのも大変ありがたかったです。

しかし、西の空が真っ暗・・・
雨雲レーダーを確認すると局地的ですが真っ赤な反応が近づいてきます。
せ、せっかく良い席見つけたのに・・・グランドスタンドに退避!!

Japan Cup Race1が始まる直前に雨が降ってくる
Japan Cup Race1が始まる直前に強い雨が降ってくる
雨が降る中行われる Japan Cup Race1
雨が降る中行われる Japan Cup Race1

Japan Cup レース1は雨が降ったり止んだりな状態で行われました。

なんとか雨が降る前にグランドスタンドの屋根の下に戻ってこれました。
雨雲レーダーの真っ赤な部分は幸い避けているようですが、それでも結構降っています。
あまり写真は撮れないですが、大人しくグランドスタンドで観戦しました。

レース中に雨はあがり、徐々に乾いていく路面。
勝敗に大きく左右したのはレインタイヤかスリックタイヤの選択でした。

No.18 TEAM UPGARAGE with ACR/Ferrari 296 GT3
No.18 TEAM UPGARAGE with ACR/Ferrari 296 GT3

総合優勝はNo.18 TEAM UPGARAGE with ACRのFerrari 296 GT3

1位から3位までの表彰台を全てフェラーリが独占・・・!
ポルシェを応援している私には悔しい結果です(苦笑)。

しかしGT4クラスではZENKO RS GARAGE with SUNRISE BLVD.のポルシェ 718ケイマン GT4 RS CSがクラス優勝!

No.82 ZENKO RS GARAGE with SUNRISE BLVD. /Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
No.82 ZENKO RS GARAGE with SUNRISE BLVD. /Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
No.39 TOYOTA GAZOO RACING INDONESIA/GR Supra GT4 Evo 2
No.39 TOYOTA GAZOO RACING INDONESIA/GR Supra GT4 Evo 2

これまでGT4クラスではTOYOTA GAZOO RACING INDONESIAのGR Supra GT4 Evo 2がこのシーズン開幕から連戦連勝で、全勝するのではないか?と思われているところを、718ケイマンが阻止したのです!
これは718ケイマン乗りとして(ベーシックとGT4RS CSは全くの別物ですが)はすごく嬉しい!最高!!

超混雑のピットウォーク
超混雑のピットウォーク

Japan Cup Race1の後はピットウォーク

ピットウォークはその名の通り、観客が普段は立ち入ることができない「ピットレーン」に入って歩くことができる、ファンサービスイベントのこと。

しかし私、完全に出遅れました。
遅めのお昼ごはん食べようかなと思って一度、スタンドを離れようとしてしまいました(苦笑)。
パドック方面に行く長い長い行列ができているのを見て、慌てて最後尾に並びましたが、ピットレーンに着いた頃には超混雑で人、人、人。
お目当てのクルマがどこにあるのかも分かりません。

人気チームのピットには近づくことすらできず

他のお客さんの手を見るとステッカーなどのグッズを持っている人も・・・。
しまった・・・!
ケビン・エストレ選手もファンサービスしていたのかな?
サイン欲しかった・・・いや、何の準備もしていなかったので何に書いてもらうんだって話ですが。
もし来年・・・彼が来日していてチャンスがあったら・・・718ケイマン(ボクスター)のカタログの表紙に書いてもらおうかしら。

勝手分からず右往左往しているうちにピットウォーク終了のお時間に。
つ、次はもう少し早く移動しよう・・・。
良い経験になりました。

ピットウォーク中に唯一撮れたポルシェ、No.666 seven x seven Racing/Porsche 911 GT3 R
ピットウォーク中に唯一撮れたポルシェ、No.666 seven x seven Racing/Porsche 911 GT3 R

Q2スタンドに戻り、鈴鹿1000kmの予選を観覧します。

予選はDay2に行われる決勝レースのスタート順位を決めるためのタイムアタック。

17:05からですので、陽が落ちていき徐々に暗くなる時間。
スポーツカーのような動きが速い被写体をカメラで撮影するのが難しくなっていきます。

Q2スタンドの写真。
写真ではカメラが明るさ補正しているので分かりにくいですが辺りは暗くなってきています。
写真ではカメラが明るさ補正しているので分かりにくいですが辺りは暗くなってきています。
私の推し、ケビン・エストレ選手がドライブするNo.7 ABSOLUTE RACING/PORSCHE 911 GT3 R
私の推し、ケビン・エストレ選手がドライブする
No.7 ABSOLUTE RACING/PORSCHE 911 GT3 R

予選Q2でNo.28 CRAFT-BAMBOO RACINGのMERCEDES-AMG GT3 EVOがクラッシュ!
ドライバーは無事のようで良かった・・・。
その後も赤旗中断が相次ぎ、どんどんコースが暗くなってきました。

No.28 CRAFT-BAMBOO RACING/MERCEDES-AMG GT3 EVO
No.28 CRAFT-BAMBOO RACING/MERCEDES-AMG GT3 EVO クラッシュの瞬間
赤旗中断中
赤旗中断中
徐々に暗くなるコース
徐々に暗くなるコース

赤旗中断が数回起こり、別の意味で観ていてハラハラでしたが、なんとか予選終了。

私にとって初めてのモータースポーツ観戦、1日目が終了しました。
すっかり暗くなり、これからS660を走らせ家に帰らなければなりません。
早く帰ってお風呂入って汗を流したい。
ホテルは・・・取ろうと思ったのですが予約が遅すぎて近くのビジネスホテルでも15,000円くらいしたので帰宅して、また明日も家から来ようと思います。

結局汗びっしょりですが、それでも連日の猛暑日に比べれば過ごしやすくレース観戦に集中できました。
楽しかった・・・!
718ケイマンが活躍してくれたのが本当に良かったです(笑)。

鈴鹿1000kmの次回、Day2の観戦記でまとめて書きますので、是非お楽しみにしてください。

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